WordPress Importerはデータをインポートするプラグイン

WordPress Importer

WordPress Importerは記事をXML形式でインポートできるWordPressプラグインです。サイトの移行やバックアップなどに利用できます。

>> WordPress Importer 公式ページ

WordPress.orgWordPress Importer
有効インストール3百万+
WordPress Version5.2
TEST6.4.2
PHP5.6
WordPress Importer

インポートすることができるのは記事のテキストデータです 。できるのは記事のテキストデータですが、インポート添付ファイルオプションを設定することで、画像等の添付ファイルをインポートすることができます。プラグインやテーマなどは手動で移行することになります。

WordPress Importer は、記事をXML形式でインポートすることができます。管理画面のツールには WordPress Importer へのリンクがあります。インポートすることができるのは記事のテキストデータですが、添付ファイルオプションを設定することで、画像等の添付ファイルをインポートすることができます。プラグインやテーマなどは手動で移行することになります。

WordPressプラグインとは、「WordPressの機能を拡張するもの」です。 WordPressは、標準搭載する機能を最低限に抑えて、用途に応じてプラグインで機能拡張するように設計されています。注意したいのが、互換性エラーです。互換性エラーとは、例えば古いままのテーマやプラグインが、最新のWordPressバージョンに適合していないために起こるエラーのことです。プラグインの多くは有志が提供しているもので、更新やサポートは作成者にゆだねられています。 プラグインに依存した機能の実装を行うと、作成者による更新が止まってしまった場合、セキュリティやWordPressのバージョンアップに対応できなくなることがあります。

WordPress Importerの使い方

WordPress Importer であらかじめエクスポートしておいたファイルをインポートするには、ダッシュボード → ツール → インポート とすすみ、ファイルを選択します。

エクスポートファイルからから以下のようなコンテンツをインポートすることができます。

  • 投稿・固定ページ・カスタム投稿
  • コメント
  • カスタムフィールドとポストメタ
  • カスタムタクソノミーからカテゴリー、タグ

◆WordPress Importer の機能

データ以外にも以下のデータをインポートすることができます。

  • Blogger → Blogger ブログから投稿やコメント、ユーザーをインポート
  • LiveJournal → LiveJournal から API を利用して投稿をインポート
  • Movable Type と TypePad → Movable Type または TypePad ブログから投稿とコメントをインポート
  • RSS → RSS フィードから投稿をインポート
  • Tumblr → Tumblr から API を利用して投稿とメディアファイルをインポート

記事やページを取り出したい場合は、エクスポートを使います。管理画面 → ツール → エクスポートと進み作業します。投稿・固定ページ・メディアファイルをエクスポートすることができます。

移行の対象

移行の対象になるWordPress内部のファイルには、 1.theme (テーマ格納ディレクトリ) 2.upload (画像や動画等が格納されたディレクトリ)3.pluginns(プラグインが格納されたディレクトリ)とデータベース(ブログ記事などのコンテンツ)になります。

*サイト移行時には移行元のバックアップは忘れずに行ってください

バックアップ・プラグインをタイプ別に比較

バックアップができるプラグインをタイプ別に分けると、バックアップ特化型とデータ移行型に分かれます。バックアップ特化型はブログのデーターを同じサーバー環境に復元する目的で利用されます。

データ移行型は主にWordPressの引っ越し時に使用されるタイプです。

WordPressはなぜバックアップが必要か

世界中でもっとも普及しているCMSですが、悪意を持ったクラッカーやマルウェアから標的にされやすいシステムでもあります。また、テーマやプラグインの更新によって不具合が発生することもあります。バックアップをとっていないと、最悪の場合、これまでの蓄積がすべて水の泡になりかねません。定期的にWordPressのバックアップを取っておくことが推奨されています。

バックアップの対象

バックアップ対象は、WordPress内部のファイル 1.theme (テーマ格納ディレクトリ) 2.upload (画像や動画等が格納されたディレクトリ)3.pluginns(プラグインが格納されたディレクトリ)とデータベース(ブログ記事などのコンテンツ)になります。

何時バックアップをするのか

バックアップは次のタイミングで行うのが望ましいとされています。

・WordPressシステムのバージョンアップ前

・テーマやプラグインのバージョンアップ前

・PHPのバージョンアップ前

・カスタマイズの前

プラグインのメリットとデメリット

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれるサポートが途中で終わることがある
プラグイン導入のメリット・デメリット

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。

プラグインのエラーを回復

プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法

WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう

プロモーション

wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。