
「WP Maintenance Mode」は、WordPressサイトをメンテナンス中であることを表示してくれるプラグインです。「WP Maintenance Mode」は、サイトを全体にわたって修正をかけたり、リニューアルしたいときなど「メンテナンス中」であることを表示してくれます。編集作業は通常通りダッシュボードからログインすれば問題なくできます。
このページの内容
「WP Maintenance Mode」

WP Maintenance Modeを有効にすると、サイトはメンテナンスモードで動作し、管理者権限を持つユーザーは、フロントエンドを含むブログに完全にアクセスできます。メンテナンス中であることを訪問者に知らせるためのメンテナンスページを追加するか、新しいウェブサイトのための公開予定ページを追加できます。また、マルチサイトインストールでも動作します(ネットワークからの各ブログには独自のメンテナンス設定があります)。
- 「WP Maintenance Mode」
- 「メンテナンス中」メッセージを表示してくれる
- ライセンス → 無償
- 必須WordPressバージョン → 3.5
- 検証済みバージョン → 4.8.3
- 言語 → 日本語含む17国語
- アクティブインストール → 500,000 +
「WP Maintenance Mode」の使い方
「WP Maintenance Mode」で「メンテナンス中」のメッセージを表示するには、設定からメンテナンスモードを有効化します。操作は、ダッシュボード → 設定 → 「WP Maintenance Mode」と進み、一般タグの状態を有効化にします。メンテナンスモードが有効化されている状態でサイトにアクセスすると「メンテナンス中です」のメッセージが表示されます。この文章は自由に変更することができます。
「WP Maintenance Mode」の設定
「WP Maintenance Mode」の設定は「一般」「デザイン」「モジュール」とタブでグループ化されています。「一般」はメンテナンスモードを有効にするかどうか、「デザイン」は表示する内容をデザインすることができ、「モジュール」では公開するまでのカウントダウン・ソーシャルネットワークを表示・問い合わせを表示・Googleアナリティクスを使用するかなどを設定することができます。
設定項目 | 内容 |
---|---|
一般 |
|
デザイン | 「メンテナンス中」にサイトにアクセスがあった場合に表示させるページをデザインします。 |
モジュール |
|
「WP Maintenance Mode」のインストールや更新時エラーの対処
「WP Maintenance Mode」をインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → 「WP Maintenance Mode」で検索 → インストール → 有効
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
エラー:メンテナンスモードが消えない
更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
対処1「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。 まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- WordPress管理画面からは操作できない
対処2プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、複雑な設定をしていて影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どれかわからない場合はいきなり削除するのではなくフォルダ名を変更するとよいでしょう。
WordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- WordPress管理画面からは操作できない
プラグインとは
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。 WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。 WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインのメリットとデメリット
導入メリットは以下のものでしょうか。
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- WordPressのアップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
導入には次のようなデメリットもあります。
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある
まとめ
「WP Maintenance Mode」は、WordPressサイトをメンテナンス中であることを表示してくれるプラグインです。「WP Maintenance Mode」は、サイトを全体にわたって修正をかけたり、リニューアルしたいときなど「メンテナンス中」であることを表示してくれます。編集作業は通常通りダッシュボードからログインすれば問題なくできます。
