Pz-LinkCardはブログカードを生成するプラグイン

Pz-LinkCardはURLを指定するとブログカード形式で表示してくれるプラグインです。外部リンクと内部リンクでカードの色や新しくウインドウを開くか細かく設定することができます。WordPressにも標準で内部リンク(自サイトのみ)に対応するブログカード機能がありますが、「Pz-LinkCard」のように細かく設定をすることはできません。

Pz-LinkCard

Pz-LinkCard の概要

Pz-LinkCard

概要

プラグイン名Pz-LinkCard
バージョン2.4.7
最終更新日4か月前
有効インストール30,000+
WordPressバージョン5.7以上
検証済みバージョン6.0.3
PHPバージョン7.0以上
Pz-LinkCard の概要 2023年1月現在

使い方

WordPressデフォルトリンクカードは原則サイト内部のリンクになっています。そのためブラウザの新規タブでリンクを開くことはできません。

Pz-LinkCardのインストールが完了するとダッシュボードの設定に「Pz カードの設定」が追加されます。カードの書式を選択方式で選ぶのとショートコードについての設定ができるようになっています。
Pz-LinkCardを投稿や固定ページに表示するには、編集画面に「リンクカード」ボタンが追加されるのでカードを埋め込みたい場所でボタンをクリックします。ショートコードの先頭部が表示され、後はURLを貼りつけショートコード閉じるボタンをクリックすれば完了です。

Pz-LinkCard の概要
Pz-LinkCard

Pz-LinkCardを使うための設定は以下の項目が1画面で設定できるようになっています。

  • 簡単書式設定
  • ショートコード
  • 表示設定
  • 文字設定
  • 外部リンク
  • 内部リンク
  • 同ページへのリンク
  • 画像取得API
  • リンク先のチェック
  • 詳しい人用
  • 初期化

「ブログカード」とは、ブログに掲載したい記事のタイトルや概要、アイキャッチ画像などを読みやすくまとめて表示する埋め込み形式です。 はてなブログで「リンク挿入」機能を利用する際に、さまざまな Webページを、タイトルや概要がコンパクトにまとまった ブログカードの形式で埋め込むことができます。

Pz-LinkCard の設定を行うには、ダッシュボードから設定 → Pzカード設定と進めます。

設定項目内容
簡単書式設定カードの書式を選択することができます。Pzリンクカード標準書式、シンプル、スクエア、他で全17種類のなかからテーマに合ったものを選ぶことができます。
ショートコードPzリンクカードを表示するために使用するショートコードを設定することができます。
表示設定「Blockquoteタグを使用する」にチェックをするとカードがBlockquoteタグで囲まれます。
「カード全体をクリック」にチェックをするとカードのどこをクリックしてもリンクを開くようになります。
Pz-LinkCard の設定
Pz-LinkCard の設定
Pz-LinkCard の設定

有料テーマの比較、WordPressが利用できるレンタルサーバーの比較などもご覧ください。

プラグイン

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。

インストール

プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。

インストール

検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。

エラーの対処

プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。

>> プラグインがエラーを発生した時の回復方法

プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。

プラグインの注意点

プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。

プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。

WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)

メリット・デメリット

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他と競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれるサポートが途中で終わるものもある
プラグイン導入のメリット・デメリット

まとめ

Pz-LinkCard はショートコードでURLを指定することでリンクをブログカード形式で表示してくれます。Pz-LinkCard は外部リンクと内部リンクでカードの色や新しくウインドウを開くか細かく設定することができます。カード内にはリンク先のサムネルが表示されユーザービリティの点でも優れているといえます。