2万人を超えるユーザーが選んだSEOテンプレート【賢威】-WordPress有料テーマ
賢威とは
WordPressテーマ「賢威(けんい)」は、株式会社ウェブライダーが開発・販売している有料のWordPressテーマです。
主な特徴は以下の通りです。
- SEOに強い:
- SEO(検索エンジン最適化)に特化しており、検索上位表示を目指しやすいように設計されています。
- SEO内部対策が施されており、SEOに関する知識が深くなくても、サイトのSEOを強化できると言われています。
- 購入特典としてSEOマニュアルやコンテンツ制作マニュアルが付属しており、SEOの基礎から学ぶことができます。
- サポート体制が充実:
- 「賢威フォーラム」という購入者専用のサポートフォーラムが用意されており、SEOやWordPressに関する疑問を専門家から回答してもらうことができます。
- 無料のバージョンアップにも対応しており、長期的に安心して利用できます。
- カスタマイズ性が高い:
- シンプルで洗練されたデザインが特徴で、HTMLやCSSの知識があれば自由にカスタマイズしやすいように作られています。
- ページごとにレイアウトを変更したり、色設定を調整したりと、細かな設定が可能です。
- 多機能:
- タグ管理(広告管理)やCTA(行動喚起)などの機能が備わっています。
- 賢威8では、トップページヘッダーへのスライダー・動画設定、テーマ色の簡単設定、リンクカード機能、スマホ用フッターパネル、投稿者情報表示、投稿一覧のカード型表示など、多くの機能が追加されています。
- 賢威8からブロックエディタ(Gutenberg)に正式対応しており、独自のブロックも用意されています。
- 長期的な実績と信頼性:
- 15年以上の販売実績を持ち、2万人以上のユーザーに支持されているロングセラーテーマです。
- SEO業界で有名な松尾茂起氏/株式会社ウェブライダーが監修・開発しており、プロ仕様の品質が評価されています。
賢威は、特に以下のような方におすすめです。
- SEOに力を入れて検索上位表示を目指したい方
- サイト運営を通じて集客や収益化をしたい方
- SEOの知識を深めながらサイトを構築したい初心者の方
- サポートが充実したテーマを使いたい方
- 複数サイトで利用したい方(1つ購入すれば複数サイトで利用可能)
一方で、他のWordPressテーマと比較すると価格がやや高め(約27,280円)という点が挙げられます。また、デザインは良くも悪くもシンプルなので、デザイン性を最重視する方よりも、SEOの強さを求める方に向いています。
料金
WordPressテーマ「賢威(ケンイ)」の料金は、27,280円(税込)です。
これは買い切り価格で、一度購入すれば以下のような特典が含まれています。
- WordPress版およびHTML版のテンプレート
- SEOマニュアル(PDF形式:「内的/外的SEOマニュアル」)
- 賢威フォーラムの利用権
- 無料バージョンアップ対応(原則として追加料金なしで最新版を利用可能)
- ライセンス:購入者自身が運営する複数サイトでの利用が可能(利用サイト数無制限)
補足情報
- 販売元は株式会社ウェブライダーです。
- 価格は他の多くの有料WordPressテーマと比較すると高めの設定ですが、SEOに特化したテーマとしての実績や、無料での永久バージョンアップ対応などが特徴です。
- 特定のレンタルサーバー(例:お名前.comの一部プラン)を利用している場合、特別価格で購入できる場合があります。
利用数
検索結果によると、賢威は2007年の発売から長きにわたり運営を続け、約3万人のユーザーに利用されてきた、という情報があります(直近の販売終了の告知記事による)。
また、過去の情報としては累計27,000ユーザー以上という記載も多く見られます。
賢威は1度購入すれば、本人所有のサイトであれば複数利用が可能であるという特徴があります。
賢威の注意点
「賢威」は、SEOに強いと評判の有料テーマですが、いくつか注意点があります。
1. デザインとカスタマイズ性
- デザインがシンプルすぎる、他のサイトと被りやすい: 賢威のデザインは非常にシンプルです。これはSEOに特化しているためとも言えますが、デザイン性を重視する方には物足りなく感じるかもしれません。また、多くのサイトで使われているため、デザインが他のサイトと被ってしまう可能性もあります。
- カスタマイズにHTML・CSSの知識が必要: WordPressのカスタマイザーで変更できる項目は限られており、ロゴやメインビジュアル、色の変更程度です。より細かなデザイン変更や機能追加を行うには、HTMLやCSSの知識が必須となります。初心者の方にはハードルが高いと感じるかもしれません。
- ブロックエディタへの対応: 賢威はブロックエディタに完全には対応しておらず、クラシックエディタでの利用を前提としている部分があります。ブロックエディタを積極的に活用したい方にとっては、使い勝手が悪いと感じる可能性があります。
2. 機能面と使い勝手
- 機能が少ないと感じる場合がある: 他の多機能なWordPressテーマと比較すると、賢威は標準で搭載されている機能が少ないと感じるかもしれません。例えば、吹き出し機能や装飾のバリエーションが少ないといった声もあります。
- 「All In One SEO Pack」などのSEOプラグインとの併用は推奨されない: 賢威自体に強力なSEO機能が組み込まれているため、「All In One SEO Pack」のようなSEO系プラグインを併用すると、機能が重複してSEO的にマイナスになる可能性があります。賢威の公式でも非推奨とされています。
3. 価格とサポート
- 価格が他の有料テーマより高め: 賢威は他の有料WordPressテーマと比較して、価格がやや高めに設定されています(27,280円前後)。
- サポートについて: 賢威には初心者専用のフォーラムがあり、そこで質問をして解決できることが多いですが、電話サポートはありません。HTMLやCSSの知識がない場合、フォーラムでのやり取りだけでは解決が難しいと感じることもあるかもしれません。
4. 利用規約に関する注意
- アダルトサイト・公序良俗に反するサイトでの使用禁止: 賢威はアダルトサイトや公序良俗に違反するサイトでの使用を禁止しています。利用規約をしっかり確認する必要があります。
- サイト売買時のライセンス: 賢威のライセンスは、サイトを売買する際に譲渡先が別途購入する必要があります。
まとめ
賢威は「SEOに強い」という明確な強みを持つテーマですが、その反面、デザインの自由度やカスタマイズの手軽さ、ブロックエディタへの対応といった点で、他のモダンなWordPressテーマとは異なる特徴を持っています。
もしあなたが、
- HTMLやCSSの知識があり、デザインを自分でカスタマイズできる
- SEO対策を最優先に考えている
- シンプルで堅実なサイトを構築したい
のであれば、賢威は強力な選択肢となるでしょう。
しかし、
- デザイン性やカスタマイズの手軽さを重視する
- HTMLやCSSの知識に自信がない
- ブロックエディタを積極的に使いたい
といった場合は、賢威以外のテーマも検討することをおすすめします。
口コミと評判
WordPressテーマ「賢威」の口コミや評判について、メリットとデメリットをまとめました。
メリット:賢威の良い口コミ
- SEOに強い構造
- 長年の販売実績と信頼があり、検索エンジンに評価されやすいように設計されています。
- 余計な装飾がなく、HTMLのソースコードが軽くて無駄がないため、サイトの表示速度が速い点も高評価です。
- 充実したサポートとマニュアル
- 購入者専用のサポートフォーラムが利用でき、分からないことを質問して専門家からの回答を得られます。
- 「SEOマニュアル」や「コンテンツ制作マニュアル」が付属しており、テーマの使い方だけでなく、SEOの本質や集客・収益化のためのノウハウを学べると評判です。
- 長期的に使える
- 一度購入すれば、その後のバージョンアップが無料で提供されます。
- サポート体制も継続して利用できるため、時代の変化に合わせて長期的にサイトを運用したい人にとって安心できるポイントです。
デメリット:賢威の悪い口コミ
- デザインがシンプルすぎる
- 良く言えば「シンプルで応用が効く」、悪く言えば「地味でデザイン性が低い」と感じる人が多いようです。
- 他の人気テーマと比べて、カスタマイズ項目が少なく、自分好みのデザインにするにはHTMLやCSSの知識が必須となります。
- 初心者には難しい
- 初期設定のままではデザインが物足りず、カスタマイズにはプログラミング知識が求められるため、全くの初心者が使いこなすのは難しいという声があります。
- テーマの機能を最大限に活かすには、マニュアルを読み込んでSEOの知識を学ぶ姿勢も必要になります。
- 価格が高い
- 他の有料テーマが1万円台で購入できるのに対し、賢威は27,280円(税込)と高めです。
- 価格に見合った価値があるかどうかは、SEOやサイト制作の知識を本気で学びたいかどうかで意見が分かれます。
まとめ
賢威は、SEOに強いサイトを構築し、長期的に運用したい人におすすめのテーマです。特に、付属のマニュアルやサポートフォーラムを活用して、本格的にSEOを学びたい人には大きなメリットがあります。
一方、デザインの美しさや手軽なカスタマイズを重視する人、プログラミング知識がない人にとっては、使いこなすのが難しく、価格も高く感じられるかもしれません。
もし「賢威」の利用を検討しているなら、ご自身の目的やスキルレベルと照らし合わせて判断すると良いでしょう。
公式テーマや無料テーマのデメリット

WordPressの公式テーマや無料テーマには、いくつかのデメリットがあります。主な点をまとめると以下のようになります。
無料テーマ(公式ディレクトリ含む)の主なデメリット
- 機能性やカスタマイズ性の制限
- 有料テーマに比べて、提供される機能やデザインオプションが限られていることが多く、理想とするウェブサイトを構築するために追加の作業やコーディング知識が必要になる場合があります。
- デザインのユニークさに欠ける:多くの人が利用するため、他のサイトとデザインが似通ってしまう可能性があります。
- サポート体制の不足
- 公式なサポートデスクがない:問題が発生した場合、テーマ開発者からの直接的なサポートは期待できません。公式フォーラムやコミュニティなどの情報に頼る必要があります。
- アップデートの頻度と保証
- アップデートが不定期または停止するリスク:開発者のモチベーションやリソースに依存するため、テーマの更新が途絶えがちになることがあります。
- セキュリティリスク:アップデートがされないテーマは、WordPress本体やプラグインの新しいバージョンとの互換性問題や、セキュリティの脆弱性が放置されるリスクがあります。
- 全体の完成度や細かい設定の自由度
- デザインの細かい部分(例:コメント欄、SNSボタンのオン・オフなど)を自由に設定できないなど、痒いところに手が届かないことがあります。
- 著作権表示や広告
- テーマによっては、フッターなどに開発者や提供サービスの著作権表示(クレジット)が消せない、または削除が有料となっている場合があります。
公式テーマ(無料で提供されているもの)に関する追加の留意点
公式テーマはWordPressの基準を満たしており、一定の品質やセキュリティは保たれていますが、無料テーマ全般のデメリットに加え、以下の点も考慮されることがあります。
- デザインがシンプルで汎用性が高い:多くの公式テーマは、ユーザーが自由にカスタマイズできることを前提に、あえてシンプルな設計になっています。そのため、そのままではデザイン面で物足りなさを感じる場合があります。
- 海外製が多く日本語情報が少ない:公式ディレクトリには海外製のテーマも多く、日本語に対応していない、または利用情報が少ない場合があります。
まとめ
特に企業サイトや収益化を目指すサイトなど、高い機能性、デザイン性、セキュリティ、手厚いサポートが必要な場合は、有料テーマの検討も視野に入れることが推奨されます。
一方、個人的なブログや小規模なサイトであれば、公式テーマや信頼できる無料テーマでも十分に運用可能です。ただし、その場合、カスタマイズやトラブル解決に必要な知識は自分で調達する必要があります。
WordPressの公式テーマ(無料)と有料テーマを比較すると、主に費用、機能・カスタマイズ性、サポート、デザインなどの点で違いがあります。
以下に主な比較ポイントをまとめます。
| あなたの状況 | 推奨されるテーマ |
| 予算をかけたくない、個人ブログ、シンプルなサイトで十分、自分でカスタマイズできる知識がある | 公式テーマ(無料) |
| ビジネスサイトや本格的なサイトを構築したい、デザインの独自性を出したい、豊富な機能やカスタマイズ性が欲しい、初心者でサポートが必要、時間と労力を節約したい | 有料テーマ |
最終的には、あなたのサイトの目的、予算、求める機能、そしてウェブサイト構築のスキルレベルに応じて、最適なテーマを選択することが重要です。有料テーマを選ぶ場合は、評判やサポート体制、アップデートの頻度をしっかり確認することをお勧めします。
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補足情報
- ザ・トール: SEOと収益化を最重視する設計で、アフィリエイターやブロガーに人気が高いテーマです。
- エマノン: 特にBtoBやサービス業など、Webからの顧客獲得(リードジェネレーション)を重視するビジネスサイト構築に適しています。
- ストークSE: モバイルでの見やすさに徹底的にこだわり、余計な装飾を排したデザインが特徴です。商品の魅力を際立たせたいサイトにも向いています。
- リキッドプレス: 豊富なラインナップの中から目的特化型のテーマを選べるのが大きなメリットです。例えば、ニュースサイトならLIQUID MAGAZINE、企業サイトならLIQUID CORPORATEなどがあります。




