Fukasawa のカスタマイズ方法

写真家やコレクター向けの最小限の石積みスタイルのブログテーマです。レスポンシブ対応のデザイン、ブロックエディター/グーテンベルクのサポート、画像のサポート、ギャラリーおよびビデオ投稿フォーマット、4つのカスタムウィジェット、アーカイブページテンプレート、ギャラリースライドショー、カスタムアクセントカラーのサポート、カスタムロゴのサポート、およびエディタースタイルが特長です。
Fukasawa
Fukasawa
wordpress.org | Fukasawa |
バージョン | 2.1.2 |
最終更新日 | 2022年7月1日 |
有効インストール | 10000+ |
PHPバージョン | 5.6以上 |
Fukasawa 作成者サイト |
Fukasawa の特徴はブログトップページが記事の一覧表示がリスト表示ではなくタイル(石積み)表示のテーマです。テーマディレクトリからインストールできるテーマです。記事はページ先頭部にアイキャッチ画像が自動で挿入されます。
Fukasawa をインストールするにはダッシュボードから外観 → テーマ → 新規追加 → Fukasawaで検索しインストールを開始します。
ウィジェット
Fukasawa のウイジェットエリアはサイドバーのみになっています。(ウイジェットとはサイドバーにメニューやカテゴリー新着記事などを簡単に追加・追加できる拡張機能です。
ヘッダーやサイドバー、フッターなどのウィジェットエリアと呼ばれる場所に配置されます。検索ボックスやメニュー、カテゴリやタグ、最新の記事、カレンダーなどの機能をドラッグ&ドロップで簡単に実現できます。
カスタマイズ
カスタマイズするには、大きく分けて機能とデザイン性をカスタマイズすることになります。どちらも手段が複数ありますので、事前に理解して取り組まれるとよいでしょう。特にテーマのコードを直接編集する方法はリスクも高いので、よく理解されている方以外にはおすすめできません。
Fukasawa をカスタマイズする方法は大きく分けて、テーマカスタマイザーを使う、cssの追加をする、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるになります。プラグインを利用すると素早く安全にカスタマイズすることも可能です。
プラグインを利用するにしても、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるにしてもリスクが発生するので、バックアップ環境は整えておかれることを推奨します。
手順
Fukasawa をカスタマイズするには下記の手順で行います。
- WEBサイトの構成を考える (※注1)
- 不要な機能を削除する
- 必要な拡張機能(プラグイン)を追加する
- グローバルナビゲーションやサイドメニューを作る
- TOPページを作る
- 発信者情報ページを作る
- お知らせや、ブログ(製品やサービスをカテゴリーに構成する)を設置する
※ 注1)固定ページ・投稿ページのコンテンツを書き出す。そしてカテゴリーやタグを振り分ける。などの設計書・制作ガイドラインを作成しておくと作業をスムースに進めることができ、修正が発生しても最小限の工程で完結できるようになります。
テーマカスタマイザ
Fukasawa のテーマカスタマイザーでは、色や背景画像、メニューやウィジェットに設置する内容などをカスタマイズします。Fukasawa は以下の内容がカスタマイズできます。
サイト基本情報 | サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定できる |
色 | アクセント色を選択 |
メニュー | 表示は1ケ所 |
ウィジェット | サイドバー |
ホームページ設定 | 固定ページか新着情報 |
追加CSS | スタイルシートを追加 |
Fukasawa のカスタマイズはいろいろな方法があります。WordPressの管理画面からカスタマイザーを利用してフォントや色、レイアウトなどをカスタマイズする方法。CSSを追加してカスタマイズする方法。プラグインをインストールして機能をカスタマイズする方法。「テーマーの編集」から直接編集する方法などがあります。
css(スタイルシート)

部分的に色を変更したり、文字の大きさを変更したりしたいのであればcss(スタイルシート)を追加することになります。cssの(スタイルシート)を追加する場合は、テーマカスタマイザーの「css追加」を利用するか、テンプレートファイルの「style.css」に追加することになります。
テーマカスタマイザーの「css追加」は複雑なコード編集は苦手ですが、テーマの更新に上書きされることはありません。逆にテンプレートファイルの「style.css」は上書きされるので、子テーマで対応するか、バックアップをとり対応するかになります。
テンプレートファイル(PHP)
テンプレートファイル(テーマファイル)のカスタマイズは、外観 → テーマファイルエディタで編集することになります。テンプレートファイルの構成は各テーマによって異なっていますが概ね以下のようなファイルで構成されています。
- スタイル(style.css)
- テーマの関数
- 404テンプレート
- コメント
- テーマフッター
- テーマヘッダー
- 検索フォーム
- 単一テンプレート
テンプレートファイルを直接編集してカスタマイズすることもできます。ただ、この方法は高度な知識を必要とされますので、十分な知識をお持ちの方におすすめなります。記述ミスによって画面が表示されなくなったり、管理画面にログインすらできなくなったりすることもあります。
WordPressテーマ
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
WordPressテーマの種類
WordPressには大きく分けると有料テーマと無料テーマの2種類があります。一般的には無料テーマは無償で利用でき、開発者のサイトなどからダウンロードすることで利用できるようになっています。無料で利用できるテーマには、wordpress.orgのテーマディレクトリからダウンロードできる公認テーマもあります。
WordPress公認テーマ
wordpress.orgのテーマディレクトリには役10,000に及ぶテーマがあり自由に選ぶことができます。公認テーマはwordpressによって審査され、安心して利用することができるといえます。半面、デザインや機能は育て上げる面もあり初心者にはハードルが高いかもしれません。サポートはありませんのでwordpress.orgやネットから情報か自力で解決しなければなりません。
無料テーマ
無料とは思えないほど機能やデザインが充実しているテーマもあります。ただ、無料がゆえに途中で更新がストップしたり、開発が終了されることもあります。無料テーマは開発者の宣伝目的や有料版へのステップとして提供されていることもあると認識しておきましょう。
有料テーマ
デザインや機能面に優れサポートも充実しているのが有料テーマの強みです。10000円~20000円前後で入手することができ、WordPressを使って収益を考える副業やビジネスをしたい方にはこちらがよいかもしれません。
テーマの更新
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。
テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズを加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。