WP Fastest CacheはWordPressを高速化するキャッシュプラグイン
WordPress サイトを高速化するために開発された WordPress キャッシュ プラグイン、WP Fastest Cachです。
WordPressキャッシュとは、WordPressサイトの表示速度を向上させるために、一度アクセスしたWebページのデータを保存する機能です。
キャッシュを使用することで、同じWebページにアクセスする際にキャッシュからデータを取得できるため、通常よりも速い読み込み速度でページが表示されます。
WP Fastest Cache
WP Fastest Cache
- WP Fastest Cache
- WordPress Version / 3.3
- Tested up to / 6.7.1
- Active installations / 1百万以上
- 評価 / 5つ星中4.9つ星
- サポートフォーラム
キャッシュの管理には、キャッシュ系のプラグインを使用します。WP Fastest Cache、WP Super Cache、W3 Total Cacheなどが代表的なプラグインです。
WP Fastest Cacheの使い方
WordPressのキャッシュとは、WordPressサイトの表示速度を向上させるために、一度アクセスしたページの情報を保存する仕組みです。
キャッシュの仕組みは次のとおりです。
- ユーザーがWordPressサイトにアクセスする
- WordPress内に保存されているファイルを使って、該当のWebコンテンツを組み立て、ユーザーのブラウザに転送する
- 2回目以降のアクセスでは、キャッシュからデータを取得してページを表示する
キャッシュを使用することで、ページビューの生成に必要な作業量を抑え、WordPressサイトの高速化やウェブサーバーの負荷軽減を図ることができます。
WP Fastest Cacheをインストールし有効化したら、ダッシュボード → WP Fastest Cache と進めます。
設定タブのシステムキャッシュ 有効化 にチェックをします。以後の項目も必要に応じてチェックをすると良いでしょう。
他の設定タブ、キャッシュを削除、画像の最適を設定するにはプレミアム版が必要になります。
集客・収益の向上に貢献するWordPress
中小企業や個人事業でWEBサイトを運用する理由は、自社の商品やサービスの認知を広げたり、サイトがあることで信頼感の増加により新規取引への期待になることでしょう。
あるアンケートによると経営者の多くが発注する際に「取引先のサイトを参考にする」と回答しています。そこでおすすめなのがWordPressによるコーポレートサイトやビジネスサイトの運用です。なかでもおすすめなのは、有料テーマを利用した運用です。
コーポレートサイトは企業の顔とも言えるため、企業のイメージに沿ったデザインが求められます。有料テーマは多くのデザインが用意されていて、自社のイメージに沿ったデザインを選びやすくなっています。
デザイン着せ替え機能付きビジネス向けテーマ「ザ・トール」、検索エンジンからの集客マニュアルがついている「賢威」、CTAやランディング・資料請求ページなどWEB集客機能が充実したテーマ「エマノン」、多言語が可能な企業サイト用テーマ「LIQUID PRESS」がおすすめになります。
プラグインのメリットとデメリット
WordPressプラグインとは、「WordPressの機能を拡張するもの」です。 WordPressは、標準搭載する機能を最低限に抑えて、用途に応じてプラグインで機能拡張するように設計されています。注意したいのが、互換性エラーです。互換性エラーとは、例えば古いままのテーマやプラグインが、最新のWordPressバージョンに適合していないために起こるエラーのことです。プラグインの多くは有志が提供しているもので、更新やサポートは作成者にゆだねられています。 プラグインに依存した機能の実装を行うと、作成者による更新が止まってしまった場合、セキュリティやWordPressのバージョンアップに対応できなくなることがあります。その点有料WordPressテーマは最初から機能が拡張され、継続して更新されるのでトラブルのリスクが低くなっています。
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる
デメリット
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わることがある
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法
WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう。
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