WordPressの一般設定はどう設定する
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WordPressの一般設定
WordPressの一般設定は、サイトの基本的な情報や動作に関わる重要な項目です。以下に各項目の設定方法とポイントを詳しく説明します。
WordPressの一般設定:各項目の解説と設定のポイント
WordPressのダッシュボードから「設定」>「一般」と進むと、一般設定画面が表示されます。
1. サイトのタイトル (Site Title)
- 設定内容: ウェブサイトの名前です。検索エンジンの結果やブラウザのタブ、サイトのヘッダーなどに表示されます。
- 設定のポイント:
- 短く、分かりやすい名前: サイトの内容を簡潔に表す名前にしましょう。
- SEOへの影響: 検索エンジンはサイトタイトルを重視します。キーワードを含めることも有効ですが、不自然にならないように注意しましょう。
- ブランディング: サイトのブランドイメージに合った名前にします。
2. キャッチフレーズ (Tagline)
- 設定内容: サイトの簡単な説明文です。サイトのタイトルを補足する役割を果たします。
- 設定のポイント:
- サイトの目的や内容を具体的に: 何のサイトなのか、訪問者が何を得られるのかを分かりやすく記述します。
- SEOへの貢献: 関連キーワードを含めることで、検索エンジンからの評価を高める可能性があります。
- 魅力的で簡潔に: 訪問者の興味を引くような、短く魅力的なフレーズを心がけましょう。
3. WordPress アドレス (URL) (WordPress Address (URL))
- 設定内容: WordPressのコアファイルがインストールされているディレクトリのURLです。通常、サイトアドレスと同じになります。
- 設定のポイント:
- 変更は慎重に: ここを変更すると、サイトがアクセスできなくなる可能性があります。通常は初期設定のままで問題ありません。
- サブディレクトリやサブドメインにインストールした場合: そのURLを正確に記述します。
- SSL (HTTPS) 化: HTTPSでアクセスするように設定している場合は、「https://」から始まるURLに変更します。
4. サイトアドレス (URL) (Site Address (URL))
- 設定内容: 訪問者がウェブサイトにアクセスする際のURLです。
- 設定のポイント:
- WordPressアドレスと異なる場合: 例えば、WordPressファイルをサブディレクトリに置き、サイトはルートドメインで表示させたい場合などに設定します。
- SSL (HTTPS) 化: WordPressアドレスと同様に、HTTPSでアクセスするように設定している場合は「https://」から始まるURLに変更します。
- URLの正規化: 「wwwあり」か「wwwなし」のどちらかに統一し、検索エンジンに正しく認識されるように設定します。
5. 管理者メールアドレス (Administration Email Address)
- 設定内容: WordPressからの通知(新しいユーザー登録、コメントのモデレート、更新情報など)が送信されるメールアドレスです。
- 設定のポイント:
- 常に確認できるメールアドレス: 重要な通知が届くため、日常的にチェックしているメールアドレスを設定しましょう。
- セキュリティ: 公開されないメールアドレスですが、乗っ取りなどの際に復旧に必要となる場合があるため、安全なメールアドレスを選びましょう。
6. メンバーシップ (Membership)
- 設定内容: 誰でもサイトに登録できるかどうかを設定します。
- 設定のポイント:
- 「誰でもユーザー登録ができる」にチェック: ユーザーにコメント投稿やその他の機能を利用させたい場合にチェックします。会員制サイトを構築する場合も必須です。
- チェックしない: 一般的なブログやコーポレートサイトでは、スパム対策のためチェックを外しておくのが一般的です。
7. 新規ユーザーのデフォルト権限グループ (New User Default Role)
- 設定内容: 新規登録したユーザーにデフォルトで割り当てる権限を設定します。
- 設定のポイント:
- 購読者 (Subscriber): 記事の閲覧のみが可能な最低限の権限です。コメント投稿を許可する場合などに適しています。
- 寄稿者 (Contributor): 記事を作成できますが、公開はできません。管理者による承認が必要です。
- 投稿者 (Author): 記事の作成と公開ができます。
- 編集者 (Editor): 他のユーザーの記事を含め、すべての記事の編集・公開ができます。
- 管理者 (Administrator): サイトのすべての設定変更、プラグインのインストール、テーマの変更など、あらゆる操作が可能です。最も強力な権限です。
- 推奨: 一般的なサイトでユーザー登録を許可する場合は「購読者」に設定し、特別な権限が必要なユーザーには後から手動で変更するのが安全です。
8. サイトの言語 (Site Language)
- 設定内容: WordPressの管理画面の言語を設定します。
- 設定のポイント:
- 日本語: 日本語で管理画面を使用する場合は「日本語」を選択します。
- 変更の影響: ユーザーが閲覧するサイトの言語には影響しません。あくまで管理画面の言語設定です。
9. タイムゾーン (Timezone)
- 設定内容: サイトの時刻表示に使用するタイムゾーンを設定します。
- 設定のポイント:
- 日本の場合: 「東京」を選択するか、「UTC+9」を選択します。
- 記事の公開時刻: タイムゾーンが正しく設定されていないと、予約投稿や記事の公開時刻がずれる原因になります。
10. 日付形式 (Date Format)
- 設定内容: サイト内で表示される日付の形式を設定します。
- 設定のポイント:
- 複数選択肢: WordPressが提供するいくつかの形式から選択できます。
- カスタム: 独自の形式を定義することも可能です。例えば、「Y年n月j日」と入力すると「2025年7月16日」と表示されます。
- 例:
Y/m/d
-> 2025/07/16jS F Y
-> 16th July 2025Y年n月j日
-> 2025年7月16日
11. 時刻形式 (Time Format)
- 設定内容: サイト内で表示される時刻の形式を設定します。
- 設定のポイント:
- 複数選択肢: WordPressが提供するいくつかの形式から選択できます。
- カスタム: 独自の形式を定義することも可能です。例えば、「H:i」と入力すると「17:19」と表示されます。
- 例:
g:i a
-> 5:19 pmH:i
-> 17:19
12. 週の始まり (Week Starts On)
- 設定内容: カレンダーなどで週の開始曜日を設定します。
- 設定のポイント:
- 日本の場合: 一般的に「月曜日」または「日曜日」ですが、日本では「日曜日」がカレンダーの始まりとして慣習的です。
設定後の注意点
- 変更を保存: 各項目を変更したら、必ずページ下部の「変更を保存」ボタンをクリックしてください。
- URLの変更: WordPressアドレスまたはサイトアドレスを変更した場合は、サイトにアクセスできなくなる可能性があります。変更前に必ずバックアップを取り、慎重に行うようにしてください。FTPやphpMyAdminを使って修正することも可能です。
- SSL化: HTTPS化を行う際は、まずサーバー側でSSL証明書を導入し、その後WordPressの一般設定でURLを
https://
に変更します。
これらの設定を適切に行うことで、WordPressサイトの基本情報が確立され、より快適に運用できるようになります。
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WordPressの一般設定の注意点
WordPressの一般設定は、サイトの基本的な情報や動作を決定する非常に重要な部分です。誤った設定はSEOに悪影響を与えたり、ユーザーエクスペリエンスを損ねたりする可能性があるため、慎重に設定する必要があります。
以下に、WordPressの一般設定(「設定」→「一般」からアクセスできる項目)における主な注意点と設定のポイントを挙げます。
WordPress一般設定の注意点と設定のポイント
1. サイトのタイトル(Site Title)
- 注意点: サイトの顔となる部分です。SEOにも影響するため、サイトの内容を的確に表すキーワードを含めることが推奨されます。長すぎず、分かりやすい名前にしましょう。
- 設定のポイント:
- 検索エンジンに認識されやすいように、サイトの内容に関連するキーワードを含める。
- ユーザーがサイトの内容を理解しやすいように、シンプルで分かりやすい名前にする。
2. キャッチフレーズ(Tagline)
- 注意点: サイトの簡単な説明文です。テーマによってはサイトのタイトル下に表示されたり、検索エンジンのスニペットに表示されたりします。魅力的な文言にしましょう。
- 設定のポイント:
- サイトの目的や提供する価値を簡潔に表現する。
- サイトのタイトルを補完するような情報を含める。
- 空白のままだと、テーマによってはデフォルトの「Just another WordPress site」が表示されてしまうので、必ず設定する。
3. WordPressアドレス (URL)(WordPress Address (URL))とサイトアドレス (URL)(Site Address (URL))
- 注意点:最も慎重に設定すべき項目です。 ここを誤ると、サイトにアクセスできなくなる可能性があります。
- WordPressアドレス (URL): WordPressのコアファイルがインストールされているディレクトリのURLです。
- サイトアドレス (URL): ユーザーがサイトにアクセスする際に使用するURLです。
- 設定のポイント:
- http:// と https:// の統一: SSL(HTTPS)化している場合は、必ず
https://
で始まるURLを設定してください。httpとhttpsが混在すると、セキュリティ警告が表示されたり、SEOに悪影響を及ぼす可能性があります。 - www の有無の統一:
www.example.com
とexample.com
のどちらを使うか統一してください。一般的にはwwwなしが推奨されますが、どちらか一方に統一し、もう一方はリダイレクト設定を行う必要があります。 - ディレクトリの有無: WordPressをサブディレクトリにインストールしている場合(例:
https://example.com/blog/
)、そのパスを含めて正確に設定してください。 - 変更する際は必ずバックアップを取る: 万が一に備え、変更前にサイトのフルバックアップを取っておくことを強く推奨します。
- FTPやphpMyAdminでの修正方法を知っておく: 誤ってアクセスできなくなった場合、これらのツールを使って修正する知識があると安心です。
- http:// と https:// の統一: SSL(HTTPS)化している場合は、必ず
4. 管理者メールアドレス(Administration Email Address)
- 注意点: WordPressからの通知(新しいコメント、自動更新のエラーなど)が送信される重要なメールアドレスです。
- 設定のポイント:
- 常にチェックできる、信頼性の高いメールアドレスを設定する。
- 個人用のメールアドレスではなく、サイト管理用のメールアドレスを設定することを検討する。
5. メンバーシップ(Membership)
- 注意点: サイトにユーザー登録機能を持たせるかどうかを決定します。
- 設定のポイント:
- 会員制サイトやコメント投稿を許可するサイトでなければ、「誰でもユーザー登録ができる」のチェックは外しておくのが一般的です。スパムユーザー登録を防ぐためにも、必要なければチェックしないでおきましょう。
6. 新規ユーザーのデフォルト権限グループ(New User Default Role)
- 注意点: ユーザー登録を許可する場合に、新規登録ユーザーに与えられるデフォルトの権限です。
- 設定のポイント:
- 通常は「購読者」(閲覧のみ)に設定します。誤って「管理者」などの高い権限を付与してしまうと、セキュリティ上のリスクになります。
7. サイトの言語(Site Language)
- 注意点: WordPressの管理画面やテーマの表示言語を設定します。
- 設定のポイント:
- 使用する言語(日本語など)に設定します。
8. タイムゾーン(Timezone)
- 注意点: 記事の公開日時、コメントの投稿日時などに影響します。
- 設定のポイント:
- ブログ運営の中心となる地域のタイムゾーン(日本であれば「東京」または「UTC+9」)に設定します。
9. 日付形式(Date Format)と時刻形式(Time Format)
- 注意点: サイトに表示される日付と時刻の形式です。
- 設定のポイント:
- 日本のユーザーにとって自然な表示形式(例:
Y年n月j日
)を選択するか、カスタムで設定します。
- 日本のユーザーにとって自然な表示形式(例:
10. 週の始まり(Week Starts On)
- 注意点: カレンダーウィジェットなどで週の始まりをどこにするかを設定します。
- 設定のポイント:
- 日本では「月曜日」に設定するのが一般的です。
まとめ
WordPressの一般設定は、サイトの安定稼働と適切な情報表示のために非常に重要です。特に「WordPressアドレス (URL)」と「サイトアドレス (URL)」は、一度設定を誤るとサイトにアクセスできなくなる可能性があるため、変更する際は細心の注意を払い、必ずバックアップを取ってから行ってください。
これらの設定を適切に行うことで、サイトの運用がスムーズになり、訪問者にとっても分かりやすく、信頼性の高いサイトになります。