GeneratePressはスピードを重視で軽量なWordPressテーマ
GeneratePressの概要
GeneratePress(WordPress テーマ)のテーマカスタマイザーやテーマを変更する手順をご紹介しています。また、テーマの選び方やテーマを安全に運用する方法などもご案内しています。
GeneratePressはスピードと使いやすさを重視して作られた軽量の WordPress テーマです。パフォーマンスを重視しているため、GeneratePress をインストールすると、ページサイズが10kb以下になります (gzip 圧縮時)。
新しいブロックエディター (Gutenberg) を最大限に活用しており、コンテンツの作成をより詳細にコントロールできるようになっています。
※最新の情報を公式ページで確認ください
テーマカスタマイザー

GeneratePressのカスタマイズ内容は以下の表のようになっています。
サイト基本情報 |
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レイアウト | ■コンテナ ・コンテナの幅 ・コンテンツのレイアウト>>独立コンテンツ,単一コンテンツ ■ヘッダー ・ヘッダープリセット デフォルト クラッシック ナビゲーションを前に ナビゲーションを後ろに ナビゲーション前-中央 ナビゲーションアフター-中央揃え ナビゲーション左 ・ヘッダー幅 全幅 含まれる ・内側ヘッダー幅 含まれる 全幅 ・ヘッダー配置 左 中央 右 ・メインナビゲーション ナビゲーション位置 ヘッダーの下 ヘッダーの上 右フロート 左フロート 左サイドバー 右サイドバー ナビゲーションなし ナビゲーションのドロップ位置 ナビゲーションがフロートしなくなり、ロゴの下に配置される幅を指定 ナビゲーションドロップダウン マウスオーバー クリック-メニュー項目 クリック-矢印 ・サイドバー サイドバーレイアウト サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー/サイドバー ブログサイドバーレイアウト サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバーサイドバー 個別投稿サイドバーレイアウト コンテンツ/サイドバー コンテンツ(サイドバーなし) サイドバー/コンテンツ/サイドバー サイドバー/サイドバー/コンテンツ コンテンツ/サイドバー/サイドバー ・フッター フッター幅 全幅 含まれる 内側フッター幅 全幅 含まれる フッターウイジェット 0~5 トップへ戻るボタン 有効化 無効化 |
色 | 本文 背景 テキスト リンク トップバー 背景 テキスト リンク ヘッダー 背景 テキスト リンク サイトのタイトル タグライン メインナビゲーション ナビゲーションの背景 ナビゲーションテキスト メニューの背景 サブメニュー背景 ボタン 背景 テキスト 内容 背景 テキスト リンク コンテンツタイトル アーカイブコンテンツのタイトル エントリーのメタテキスト エントリーのメタリンク 見出し1(H1)~6(H6) フォーム 背景 テキスト 枠線 サイドバーウィジェット 背景 テキスト リンク ウイジェットタイトル フッターウィジェット 背景 テキスト リンク ウィジェットタイトル フッターバー 背景 テキスト リンク |
タイポグラフィ | フォントマネージャー タイポグラフィマネージャー |
一般 | アイコンの種類 SVG フォント 下線のリンク メインコンテンツ部分のリンクに下線をつける |
メニュー | メニューの位置は1か所 |
ウィジェット | 右サイドバー フッターウィジェット1~5 フッターバー トップバー |
テーマを変更する手順
テーマを変更するには、管理画面からダウンロードし有効化するという流れになるのですが、いきなり有効化するのは少しリスクがあります。ウイジェットなどはテーマによって取り扱いが異なります、そこで以下の手順で変更されることを推奨します。
- 変更前にバックアップする
- ダッシュボード・外観 よりテーマディレクトリにアクセスする
- ライブプレビューを確認し表示の調整を行う
- 有効化して公開
- 公開後の確認作業を行う
※ライブプレビューで確認して表示の調整をするには、ダッシュボードの 外観 画面でインストールしたテーマの有効化ボタンの右側 ライブプレビューボタンをクリックします。
テーマカスタマイザーによる調整ができるので、修正が終わったら左上部の「有効化して公開」ボタンをクリックします。公開後にはスタイルシートを修正、確認、設定します。以下の点については公開後早期にチェックするようにしましょう。
- 外部のツールと連携している場合は正しく動作しているか
- スタイルシートが正しく設定されているか
- 不要なプラグインは削除する。
テーマを安全に運用する
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
ウェブサイトのセキュリティにおいて、テーマの選択は非常に重要です。
安全なWordPressテーマを選ぶためのポイントは以下の通りです。
- 信頼できる提供元を選ぶ:
- WordPress.orgの公式テーマディレクトリに登録されているテーマは、一定の品質とセキュリティ基準を満たしているため比較的安全です。
- 評判の良い有料テーマの販売サイトや開発者から購入するようにしましょう。
- 最終更新日を確認する:
- 長期間更新されていないテーマは、セキュリティ上の脆弱性が放置されている可能性があります。定期的にアップデートされているテーマを選びましょう。
- レビューや評価を確認する:
- 他のユーザーのレビューや評価を参考に、信頼できるテーマかどうかを確認しましょう。
- 不要な機能が少ないシンプルなテーマを選ぶ:
- 多機能なテーマは便利ですが、その分セキュリティリスクも高まる可能性があります。必要な機能に絞ったシンプルなテーマも検討しましょう。
- セキュリティスキャンを行う:
- テーマ導入前に、Theme Checkなどのプラグインを使って、テーマのコードに問題がないかチェックするのも有効です。オンラインのセキュリティスキャンツールを利用することもできます。
避けるべきテーマ:
- 出所が不明なテーマ: 怪しいサイトからダウンロードしたテーマは、悪意のあるコードが埋め込まれている可能性があります。
- 最終更新日が非常に古いテーマ: セキュリティ対策がされていない可能性があります。
- 無料配布されている有料テーマ: 著作権侵害の可能性があり、セキュリティ上のリスクも高いです。
WordPress本体、プラグインと同様に、テーマも常に最新の状態に保つことがセキュリティ対策の基本です。
テーマの選び方
テーマを選ぶ際にはにはレスポンシブデザインかどうかは着目しましょう。レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット・PC別に1つのデザインで表示できるようにしたものです。サイトの内容によってはスマホユーザーが少ないこともあるでしょうが、Googleはモバイル端末での表示を標準と考えていますので、この点からも対応すべきポイトです。
一般的に、WordPressテーマを選ぶ際に考慮すべき点は以下の通りです。
- 目的と機能: どのようなウェブサイトにしたいですか?(ブログ、ビジネスサイト、ECサイトなど)。必要な機能(レスポンシブデザイン、SEO対策、カスタマイズ性など)が備わっているか確認しましょう。
- デザイン: 好みのデザインであることはもちろん、ウェブサイトの目的に合ったデザインであるかどうかも重要です。デモサイトなどで実際の表示を確認しましょう。
- レスポンシブ: スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで適切に表示されるレスポンシブデザインであることは必須です。
- SEO対策: SEOに強く、検索エンジンに最適化されているテーマを選ぶと良いでしょう。
- 表示速度: ウェブサイトの表示速度はユーザーエクスペリエンスに大きく影響します。軽量で高速なテーマを選びましょう。
- カスタマイズ性: デザインや機能を自分の思い通りにカスタマイズできるテーマだと、より理想的なウェブサイトに近づけられます。
- サポート: テーマのドキュメントが充実しているか、困ったときにサポートを受けられる体制があるか確認しましょう。
- 価格: 無料テーマと有料テーマがあります。予算に合わせて選びましょう。有料テーマは一般的に機能が豊富でサポートも手厚い傾向があります。