ページを公開したらGoogle Search Consoleでインデックス登録をリクエスト

インデックス登録をリクエスト

新しいページを公開したら、Google Search Consoleでインデックス登録をリクエストすることを強くお勧めします。

この操作を行うことで、Googleに新しいページの存在を知らせ、クローラーにそのページを見に来てもらうよう促すことができます。これにより、何もしない場合よりも早く検索結果に表示される可能性が高まります。

リクエスト方法

以下の手順でインデックス登録をリクエストできます。

  1. Google Search Consoleにログインします。
  2. 画面上部にある「URL検査」の検索窓に、公開したページのURLを入力してエンターキーを押します。
  3. 「URLがGoogleに登録されていません」と表示された場合、「インデックス登録をリクエスト」ボタンをクリックします。
  4. これでリクエストは完了です。

通常、リクエスト後すぐにインデックスされるわけではありませんが、Googleのアルゴリズムが評価し、適切だと判断されればインデックスに登録されます。

なぜリクエストしたほうがいいのか?

Googleのクローラーはインターネット上のページを巡回していますが、新しいページは自動的に見つけられるまでに時間がかかることがあります。インデックス登録をリクエストすることで、その待ち時間を短縮し、より早く検索トラフィックを得られるチャンスが増えます。

ただし、リクエストはあくまで「インデックス登録を促す」ものであり、必ずしもインデックスされることを保証するものではありません。ページの品質や内容がGoogleのガイドラインに沿っているかどうかも重要です。

サーチコンソールのリクエストはSEOに影響しますか

サーチコンソールからGoogleにURLのインデックス登録をリクエストすることは、直接的なSEO(検索エンジン最適化)ランキング要因ではありません。ただし、間接的にSEOに良い影響を与える可能性があります。

影響のメカニズム

サーチコンソールの「URL検査ツール」からインデックス登録をリクエストすると、Googleにページの存在を素早く知らせることができます。これは、Googleのクローラーがそのページをまだ発見していない場合や、クロール頻度が低い場合に特に有効です。

  • 素早いインデックス登録:新規作成したページや更新したページが、より早く検索結果に表示されるようになります。
  • クローラーの効率化:Googleはリクエストを受け取ることで、優先的にそのページをクロールしに来る可能性があります。

しかし、このリクエストはあくまで「登録を促す」ものであり、「検索順位を上げる」効果はありません。検索順位は、ページのコンテンツの質、被リンク、ユーザビリティ、E-A-T(専門性・権威性・信頼性)など、200以上の複雑な要因によって決まります。

まとめ

サーチコンソールのリクエストは、ページのインデックス登録を早めるための手段であり、直接的なSEOランキング向上策ではありません。SEOの基本は、ユーザーにとって価値のある高品質なコンテンツを作成し、ウェブサイト全体の健全性を保つことです。リクエストは、その努力がより早くGoogleに認識されるための補助的なツールとして活用するのが適切です。

WordPressをカスタマイズする方法

WordPressをカスタマイズする主な方法と、それぞれの概要、難易度をまとめた表を作成しました。WordPressのカスタマイズは、目的や技術的なスキルレベルに応じて様々なアプローチがあります。

方法概要主な目的難易度
テーマの変更デザインの基本構造、レイアウトを一新します。無料・有料のものが多数あります。デザイン、全体的な機能の変更低〜中
テーマカスタマイザーWordPress標準機能で、テーマの色、フォント、ヘッダー画像などをコードを書かずに変更します。見た目の微調整、ロゴやウィジェットの設定
プラグインの導入既存のWordPressにない機能(お問い合わせフォーム、SEO対策、セキュリティ強化など)を追加します。機能の追加・拡張低〜中
CSSの追加テーマの見た目(色、サイズ、配置など)を細かく調整するために、カスタムCSSを追記します。デザインの微調整
子テーマの使用と編集親テーマを直接編集せず、子テーマを作成し、その中のファイル(functions.php やテンプレートファイルなど)を編集して機能を変更・追加します。機能やレイアウトの変更(テーマのアップデートに備える)中〜高
テーマファイルの直接編集親テーマのファイル(header.php, index.php など)を直接編集します。機能やレイアウトの根本的な変更
カスタムテーマ・プラグイン開発既存のものを使わず、ゼロから独自のテーマやプラグインをPHPなどを使い開発します。独自のデザインと機能の実装最も高

カスタマイズのヒント

  • 簡単な変更から始める場合は、「テーマカスタマイザー」や「プラグインの導入」が最も手軽です。
  • デザインを少し変えたい場合は、「CSSの追加」が強力です。
  • 本格的な機能追加やレイアウト変更を行う際は、テーマのアップデートで変更が消えないように「子テーマの使用と編集」を強くお勧めします。

WordPressテーマ カスタマイズのしやすさ 傾向比較

一般的にWeb上で言われている評判や特徴に基づいて、「コード知識が少ない人が、手軽にデザインを変更できる(=カスタマイズしやすい)」という視点での傾向をまとめています。

順位 (※傾向)テーマ名主な特徴とカスタマイズの傾向
1THE THOR(ザ・トール)専用カスタマイザー機能が非常に豊富で、コードを書かずに細部までデザインを変更できる。多機能ゆえに操作が複雑に感じる場合もあるが、カスタマイズの幅は広い。
2STORK SE(ストークSE)シンプルな構造で、初心者でも迷いにくい設計。ブログ運営に特化した機能が充実しており、特別な知識がなくても見栄えの良いデザインになりやすい。
3Emanon(エマノン)マーケティング・ビジネスサイト向け。専用ブロックやウィジェットが用意されており、必要な要素を簡単に配置できる。多機能なPro版などがある。
4LIQUID PRESS(リキッドプレス)標準機能は抑えつつも、カスタマイズの拡張性が高い。知識があれば自由に変更しやすいが、THE THORほど専用設定項目は多くない傾向。
5RE:DIVER(リダイバー)比較的新しいテーマで、Webサイト制作向けのモダンなデザインが特徴。専用機能でのカスタマイズと、コードカスタマイズのバランスが取れている。
6GOLD MEDIA(ゴールドメディア) / GOLD BLOG(ゴールドブログ)開発元が同じで、多機能性を売りにしていることが多い。多機能ゆえに初心者には難しいと感じる部分もあるが、専用のオプションは用意されている。