Default featured imageはデフォルトアイキャッチ画像を設定するプラグイン
Default featured imageとは
WordPressプラグイン「Default featured image」は、その名の通り、アイキャッチ画像が設定されていない投稿に対して、あらかじめ指定したデフォルトのアイキャッチ画像を自動的に表示させるためのプラグインです。
通常、WordPressの投稿では、個別にアイキャッチ画像を設定することができます。しかし、設定を忘れてしまったり、画像がない場合に、テーマによっては何も表示されなかったり、デザインが崩れてしまうことがあります。
このプラグインを使うと、そういった場合に備えて、以下のことができるようになります。
- デフォルトのアイキャッチ画像を設定: WordPressのメディアライブラリから画像を選択し、デフォルトのアイキャッチ画像として設定できます。
- アイキャッチ画像の設定漏れを解消: アイキャッチ画像が設定されていない投稿でも、自動的に指定したデフォルト画像が表示されるため、サイトのデザインの一貫性を保つことができます。
- 手間を省く: 全ての投稿に手動でアイキャッチ画像を設定する手間を省けます。
類似の機能を持つプラグインとして「Featured Image Generator」のようなものもありますが、これはアイキャッチ画像を生成する機能に特化しており、Default featured imageは「未設定時の代替」に特化している点が異なります。
Webサイトを運営する上で、デザインの統一性やユーザビリティを向上させるために、非常に便利なプラグインと言えるでしょう。
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Default featured imageの使い方
WordPressプラグイン「Default featured image」は、投稿や固定ページにアイキャッチ画像が設定されていない場合に、あらかじめ指定した画像を自動的に表示してくれる便利なプラグインです。これにより、アイキャッチ画像の設定漏れを防ぎ、サイト全体のデザインの一貫性を保つことができます。
以下に、その使い方を詳しく説明します。
1. プラグインのインストールと有効化
- WordPressの管理画面にログインします。
- 左側のメニューから「プラグイン」>「新規追加」をクリックします。
- 検索ボックスに「Default featured image」と入力し、検索します。
- 「Default featured image」プラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックします。
- インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。
2. デフォルトアイキャッチ画像の設定
プラグインを有効化したら、次にデフォルトで表示するアイキャッチ画像を設定します。
- WordPressの管理画面の左側のメニューから「設定」>「Default Featured Image」をクリックします。
- 設定画面が表示されます。ここで、デフォルトのアイキャッチ画像として使用したい画像を選択します。
- 「Select Image」ボタンをクリックします。
- メディアライブラリが開きますので、既存の画像を選択するか、新しく画像をアップロードします。
- 画像を選択したら、「画像を選択」ボタンをクリックします。
- 画像が選択されたことを確認し、「変更を保存」ボタンをクリックします。
3. 設定の確認
これで設定は完了です。実際に投稿や固定ページでアイキャッチ画像が設定されていないものがある場合、自動的に先ほど設定した画像が表示されるようになります。
- アイキャッチ画像が設定されていない投稿や固定ページを表示してみて、設定したデフォルト画像が表示されているか確認してください。
- すでにアイキャッチ画像が設定されている投稿や固定ページには、設定したデフォルト画像は表示されません。
補足事項
- 画像の推奨サイズ: デフォルトアイキャッチ画像として設定する画像は、ブログやサイトのアイキャッチ画像の表示サイズに合わせて、適切なサイズとアスペクト比で準備することをおすすめします。これにより、表示崩れを防ぐことができます。
- 画像の削除と変更: 一度設定したデフォルト画像は、いつでも「Default Featured Image」の設定画面で変更したり、削除したりすることができます。
- テーマとの互換性: ほとんどのテーマで問題なく動作しますが、稀にテーマのカスタマイズ状況によっては予期せぬ表示になる可能性もゼロではありません。もし問題が発生した場合は、テーマの製作者に問い合わせるか、別のアイキャッチ画像関連のプラグインを検討するのも良いでしょう。
このプラグインを使うことで、WordPressサイトのアイキャッチ画像管理がより簡単になり、サイトの見栄えも向上します。ぜひ活用してみてください。
Default featured imageの注意点
WordPressプラグイン「Default featured image」は、投稿やページにアイキャッチ画像が設定されていない場合に、自動的にデフォルトの画像を割り当ててくれる便利なプラグインです。しかし、利用する際にはいくつかの注意点があります。
主な注意点
- テーマの対応:
- このプラグインは、WordPressのテーマがアイキャッチ画像(Post Thumbnails)機能をサポートしていることを前提としています。もしテーマがアイキャッチ画像をサポートしていない場合、プラグインを設定しても画像が表示されない可能性があります。
- テーマの
functions.php
ファイルにadd_theme_support('post-thumbnails');
の記述があるか確認しましょう。ない場合は、テーマがアイキャッチ画像に対応していないか、または手動で追加する必要があるかもしれません(テーマのアップデートで上書きされる可能性もあるため、子テーマを使用するなど注意が必要です)。
- 他のプラグインとの競合:
- アイキャッチ画像に関連する他のプラグイン(画像最適化プラグイン、Lazy Loadプラグイン、SEOプラグインなど)と競合し、意図しない表示になったり、画像が表示されなかったりする場合があります。
- 問題が発生した場合は、一時的に他のプラグインを無効化して、原因を特定することが重要です。
- キャッシュの問題:
- WordPressサイトでは、キャッシュプラグインやCDN(Content Delivery Network)を使用している場合が多く、設定変更がすぐに反映されないことがあります。
- デフォルトのアイキャッチ画像を設定・変更した後は、必ずキャッシュをクリアしてください。ブラウザのキャッシュもクリアすると良いでしょう。
- 画像のサイズと比率:
- 設定するデフォルトのアイキャッチ画像は、サイトのデザインやテーマが想定している画像のサイズや比率に合わせることが重要です。
- 比率が合わないと、画像が引き伸ばされたり、一部が切れて表示されたりする可能性があります。複数のサイズの画像をアップロードして、どのように表示されるかテストすることをおすすめします。
- パフォーマンスへの影響:
- 非常に大きな画像や最適化されていない画像をデフォルトのアイキャッチ画像として設定すると、サイトの表示速度に影響を与える可能性があります。
- WebPなどの新しい画像フォーマットの使用や、画像圧縮ツールなどを活用して、ファイルサイズを最適化することをおすすめします。
- SEOとソーシャルメディア:
- デフォルトのアイキャッチ画像は、SEOやソーシャルメディアシェア時に表示されるサムネイルにも影響を与えることがあります。
- All in One SEO Pack や Yoast SEO といったSEOプラグインを使用している場合、ソーシャルメディア用のデフォルト画像を別途設定できる機能があるため、そちらも確認してください。
- 「メディア」設定からの削除:
- 「Default featured image」プラグインを停止・削除しても、WordPressの「設定」→「メディア」ページに設定したデフォルト画像が残ってしまう場合があります。
- プラグインをアンインストールする際は、必ず「メディア」設定ページで「デフォルトのアイキャッチ画像を使用しない」を選択し、保存してからプラグインを停止・削除するようにしましょう。
これらの注意点を踏まえることで、「Default featured image」プラグインをより効果的に、そして問題なく利用できるでしょう。