WordPressのSEO対策で重要なheadタグ内metaタグの記述方法
「meta」タグは非常に重要なもので、Googleがサポートするmetaタグの最適化をしておく必要があります。meta(メタタグ)はページの設定や情報を検索エンジンに伝えるために、HTMLファイルのheadタグ内に記述するものです。重要な「meta」タグには、title,description,robotsが存在しますが、「titele」と「discription」は特に重要なタグになっています。
重要な「meta」タグには、title,description,robotsが存在しますが、titeleとdiscriptionは特に重要なタグになっています。WordPressでは使用するテーマ(テンプレート)やプラグインを導入することで、その扱いが異なってきます。不明瞭な場合は、一度ブラウザでソースを表示して確認すると良いでしょう。特にSEO系のプラグインを導入中のサイトでは、気がつかないうちに設定が変更されている場合もあります。
- <title>ページのタイトル</title>
- <meta name=”discription” … />
- <meta name=”robots” … />
検索エンジンは 「titleタグ」の内容を検索結果の順位を決める材料の一つとしているので、重要とされているのです。そして、discriptionは順位判定の要素としては重要度の低いものですが、検索結果のスニペット(タイトル下の詳細説明文)に表示されることが多いので、文章として非常に大切です。検索結果にサイトが表示されたとき、前後のサイトが魅力的なものっだたら見過ごされてしまうかもしれないのです。
<title>ページのタイトル</title>
WordPressでは 「title タグ」と 「H1タグ」には投稿(POST)、固定ページ(Page)の編集画面のタイトルが記述される仕様になっています。テーマによっては、「title タグ」と 「H1タグ」の内容を変更できるものもあります。また、SEO系のプラグインでは、ほぼ変更できるようになっています。ただし、書き換えたほうが良いというものではありませんので、よくわからないといった場合はそのままにすることをお勧めします。
「title」タグは、検索結果に表示させたいキーワードを含めて、短く分かりやすいタイトルにします。サイト内に同じタイトルの重複が発生しないように、サイトマップなど事前に仕様を決定し作業を進めることが必要です。文字数は目安として32文字までに、短すぎるのもよくありません、ページの内容を表しキーワード含めて記述します。
検索エンジンの上位を狙って作為的にタイトルを記述しても、コンテンツの内容とマッチしていない場合は、検索エンジンにタイトルを変更をされたり、時には順位降下やインデックから削除、最悪はペナルティを受けることがあります。適切なページの内容を表すタイトルにしましょう。
上位表示に重要なページタイトルですが、もう一つの重要な役割があります。上位表示ができていても、これができていないと意味がなくなってしまいます。それはわかり易く、ユーザーにとって魅力的なページタイトルなのかということです。検索結果には競合サイトが並んでいます。この中から貴サイトのページを選んでもらわなければなりません。以下の点に留意してページタイトルを決めましょう。
- ページのメッセージがみえる・想像できる
- 得られる効果やその後のメリットがわかる・想像できる
ページタイトルは、ユーザーの関心(何を必要としているのか)を適切に表現し、自然検索エリアで見つけてもらうことです(検索結果に表示されるだけでなく、クリックしてもらうことが重要)。
ページタイトルは検索アルゴリズムで重要視されています。ページタイトルはページの表題を表し、内容を最も端的に表す文字列が入るべきところであり、適切なキーワードを含めることで効果的になります。しかし、順位を上昇させようとページの内容と全く異なるタイトルを設定することは逆効果になります。
SEOはテクニカルスキルもそうですが、経験が大きなウェイトを占めます。必要な作業だけを依頼することもできるようになってきています。悩みがあるなら下記サイトを覗いてみるのも良いかもしれません。
<meta name=”discription” … />
「discription」は、検索結果のスニペット(タイトル下の詳細文)に表示されることが多いので、文章として非常に大切です。インディックスに表示されたとき前後のサイトが魅力的なものっだたら見過ごされてしまうかもしれないのです。「discription」にはページの要約文を記述します。文字数としてはPC用に120文字、スマホ用に60文字が適切となっています。
WordPressでは、編集画面の「抜粋」記述した文章が「discription」に代入されます。テーマによっては別途項目が設定されていることもあります。また、SEO系のプラグインでは同様に入力項目が設定されている場合もあります。「抜粋」はアーカイブページのスニペットとして利用されることもあり、利用中のテーマやプラグインの設定により、さまざま結果になるので、ソースを表示し適切に変更しましょう。
「抜粋」を入力していない場合、ほとんどのテーマはページの先頭より一定の長さで自動的に抽出します。この仕様を利用したい場合は、先頭部(引き込み文とも呼ばれる)の記述に注意しましょう。
どの手法をとるにしても、スニペットはクリックしてサイトを訪問したくなるような、魅力的な紹介文を記述しましょう。記述しない場合は、検索エンジンが本文の中からタイトルにふさわしい場所を抽出し検索結果に表示します。スニペットは常に同じ内容が表示されるのではなく、クエリ(検索キーワード)によってページ内の文章が抽出されることもあります。
そして、サイト内からコピーは厳禁です、全ページ異なるディスクリプションを記述するようにします。コピーは重複コンテンツとみなされ、検索エンジンに評価を落とされてしまいます。オリジナルのしっかりとした説明文を記述します。サーチコンソールで重複を確認することができます。注意点はテーマやSEO関連のプラグインを導入することにより、ディスクリプションが重複してしまったりすることもあるのでソースを確認は欠かせません。
meta description を編集できるプラグイン
All in One SEO Pack(プラグイン)をインストールするとWordPressのSEOに重要な重複コンテンツを回避する「noindex」やクロールに有効的なsitemap.xmlの送信を設定することができます。また、All in One SEO Packは記事ごとにタイトルやディスクリプション(抜粋)を細かく指定でき、WordPressをSEOするのに重要な部分を一括して管理することができます。WordPressのSEOは今でも重要な要素です。リスティング広告やSNSだけではリーチできないユーザーが発生するためです。
<meta name=”robots” … />
検索エンジンに「このページは検索結果に表示しないでください」というときは下記のタグを記述します。
<meta name=”robots” content=”noindex”>
このタグを設置する目的は、検索ユーザーにとって有益な情報でないページ(低品質なページ)に設置し、検索エンジンに低品質だと評価されないためとなります。
どんなページが低品質になる可能性があるかといえば、カテゴリーやタグのアーカイブページが該当します。検索エンジンの視点としては、直接ユーザーの情報ニーズを満たすページではないことから評価の薄いページとされてしまうケースがあるということです。時としてアーカイブページはサイト内へのリンクが集中するため、リンクスパムとされるケースもあります。以上の点を考慮され noindex を設置される方が多いと思います。
noindex が良いとする意見と、しなくてもいいという意見に分かれています。サイトによっては、検索結果からの流入があることを上げる方もいます。コンテンツの内容や利用されるクエリによってはアーカイブぺージに着地そこから次の情報に即アプローチできるようならば noindex にしない方がいいかもしれません。
WordPressのデフォルト機能には「noindex」を吐き出す機能にはありません。テーマによっては付加されているものもありますが、ほとんどの場合はSEO系のプラグインを導入することになります。
重要な「meta」タグには、title,description,robotsが存在しますが、「titele」と「discription」は特に重要なタグになっています。
低品質コンテンツとは、検索ユーザーに対して価値ある情報がない、内容が薄くテーマやトピックがまとまっていないなど、ユーザーニーズが低く、インデックス対象ページとしての品質が足りていないコンテンツを指します。 つまり、検索結果に表示させる必要がないと検索エンジンに判断される品質の低いコンテンツを意味します。
テーマによって大きく差が出るわけではありませんが、SEOに力を入れているテーマを選ぶことで思わぬ効果がもたらされることもあります。
SEOはどれくらいで効果が出るか
最短で1ケ月~2ケ月で効果が出始めます。但し、ビッグキーワード等検索ボリュームの多く競合が激しいものは長期間(最大1~2年)の場合があります。Googleは常に検索結果を見直しユーザーの求める結果を表示するために修正を加えています。何も施策しない場合、1年から2年が目安になります。
上位表示できるキーワードとできないキーワードがあります。キーワードによって被リンクが重視される場合競合が同じレベルの品質とすると困難な場合もあります。アップデートによる影響もあります。スパム扱いを受けなくてもキーワードの傾向によってはアクセス数の減少が発生することがあります。
SEOを強くするサイトの構造
SEOの主な作業はページ内をキーワードにマッチさせた文章にすることですが、同時にサイトの構造も整える必要があります。メインキーワードとサブキーワードを選定し構造化することで関連性が検索エンジンに伝わりやすくなり順位が改善されます。
例えば、サイト内の階層化、カテゴリー分け、内部リンクの置き方などの構造が適切にされていると、Googleがサイトを評価しやすくなります。そしてサイトのトピックを明確にしておく、違うトピックを扱いたい場合はカテゴリー分けをしておくことです。
低品質判断
SEOでは、コンテンツの品質が重要であることはSEOに関わる方なら意識されていることでしょう。しかし、何を判断基準にして低品質コンテンツを見つけ出せばよいのか困ってしまいます。そこで、Search Console を使って判断する方法をご紹介したいと思います。
1.検索クエリがない
ページに検索クエリ(キーワード)がない。これは、ページ内の検索クエリが検索エンジンに最適化されていない場合と検索に利用されていない場合が想定されます。自サイトが検索クエリがどうなっているかは Search Console の検索パフォーマンスで知ることができます。
Googleで利用された検索クエリで表示された回数やクリックされた回数、平均掲載順位などを知ることができるようになっています。狙ったキーワードの表示回数やクリックがすくない場合はページタイトルやコンテンツのインテントを再考した方がいいかもしれないです。
公開後数か月経過しても表示回数とクリック数値が伸びないページは低品質コンテンツと評価されている可能性が高いと想定されます。書き直すか削除を検討すべきかもしれません。
2.情報の需要がない
SEOを理解し対策もされていて、なおかつ検索エンジン上位にも表示されているが、訪問者がないページなどは情報の需要がないと考えるべきです。公開すべきページと捉えている場合や他の方法を使ってアクセスを狙うのなら問題ないと思いますが、検索エンジンからの流入が目的ならば低品質と考えることも必要です。理由は、検索エンジンはユーザーが求める情報を優先して検索結果に表示することを基本に考えるからです。
コンテンツSEOで製品やサービスのページを検索エンジンに上位表示させて露出を多くするためには、ユーザーがー本当に欲しがっている、製品やサービスの情報にすることです。検索エンジンは製品やサービスが書かれたページが、ユーザーが必要としているかどうかを判断し順位を決めています。ユーザーが本当に必要としている情報をサイト全体に配置し、ユーザーからの信頼を獲得するようにしてこそ、ビジネスに繋がる可能性が高くなるのです。
SEO運用ガイドライン
SEO対策の運用ガイドラインを作成しておくと作業のブレを回避することができます。WEBサイトの更新を続けているとSEOのテーマがブレてしまうことが発生し、運用中に結果がでなくなってしまいます。日々更新されるコンテンツの品質を保つためにもSEO運用ガイドラインを作成し、一定の品質を保ったままサイトを維持運用することが重要です。
SEO運用ガイドラインは運用時に下記の目的のために設定するものです。どのようなルールで構築されているのか、担当者以外の人が見ても理解できる形にしておきます。冒頭に、なぜ必要なのか目的を定義しておき、また、バージョン番号、担当者、改定日、更新履歴を明記しておく、そして過去のバージョンをいつでも参照できる状態にしておきましょう。
- SEOのテーマのブレを回避する
- コンテンツの更新時の無駄をなくし効率化を図る
- コンテンツの一定の品質を確保する
ガイドラインを作成することで、得られる最も重要な成果は『満足度の向上』であり、ユーザーがスムーズに目的を達成できることが結果的に、目的達成につながります。ではなぜサイトの運用が失敗するのでしょうか。役割・位置づけが多様化し、規模も大幅に拡大したため、WEB担当者は次のような様々な問題に直面することになってしまったからです。
- 運用時間に関する問題 → 更新作業が発生するたびに毎回時間がかかるため、業務効率が悪い日々の更新に追われて他になにもできない
- 運用の体制に関する問題 → 部署を横断しての効果的な運用ができていない。サイトの構造がどうなっているのかだれもわからない。発注した制作会社ごとに作り方が違い別の制作会社で修正が難しい。
- 運用の品質に関する問題 → ページごとの品質がばらばらで統一できていない。ルールをまとめた資料はあるが、内容が古くてガイドラインとして機能していない。
ガイドラインはサイトの運用をスムーズにすることと、顧客に迷いを生じさせないようにするために作成することが第一の目的です。また、検索エンジンでの評価獲得のためにもコンテンツを一定の品質に保つことができるようになり効果的です。