Page & Post Notesはページやダッシュボードに複数のメモを残せるプラグイン
Page & Post Notesとは
WordPressプラグインの「Page & Post Notes」は、WordPressの投稿や固定ページにメモを追加できるプラグインです。
主な機能は以下の通りです。
- 投稿・固定ページにメモを追加: WordPressの編集画面にメモ欄が追加され、各ページや投稿に個別のメモを記録できます。
- 複数のメモ追加: 1つのページや投稿に複数のメモを追加できます。
- メモの削除: 不要なメモは簡単に削除できます。
- テキストの方向変更: RTL(右から左)およびLTR(左から右)のテキスト方向に対応しています。
- 区切り線の追加: メモに区切り線を追加できます。
- ダッシュボードへのメモ保存: WordPressのダッシュボードにもメモを保存できます。
- 管理者のみ閲覧可能: 通常、追加されたメモはサイトのフロントエンド(訪問者が見る側)には表示されず、ログインしている管理者や編集者のみが閲覧できます。これにより、内部的な情報共有やタスク管理に役立ちます。
このプラグインは、記事のリライト案、タスク管理、更新履歴、共同作業時の連絡事項など、サイト運営における様々な備忘録として活用できます。Simple Post Notesという類似のプラグインもあり、どちらもWordPressの管理画面内で手軽にメモを残せる点が共通しています。
Page & Post Notesの使い方
Page & Post Notesは、WordPressの投稿や固定ページに非公開のメモを追加できる便利なプラグインです。これにより、記事の編集履歴、TODOリスト、将来のアイデアなどをチームメンバーと共有したり、個人的な覚書として利用したりできます。
以下にPage & Post Notesの主な使い方を説明します。
1. インストールと有効化
- WordPressの管理画面にログインします。
- 左メニューの「プラグイン」>「新規追加」をクリックします。
- 検索窓に「Page & Post Notes」と入力し、検索します。
- 「Page & Post Notes」が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックし、その後「有効化」をクリックします。
2. メモの追加
プラグインを有効化すると、投稿や固定ページの編集画面に「Notes」という新しいセクションが追加されます。
- メモを追加したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。
- 通常、編集画面の下部(または右側)に「Notes」というメタボックスが表示されます。
- テキストエリアにメモを入力します。
- メモを入力したら、投稿または固定ページを「更新」または「公開」します。これにより、メモが保存されます。
3. メモの確認と編集
- 保存されたメモは、同じ投稿または固定ページの編集画面を開くことでいつでも確認できます。
- メモの内容を編集したい場合は、テキストエリアのテキストを変更し、再度「更新」または「公開」をクリックします。
4. メモの削除
- メモを削除したい場合は、テキストエリアのテキストをすべて削除し、投稿または固定ページを「更新」または「公開」します。
5. その他の設定
Page & Post Notesには、いくつかの設定オプションがあります。
- WordPressの管理画面の左メニューから「設定」>「Page & Post Notes」をクリックします。
- ここでは、メモを表示する投稿タイプ(投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなど)を選択できます。
- また、メモボックスの位置(標準のメタボックスとして表示するか、高さを固定するかなど)を調整することもできます。
Page & Post Notesを活用するヒント
- 共同編集のメモ: 複数の人でサイトを管理している場合、各記事の進捗状況や担当者、次のタスクなどをメモとして残しておくことで、情報共有がスムーズになります。
- 個人的な覚書: 記事のアイデア、参考にしたサイトのURL、将来的に追記したい内容などを個人的なメモとして残しておくことができます。
- 校正時のコメント: 記事の校正中に気づいた点や修正が必要な箇所をメモとして残し、後でまとめて修正する際に役立てることができます。
- キーワードの記録: 記事のSEO対策として、狙っているキーワードや関連キーワードをメモしておくことができます。
Page & Post Notesは非常にシンプルながらも、コンテンツ管理を効率化するための強力なツールです。ぜひ活用してみてください。
Page & Post Notesの注意点
WordPressプラグイン「Page & Post Notes」は、WordPressのページや投稿にメモを追加できる便利なツールです。しかし、使用する上でいくつかの注意点があります。
主な注意点は以下の通りです。
- サポートの状況:
- WordPress.orgのレビューやサポートフォーラムを見ると、「サポートスレッドが全く回答されない」という報告があります。これは、何か問題が発生した際に開発者からの迅速なサポートを期待できない可能性があることを示唆しています。
- 開発が活発でない場合、WordPressのコアや他のプラグインとの互換性問題が発生する可能性があります。
- 機能の要望と現状:
- ユーザーからは、ページや投稿の一覧テーブルにメモの一部を表示する機能や、メモの検索・フィルター機能の追加が要望されていますが、現状では実装されていないようです。これにより、メモが増えると管理が煩雑になる可能性があります。
- 機能のシンプルさ:
- このプラグインは「メモを追加する」という非常にシンプルな機能に特化しています。そのため、より高度なメモ機能(カテゴリ分け、通知、共同編集など)を求める場合は、機能不足を感じるかもしれません。
- 代替プラグインの検討:
- もし、Page & Post Notesの機能やサポートに不安を感じる場合は、他のメモ系プラグインの検討も良いでしょう。例えば、WordPressダッシュボード全体でメモを管理できる「WP Dash Notes」や、開発者向けのメモ機能を提供する「Plugin Notes」など、様々な選択肢があります。
- 開発状況の確認:
- プラグインをインストールする前に、WordPress.orgのプラグインページで最終更新日や互換性、アクティブなインストール数、評価などを確認することが重要です。これにより、プラグインが現在も積極的にメンテナンスされているか、おおよその判断ができます。
総じて、「Page & Post Notes」はシンプルにメモを追加したい場合には便利ですが、より高度な機能や手厚いサポートを期待する場合には、他の選択肢も検討することをおすすめします。
プラグインが最小でも魅力的なウェブサイトが作成できる
WordPressの有料テーマは、プラグインに関して有利になる点がいくつかあります。
主に、多機能性や開発者による配慮により、プラグインの数を減らしたり、特定の機能での競合や相性を気にしなくて済むという利点があります。
■有料テーマがプラグインで有利な点
1. 独自機能の搭載によるプラグイン削減
多くの有料テーマは、以下のようなブログ運営やサイト制作に必要な機能をテーマ自体に標準搭載しています。
- SEO対策機能(構造化データ対応、メタタグ設定など)
- 高速化機能(キャッシュ機能、CSS/JS最適化など)
- 装飾機能(ボックス、ボタン、アコーディオンなどの独自ブロックやショートコード)
- 広告管理機能
- SNS連携機能
これらの機能がテーマに含まれているため、個別のプラグインをインストールする必要がなくなります。結果として、サイトの表示速度向上や管理の簡素化につながります。
2. 独自プラグインとの連携・互換性の保証
一部の有料テーマは、テーマ専用の公式プラグインを提供している場合があります。これは、テーマの機能をさらに拡張しつつ、テーマとの互換性が保証されているため、機能の競合や不具合のリスクを最小限に抑えられます。
3. プラグインとの競合が起こりにくい設計
有料テーマは、一般的に主要な人気プラグイン(例:SEOプラグイン、セキュリティプラグイン、フォームプラグインなど)との互換性を考慮して設計・開発されています。そのため、無料テーマと比較して、テーマ側の機能とプラグイン側の機能が干渉し合って不具合が発生するリスクが低い傾向にあります。
4. サポート体制の充実
有料テーマの多くは購入者向けのサポート(フォーラムやメールサポートなど)が充実しています。プラグインを導入した際に不具合が発生した場合でも、開発元に相談できるため、問題解決がスムーズに進むことが多いです。
注意点もあります
- 機能の重複: テーマに標準搭載されている機能と同等の機能を持つプラグインをインストールすると、機能が競合してサイトが不安定になったり、表示が崩れたりする可能性があります。有料テーマを使用する際は、テーマの標準機能とプラグインの機能が重複しないか確認が必要です。
- テーマ依存の機能: テーマに含まれる機能は、テーマを切り替えると使えなくなることがあります。特に独自ブロックやショートコードで作成した部分は、テーマ変更時にレイアウトが崩れやすいので注意が必要です。
テーマ名 | 主な特徴・強み | 適したサイト |
ザ・トール (THE THOR) | 国内最高クラスのSEO最適化と高速表示 プロ仕様の美しいデザインを簡単に実現(着せ替え機能あり) アフィリエイトに役立つランキング作成機能やCTAが充実<記事装飾機能が豊富で、読みやすいコンテンツ作成を支援 | アフィリエイトブログ、本格的なメディアサイト、集客を重視するビジネスサイト |
エマノン (Emanon) | Web集客・ビジネス利用に特化した機能が豊富 CTA(行動喚起)、LP(ランディングページ)、メルマガ専用ページなどを簡単に作成 企業サイト、オウンドメディアに適したデザイン WooCommerce対応でネットショップにも利用可能(Premium) | コーポレートサイト、企業ブログ、オウンドメディア、リード獲得を目的としたビジネスサイト |
ストークSE (STORK SE) | 「誰が使っても美しいデザイン」を追求したモバイルファースト設計 シングルカラム(1カラム)レイアウトに特化し、コンテンツへの集中度が高い ブロックエディタに最適化され、直感的な操作が可能 シンプルかつ洗練されたデザインで、汎用性が高い | 商品・サービスのブランディングサイト、ミニマルな企業サイト、シンプルで美しいブログ |
リキッドプレス (LIQUID PRESS) | 用途別に豊富なテーマ(マガジン、コーポレートなど)が用意されている 高いSEO対策と構造化データ対応 多言語対応機能(LIQUID CORPORATEなど) カスタマイザーでの直感的な編集が可能 | メディアサイト(ブログ)、多言語対応が必要な企業サイト、目的に合わせたテーマを選びたいサイト |
補足情報
- ザ・トール: SEOと収益化を最重視する設計で、アフィリエイターやブロガーに人気が高いテーマです。
- エマノン: 特にBtoBやサービス業など、Webからの顧客獲得(リードジェネレーション)を重視するビジネスサイト構築に適しています。
- ストークSE: モバイルでの見やすさに徹底的にこだわり、余計な装飾を排したデザインが特徴です。商品の魅力を際立たせたいサイトにも向いています。
- リキッドプレス: 豊富なラインナップの中から目的特化型のテーマを選べるのが大きなメリットです。例えば、ニュースサイトならLIQUID MAGAZINE、企業サイトならLIQUID CORPORATEなどがあります。