SiteOrigin Unwind(WordPressテーマ)のカスタマイズ

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SiteOrigin Unwindの概要

SiteOrigin Unwindをカスタマイズするには、大きく分けて機能面とデザイン性をカスタマイズすることになります。最初に取り組むべきは、テーマカスタマイザーを使う、cssの追加をすることでしょう。どちらも手段が複数ありますので、事前に理解して取り組まれるとよいでしょう。

WordPress.orgSiteOrigin Unwind
有効インストール3,000+
WordPressバージョン4.7
PHPバージョン5.6.20
SiteOrigin Unwind

※最新の情報を公式ページで確認ください

WordPressテーマのカスタマイズ

WordPressテーマのカスタマイズ方法はいくつかあり、目的や技術レベルによって最適な方法が異なります。

一般的なカスタマイズ方法:

  • WordPress管理画面のカスタマイザー:
    • 「外観」>「カスタマイズ」からアクセスできます。
    • サイトのタイトル、ロゴ、色、フォント、背景画像、メニュー、ウィジェットなど、テーマが対応している範囲で視覚的にカスタマイズできます。
    • メリット: コーディングの知識がなくても比較的簡単に操作できます。
    • デメリット: カスタマイズできる範囲はテーマによって異なります。
  • テーマのオプション設定:
    • 多くのテーマには、独自のオプション設定画面が用意されています。
    • 「外観」メニューの下や、個別のメニュー項目として表示されることが多いです。
    • レイアウト、投稿・固定ページの表示設定、広告設定など、テーマ固有の詳細な設定が可能です。
    • メリット: コーディングなしで高度なカスタマイズができる場合があります。
    • デメリット: オプションの項目や内容はテーマによって大きく異なります。
  • CSSの編集:
    • 「外観」>「カスタマイズ」>「追加CSS」からCSS(カスケーディングスタイルシート)を記述することで、デザインを細かく調整できます。
    • メリット: デザインに関する幅広いカスタマイズが可能です。
    • デメリット: CSSの知識が必要です。
  • テーマファイルの編集:
    • FTPソフトなどを利用して、テーマのPHPファイルやCSSファイルを直接編集する方法です。
    • メリット: サイトの構造や機能を根本的に変更できます。
    • デメリット: PHP、HTML、CSSなどの専門知識が必要です。誤った編集はサイトの表示を壊す可能性があります。初心者には推奨されません。
  • 子テーマの利用:
    • 親テーマを直接編集するのではなく、子テーマを作成してカスタマイズする方法です。
    • 親テーマがアップデートされても、子テーマで行ったカスタマイズは上書きされずに残ります。
    • メリット: 親テーマのアップデートに影響を受けずにカスタマイズできます。
    • デメリット: ある程度の知識が必要です。

テーマカスタマイザー

プラグインを利用すれば高度なカスタマイズが可能になります。プログラムスキルをお持ちの場合は、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるカスタマイズになります。コードを直接編集する方法はリスクも高いので、よく理解されている方以外にはおすすめできません。

SiteOrigin Unwindはカスタマイズが充実しているのでオリジナル性にこだわりたいアフィリエイターにおすすめのテーマです。ディフォルトにはない Theme Settings や Page Template Setting がカスタマイズとして装備されています。

SiteOrigin Unwind のテーマカスタマイザーの内容です。

Theme Settings
(テーマ設定)
Branding(ブランディング)
 - ヘッダーにロゴを表示
 - Retina(高解像度・ハイコントラスト)用ロゴ

Fonts(フォント)
 - 詳細フォント(細部に使用)
 - メインフォント(本文に使用)
 - 見出しフォント(見出しに使用)
 - 明るい文字色(細部に使用)
 - 中間の文字色(本文に使用)
 - ダークな文字色(見出しに使用)

Header(ヘッダー)
 ヘッダーデザイン
  - ヘッダー上部メニュー
  - ヘッダー下部メニュー
  - メニューをヘッダー中央に表示
  - メニューとロゴのインライン化

Navigation(ナビゲーション)
 - メニュー検索(メニューに検索を表示)
 - 固定メニュー(メニューを画面上部に貼りつける)

Icons(アイコン)
 - モバイルメニューアイコン
 - フルスクリーン検索アイコン
 - メニュー検索アイコン
 - メニューを閉じる検索アイコン

Layout(レイアウト)
 メインサイドバーの位置(左・右)

Blog(ブログ)
 - ブログホームページの Jetpack アイキャッチコンテンツスライダー。
 - Jetpack のアイキャッチコンテンツスライダー画像オーバーレイ。また、ポストループウィジェットのスライダーにも適用されます。
 - アーカイブ投稿のアイキャッチ画像
 - 個別投稿のアイキャッチ画像
 - 投稿コンテンツ
  ブログやアーカイブページでの投稿内容の表示方法を選択
 - 抜粋の長さ
  手動で記事の抜粋が追加されていない場合は、記事の抜粋が生成されます。抜粋の文字数を選択
 - 記事の抜粋 続きを読む リンク
 - 個別投稿とアーカイブ投稿の日付
 - 個別投稿とアーカイブ投稿のカテゴリ

Footer(フッター)
 フッターテキスト
 - プライバシーポリシーリンク
 - フッターの幅を制限
Page Template Setting
(ページテンプレート)
Blog page(ブログページ)
 固定ページレーアウト
 - ページタイトル
 - ヘッダー下マージン
 - ヘッダー上マージン
 - ヘッダー
 - フッターウィジェット

Searc Results(検索結果)
 固定ページレイアウト
 - ページタイトル
 - ヘッダー下マージン
 - フッター上マージン
 - ヘッダー
 - フッターウィジェット

Not Found(見つかりません)
 固定ページレイアウト
 - ページタイトル
 - ヘッダー下マージン
 - フッター上マージン
 - ヘッダー
 - フッターウィジェット
サイト基本情報サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定
色を選択
背景画像メディアライブラリから背景画像を選択
メニューPrimary Menuで対応
ウィジェットSidebar
Footer
Mashead
SiteOrigin Unwind のカスタマイザー

css(スタイルシート)でカスタマイズ

部分的に色を変更したり、背景や囲みを装飾、文字の大きさを変更したりしたいのであればcss(スタイルシート)を追加することになります。「スタイルシート・css」記述するには、「テンプレートファイルに直接記述」する、「テーマカスタマイザーで記述」する。「プラグインを使って記述」などの方法があります。

ブロックエディタ対応のテーマではブロックごとにタイポグラフィ(「文字や文章を読みやすく、または美しく見せるための技術」)を指定できるので、文字の大きさや色を指定したい場合は、こちらを利用されたほうが良いでしょう。

注意点)スタイルシート・cssが大きくなりすぎると表示速度に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。

テーマカスタマイザーの「css追加」は複雑なコード編集は、編集エリアが狭く操作しづらいですが、テーマの更新よって上書きされることはありません。逆にテンプレートファイルの「style.css」は上書きされるので、子テーマで対応するか、バックアップをとり対応するかになります。推奨は「css追加」となっています。

css(スタイルシート)を追加するには、ダッシュボードの 外観 → カスタマイズ → 追加css と進みコードを追加します。スタイルシートを適用させるには編集ブロックに 高度な設定で 「追加 css クラス」にクラス名を記述します。スタイルはブロック対して適用されるようになっています。複数のブロックに適応させたいならブロックをグループ化しておきます。

ページごとに css を記述したい場合はプラグインを利用すると良いでしょう。「VK All in one Expansion Unit」の cssカスタマイズ を有効にしておくと、ページごとに スタイルシートを追加することができます。

テーマによってはあらかじめ、ページごとに css を記述できるようにしたものもあります。複雑なデザインを施したいサイトの場合はこちらを選ぶとよいかもしれません。

テンプレートファイル(PHP)でカスタマイズ

テンプレートファイル(テーマファイル)のカスタマイズは、外観 → テーマファイルエディタで編集することになります。テンプレートファイルの構成は各テーマによって異なっていますが概ね以下のようなファイルで構成されています。

  • スタイル(style.css)
  • テーマの関数
  • 404テンプレート
  • コメント
  • テーマフッター
  • テーマヘッダー
  • 検索フォーム
  • 単一テンプレート

テンプレートファイルを直接編集してカスタマイズすることもできます。ただ、この方法は高度な知識を必要とされますので、十分な知識をお持ちの方におすすめなります。記述ミスによって画面が表示されなくなったり、管理画面にログインすらできなくなったりすることもあります。

子テーマを作成する

テンプレートファイルを直接編集してサイトを運用するなら子テーマを作成しましょう。なぜならWordPressは頻繁にアップデートが繰り返されソースコードが上書きされてしまい、再びカスタマイズをしなければならなくなってしまうからです。

「子テーマ」は、WordPressでウェブサイトやブログのデザイン・レイアウトを構築する際に、「親テーマ」と連動して機能するもうひとつのテーマです。 WordPressのデザインテンプレートは、「テーマ」を有効化させることで構築されます。

WordPressのカスタマイズ手順

WordPressをカスタマイズするには下記の手順で行うとよいでしょう。

  1. WEBサイトの構成を考える (※注1)
  2. 不要な機能を削除する
  3. 必要な拡張機能(プラグイン)を追加する
  4. グローバルナビゲーションやサイドメニューを作る
  5. TOPページを作る
  6. 企業サイトなどは、会社案内や事業内容などを作る
  7. お知らせや、ブログ(製品やサービスをカテゴリーに構成する)を設置する

※ 注1)固定ページ・投稿ページのコンテンツを書き出す。そしてカテゴリーやタグを振り分ける。などの設計書・制作ガイドラインを作成しておくと作業をスムースに進めることができ、修正が発生しても最小限の工程で完結できるようになります。

WordPress運用のポイント

WordPressは非常に人気のあるコンテンツ管理システム(CMS)で、ブログやウェブサイトの作成・運営に広く利用されています。そんなWordPressの運用にあたっては考慮すべきポイントがいくつかあります。

テーマの選定とカスタマイズ】適切なテーマを選び、必要に応じてカスタマイズすることで、サイトのデザインやユーザビリティを向上させることができます。

【プラグインの管理】必要な機能を追加するためにプラグインを使用しますが、不要なプラグインは削除し、定期的に更新することが推奨されます。これにより、セキュリティリスクを軽減できます。

※有料WordPressテーマはカスタマイズが容易で、豊富な機能が装備されているのでおすすめといえるでしょう。

【定期的なバックアップ】データの損失を防ぐために、定期的にバックアップを取ることが重要です。プラグインを利用することやレンタルサーバーのバックアップを活用しましょう。

セキュリティ対策】WordPressは人気があるため、攻撃の対象になりやすいです。セキュリティプラグインの導入や、定期的なパスワード変更、SSL証明書の導入などが推奨されます。

パフォーマンスの最適化】サイトの表示速度を向上させるために、キャッシュプラグインの利用や画像の最適化を行うことが重要です。

【SEO対策】検索エンジン最適化(SEO)を意識したコンテンツ作成や、SEOプラグインの活用が重要です。これにより、検索結果での表示順位を向上させることができます。

ユーザーエンゲージメント】コメント機能やSNSとの連携を活用し、訪問者とのコミュニケーションを促進することも大切です。

※SEO対策やSNSとの連携は専門知識も要求されます、外部サービスの利用を検討されてはいかがでしょう。