2010年版の WordPressデフォルトテーマ「Twenty Ten」
Twenty Ten は2010年の デフォルトテーマ
2010年版の WordPress テーマ「Twenty Ten」は、スタイリッシュで、カスタマイズ可能で、簡潔で、読みやすいデザインです。カスタムメニュー、ヘッダー画像、背景をあなたなりにアレンジしてみてください。Twenty Ten テーマでは6つのウィジェットエリア (サイドバーに2つ、フッターに4つ) と、アイキャッチ画像 (ギャラリー投稿のサムネイルと、投稿やページのカスタムヘッダー画像) に対応しています。印刷用、管理画面のビジュアルエディター用、アサイドおよびギャラリーカテゴリー用のスタイルシートが用意されています。また、サイドバーを取り去った1カラムページのテンプレートもあります。
Twenty Ten
2010年版の WordPress テーマ「Twenty Ten」は、スタイリッシュで、カスタマイズ可能で、簡潔で、読みやすいデザインです。初公開から10年以上経過しましたが、現在でも更新が続けられています。ブロックエディタは問題なく編集できるようですが、プラグインによっては問題があるかもしれません。
WordPress.org | Twenty Ten |
バージョン | 4.0 |
最終更新日 | 2023年11月7日 |
有効インストール | 70,000+ |
WordPressバージョン | 3.0以上 |
PHPバージョン | 5.2.4以上 |
Twenty Ten のカスタマイズ
サイト基本情報 | サイトのタイトル キャッチフレーズ |
色 | 色を選択 |
ヘッダー画像 | 940 x 198 推奨 |
背景画像 | 画像を選択 |
メニュー | 1か所 |
ウィジェット | ウィジェットエリア1,2 フッターウィジェットエリア1~4 |
Twenty Ten のウィジェット
ウィジェットエリア1と2は右サイドバー、フッターウィジェットエリア1~4はフッター部に表示されます。
WordPressのテーマを変更する手順
テーマを変更するには、管理画面からダウンロードし有効化するという流れになるのですが、いきなり有効化するのは少しリスクがあります。ウイジェットなどはテーマによって取り扱いが異なります、そこで以下の手順で変更されることを推奨します。
- 変更前にバックアップする
- ダッシュボード・外観 よりテーマディレクトリにアクセスする
- ライブプレビューを確認し表示の調整を行う
- 有効化して公開
- 公開後の確認作業を行う
※ライブプレビューで確認して表示の調整をするには、ダッシュボードの 外観 画面でインストールしたテーマの有効化ボタンの右側 ライブプレビューボタンをクリックします。
テーマカスタマイザーによる調整ができるので、修正が終わったら左上部の「有効化して公開」ボタンをクリックします。公開後にはスタイルシートを修正、確認、設定します。以下の点については公開後早期にチェックするようにしましょう。
- 外部のツールと連携している場合は正しく動作しているか
- スタイルシートが正しく設定されているか
- 不要なプラグインは削除する。
WordPressテーマの選び方
テーマを選ぶ際にはにはレスポンシブデザインかどうかは着目しましょう。レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット・PC別に1つのデザインで表示できるようにしたものです。サイトの内容によってはスマホユーザーが少ないこともあるでしょうが、Googleはモバイル端末での表示を標準と考えていますので、この点からも対応すべきポイトです。
- レスポンシブデザインなのか
- デザインをカスタマイズしやすいか
- ダウンロード数(利用されている数)が多いのか
- ブロックエディタに対応しているのか
- 日本語に対応しているのか
- テーマは安全なのか
有料テーマ | 無料テーマ | 公式テーマ |
---|---|---|
WordPress有料テーマはおしゃれでカスタマイズしやすいのが大きなメリットです。 WEBサイト運用するための機能も標準として装備されているので、プラグインの追加をしなくても十分使用することが可能です。 無料テーマはシンプルなものが多く、他のサイトとデザインが同じようになってしまうこともあります。 しかし、有料テーマであればカスタマイズしやすくなっているため、好みのサイトを作成しやすいのが特徴です。 | WEB制作会社から配布される無料テーマもあります。無料とは思えないほど機能やデザインが充実しているテーマもあります。ただし、無料がゆえに途中で更新がストップしたり、開発が終了されることもあります。無料テーマは開発者の宣伝や有料版へのステップとして提供されていることもあると認識しておきましょう。 無料テーマのデメリットとしては、製品版のお試し(機能が制限されたり)として配布されたり、個人的に配布されたりしていて、サポートや更新が終了してしまうことがあります。 | 公式テーマは、日本語に対応しているのか確認しましょう、開発が海外の場合、日本語表示等に考慮されていない場合もあります。また、テーマ内の説明も日本語でないことも多いようです。 ディレクトリ登録時に事前に審査が行われるので、製作者サイトからの直ダウンロードに比較すれば安全といえるでしょう。 デザインや機能は育て上げる面もあり初心者にはハードルが高いかもしれません。サポートはありませんのでwordpress.orgやネットから情報か自力で解決しなければなりません。 |
WordPressテーマを安全に運用する
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズしたい部分だけを付け加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。