GOLD MEDIA(ゴールドメディア)はメディアサイトや、アフィリエイトに使える有料テーマ
GOLD MEDIA(ゴールドメディア)とは
WordPressテーマの「GOLD MEDIA(ゴールドメディア)」は、フィット株式会社が提供する有料のメディアサイト向けWordPressテーマです。
主な特徴
- メディアサイト向け: 情報発信に特化しており、大規模な情報発信やオウンドメディア、企業サイト、店舗サイトなどの制作におすすめされています。
- SEOへの強さ: 検索順位での優位性を追求し、SEO対策が最大限に引き出されるように設計されています。
- デザインと操作性:
- クリック操作だけでデモサイトと同じスタイルを実現できる「着せ替え機能」など、美しいデザインを簡単に実現できます。
- ブロックエディタに100%対応しており、直感的な操作で自由自在な記事作成・レイアウトが可能です。
- 買い切り型ライセンス: 一度購入すれば、その後の継続課金は一切なく、自身の運営する複数のサイトで利用可能です。
- 価格: 16,500円(税込)で販売されています(テーマ&サポートプランの場合)。
- 姉妹テーマ: 同じ開発元からブログ向けのテーマとして「GOLD BLOG(ゴールドブログ)」も提供されています。
要するに、記事作成やコンテンツのクオリティ向上に集中できるよう設計され、SEO、デザイン、操作性のすべてが揃った「究極のメディアサイト向けテーマ」と位置づけられています。
どんなサイトに使える
主にメディアサイトや企業サイト、ビジネスサイト、店舗サイトといった幅広い用途のウェブサイトに向いています。
特に、以下のようなサイトや目的に最適です。
- Webメディア・オウンドメディア: 大規模な情報発信や、コンテンツを軸にした集客を目指すサイト。
- ブログ・アフィリエイトサイト: 収益化を意識した設計と、読者の目を引くデザインが特徴。
- 企業サイト・ビジネスサイト: 高級感や信頼性のあるデザインでブランディングを高めたい場合。
- 店舗サイト: 売り上げアップや集客を目的とする場合。
ゴールドメディアの主な特徴と適している理由
- 究極のメディアサイト向けテーマ: SEO、デザイン、操作性のすべてに優れ、コンテンツの質向上に集中できるよう設計されています。
- 美しいデザインと信頼性: 洗練された高級感のあるデザインを、クリック操作だけで簡単に実現でき、信頼性を高めることができます。
- 高いSEO対策機能: 検索順位で優位に立つための高度なSEO最適化が施されており、アクセス増が期待できます。
- 自由自在なレイアウト: ブロックエディタに完全に100%対応しており、直感的な操作で記事作成やレイアウトを自由に行えます。
シンプルに個人のブログ運営に特化したい場合は、同じ開発元から出ている「ゴールドブログ」も選択肢としてありますが、大規模な情報発信やビジネス用途、高機能なメディアサイトの運営を目指すなら、ゴールドメディアが特におすすめです。
最初にすべきカスタマイズ
Gold Media(ゴールドメディア)で、最初にすべきカスタマイズとして特に重要なのは、以下の設定です。
最初の重要なカスタマイズ
1. 子テーマのインストールと有効化
- 必須の作業です。
- 親テーマ(Gold Media)をインストールした後、必ず子テーマもインストールし、子テーマを有効化してからカスタマイズを始めましょう。
- 子テーマを使うことで、将来的なテーマのアップデートがあっても、自分で加えたカスタマイズ(CSSの変更など)が上書きされて消えるのを防げます。
2. 基本情報の登録
- サイトの目的を明確にします。
- サイトタイトル、キャッチフレーズ(サイトの簡単な説明)、アイコン(ファビコン)を設定しましょう。これらはサイトのブランドや検索エンジンでの表示に関わる重要な要素です。
3. デザインのカスタマイズ
- サイト全体の印象を決定づけます。
- メインカラーやフォントの設定を、ご自身のサイトのテーマや目的に合わせて行います。
4. トップページ構成の設定
- 訪問者が最初に見る画面を整えます。
- テーマの機能を使って、トップページに表示するコンテンツ(スライダー、新着記事、ピックアップ記事など)を設定します。
5. メニューの作成と配置
- サイトの使いやすさに直結します。
- ヘッダーやフッターなど、各表示位置にナビゲーションメニューを作成し、配置します。
これらの初期設定を済ませることで、サイトの基盤が整い、その後のコンテンツ作成や詳細なデザイン調整がスムーズに行えるようになります。
最初に導入すべきプラグイン
「GOLD MEDIA(ゴールドメディア)」に限らず、WordPressを新しく導入した際に最初に検討すべきプラグインは、ウェブサイトのセキュリティと基本機能の強化に関するものです。
セキュリティ強化のためのプラグイン
WordPressの管理画面URLは初期設定で決まっているため、不正アクセス対策が必須です。
- SiteGuard WP Plugin
- ログインページのURL変更、画像認証の追加、連続ログイン失敗時のロックなど、不正ログイン対策に非常に有効です。
- 日本のユーザーに広く使われているプラグインで、設定も比較的簡単です。
- 注意:ログインURLを変更したら、必ずメモしておきましょう。
基本機能と最適化のためのプラグイン
ウェブサイトのパフォーマンス向上、メンテナンス、検索エンジン対策(SEO)のためのプラグインです。
- SEOプラグイン(例:Rank Math SEO または All in One SEO)
- Googleなどの検索エンジンにコンテンツを正しく認識させるための設定(メタディスクリプション、XMLサイトマップなど)を簡単に行えます。
- 画像最適化プラグイン(例:EWWW Image Optimizer)
- アップロードする画像のファイルサイズを圧縮し、ウェブサイトの表示速度を向上させます。表示速度はユーザー体験やSEOに影響します。
- バックアッププラグイン(例:UpdraftPlus)
- 万が一のトラブル(ハッキング、操作ミスなど)に備えて、ウェブサイトのデータ(ファイルとデータベース)を定期的にバックアップし、簡単に復元できるようにします。
GOLD MEDIAはメディアサイト制作に特化しており、SEO対策や高速表示、広告設置などについてはテーマ自体に多くの機能が組み込まれています。そのため、デザインや広告関連の機能拡張よりも、上記のような基盤となるセキュリティと最適化のプラグインをまず導入することが推奨されます。
注意点
「ゴールドメディア」(Gold Media)の利用で注意すべき点は、主に機能の多さと情報量の少なさ、そしてライセンスやサポートに関する点です。
⚠️ 主な注意点
1. 機能の多さ(多機能すぎること)
- 慣れが必要な場合がある:ゴールドメディア(または関連テーマのゴールドブログ)は非常に多機能であるため、人によっては設定項目が多く感じられ、慣れるまで時間がかかる可能性があります。
- カスタマイズの複雑さ:記事執筆はしやすいという評価がある一方で、サイト構成のカスタマイズがやや複雑に感じられる場合があるという意見も見られます。
2. ネット上の情報量の少なさ
- ユーザーコミュニティが小さい:他の人気テーマと比較して、利用ユーザーが少ないため、ネットで検索しても設定方法やトラブルシューティングに関する情報や記事が少ない傾向にあります。
- 自己解決の難しさ:何か問題が発生した際に、公開情報だけで解決するのが難しい場合があります。
3. ライセンスとサポートに関する点
- メンバーズサイト(サポートフォーラム)の利用:
- 質問やマニュアル閲覧のためのフォーラムへのログインに手間がかかることがあります(パスワード入力、ユーザー名とパスワードの再入力など)。
- フォーラムは購入者限定のクローズドな環境のため、検索エンジンにインデックスされず、情報が蓄積されにくいという側面があります。
- 機能制限の解除(テーマ利用IDの承認):
- テーマのフル機能を利用するためには、メンバーズサイトへの申請と承認が必要な場合があります。この承認に数営業日のタイムラグが生じる場合があります(ただし、待っている間に使える仮IDが即時発行される場合もあります)。
- ライセンス認証を行わないと、アップデートの受信ができなくなるなどの影響が出る可能性があります。
- 返品・返金:商品の性質上、原則として返品・返金はできません。
その他の留意点
- サイトの種類:ゴールドメディア(または関連テーマ)はブログ、アフィリエイトサイト、WEBメディアなどには向いていますが、複雑なサイト型ホームページの構築には、他にもっと適したテーマがある可能性があります。
- セキュリティ:テーマ側だけでなく、サーバー側の設定やプラグインの導入も合わせて実施するなど、一般的なWordPressのセキュリティ対策は怠らないようにしましょう。
デザイン性やSEO対策、高速表示といったメリットも多いテーマですが、上記のような点に留意して利用を検討しましょう。
公式サイトのマニュアルは比較的わかりやすいとの評判がありますので、困った際はまずそちらを参照するのが良いでしょう。
GOLD MEDIAの利用料金
「GOLD MEDIA(ゴールドメディア)」の主な利用料金は、以下の通りです。
| プラン名 | 料金(税込) | 概要 |
| テーマ&サポートプラン | 16,500円 | テーマ本体と無期限のメールサポートなどが含まれる買い切り型の基本プランです。 |
| インストール代行プラン | 38,500円 | テーマ&サポートプランの内容に加え、WordPress本体とテーマのインストール代行、デザインの初期設定までを依頼できるプランです。 |
その他の主な情報
- 料金システム: 買い切り型です。一度購入すれば、追加料金なしで利用し続けられ、バージョンアップも無料です。
- 複数サイトでの利用: 可能です。購入者ご自身が所有する複数のサイトで利用できます。
注: 最新の正確な情報や詳細については、必ず販売元であるフィット株式会社の公式サイトをご確認ください。

情報発信に特化したメディアサイトや、アフィリエイトで成功したいブログ・メディア運営者、企業のオウンドメディア立ち上げを考えている方におすすめのテーマです。
公式テーマや無料テーマのデメリット

WordPressの公式テーマや無料テーマには、いくつかのデメリットがあります。主な点をまとめると以下のようになります。
無料テーマ(公式ディレクトリ含む)の主なデメリット
- 機能性やカスタマイズ性の制限
- 有料テーマに比べて、提供される機能やデザインオプションが限られていることが多く、理想とするウェブサイトを構築するために追加の作業やコーディング知識が必要になる場合があります。
- デザインのユニークさに欠ける:多くの人が利用するため、他のサイトとデザインが似通ってしまう可能性があります。
- サポート体制の不足
- 公式なサポートデスクがない:問題が発生した場合、テーマ開発者からの直接的なサポートは期待できません。公式フォーラムやコミュニティなどの情報に頼る必要があります。
- アップデートの頻度と保証
- アップデートが不定期または停止するリスク:開発者のモチベーションやリソースに依存するため、テーマの更新が途絶えがちになることがあります。
- セキュリティリスク:アップデートがされないテーマは、WordPress本体やプラグインの新しいバージョンとの互換性問題や、セキュリティの脆弱性が放置されるリスクがあります。
- 全体の完成度や細かい設定の自由度
- デザインの細かい部分(例:コメント欄、SNSボタンのオン・オフなど)を自由に設定できないなど、痒いところに手が届かないことがあります。
- 著作権表示や広告
- テーマによっては、フッターなどに開発者や提供サービスの著作権表示(クレジット)が消せない、または削除が有料となっている場合があります。
公式テーマ(無料で提供されているもの)に関する追加の留意点
公式テーマはWordPressの基準を満たしており、一定の品質やセキュリティは保たれていますが、無料テーマ全般のデメリットに加え、以下の点も考慮されることがあります。
- デザインがシンプルで汎用性が高い:多くの公式テーマは、ユーザーが自由にカスタマイズできることを前提に、あえてシンプルな設計になっています。そのため、そのままではデザイン面で物足りなさを感じる場合があります。
- 海外製が多く日本語情報が少ない:公式ディレクトリには海外製のテーマも多く、日本語に対応していない、または利用情報が少ない場合があります。
まとめ
特に企業サイトや収益化を目指すサイトなど、高い機能性、デザイン性、セキュリティ、手厚いサポートが必要な場合は、有料テーマの検討も視野に入れることが推奨されます。
一方、個人的なブログや小規模なサイトであれば、公式テーマや信頼できる無料テーマでも十分に運用可能です。ただし、その場合、カスタマイズやトラブル解決に必要な知識は自分で調達する必要があります。
WordPressの公式テーマ(無料)と有料テーマを比較すると、主に費用、機能・カスタマイズ性、サポート、デザインなどの点で違いがあります。
以下に主な比較ポイントをまとめます。
| あなたの状況 | 推奨されるテーマ |
| 予算をかけたくない、個人ブログ、シンプルなサイトで十分、自分でカスタマイズできる知識がある | 公式テーマ(無料) |
| ビジネスサイトや本格的なサイトを構築したい、デザインの独自性を出したい、豊富な機能やカスタマイズ性が欲しい、初心者でサポートが必要、時間と労力を節約したい | 有料テーマ |
最終的には、あなたのサイトの目的、予算、求める機能、そしてウェブサイト構築のスキルレベルに応じて、最適なテーマを選択することが重要です。有料テーマを選ぶ場合は、評判やサポート体制、アップデートの頻度をしっかり確認することをお勧めします。
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補足情報
- ザ・トール: SEOと収益化を最重視する設計で、アフィリエイターやブロガーに人気が高いテーマです。
- エマノン: 特にBtoBやサービス業など、Webからの顧客獲得(リードジェネレーション)を重視するビジネスサイト構築に適しています。
- ストークSE: モバイルでの見やすさに徹底的にこだわり、余計な装飾を排したデザインが特徴です。商品の魅力を際立たせたいサイトにも向いています。
- リキッドプレス: 豊富なラインナップの中から目的特化型のテーマを選べるのが大きなメリットです。例えば、ニュースサイトならLIQUID MAGAZINE、企業サイトならLIQUID CORPORATEなどがあります。




