WordPressデフォルトテーマ

この記事はプロモーションが含まれています。

デフォルトテーマとは、WordPressに同梱されている純正標準テーマのことをいいます。初めてWordPressをインストールすると同時にインストールされるテーマといった方がわかりやすいかもしれません。利用しないこともあって削除されることも多いかもしれません。しかしながら、デフォルトテーマを削除してしまうと、サイトヘルス上に注意が促されてしまいます。これは利用中のテーマにトラブルがあったとき自動的にデフォルトテーマに切り替えるためのもです。

デフォルトテーマ

例えば、複数のテーマをインストールすると「サイトには WordPress のデフォルトテーマ Twenty Twenty-Two と現在有効なテーマ Twenty Twenty を除いて削除をしましょう」というようなメッセージが表示されます。インストールしておくだけで問題ありません。

WordPress には現在、3つのテーマが同梱されています (Version 5.7)。デフォルトの Twenty Twenty-One テーマ (デモ)、および以前のデフォルトの Twenty Twenty テーマ (デモ) と Twenty Nineteen テーマ (デモ) です。

Twenty Twenty-Four(デフォルトテーマ)

Twenty Twenty-Four

Twenty Twenty-F​​our の背後にある考え方は、あらゆる種類のサイト、あらゆるトピックで使用できるデフォルトのテーマを作成することです。そのため、これまでとは異なり、単一のトピックはありません。代わりに、起業家や中小企業向けに特化したユースケース、写真家やアーティスト向けに特化したユースケース、ライターやブロガー向けに特化したユースケースの 3 つのユースケースが検討されました。本質的には、テンプレートとパターンのコレクションであり、すべて組み合わされてテーマが構成されます。これらのパターンには、概要ページ、プロジェクト概要、出欠確認、ランディング ページなど、さまざまなユースケースに対応したさまざまなホーム テンプレートが含まれています。

詳細を読む

Twenty Twenty-Three(デフォルトテーマ)

Twenty Twenty-Three

Twenty Twenty-Three は、WordPress 6.1 で導入された新しいデザインツールを活用するために設計された2023年版のデフォルトテーマです。クリーンでまっさらなベースを出発点として、WordPress コミュニティのメンバーによって作成された10種類の多様なスタイルバリエーションが含まれています。複雑なサイトでも驚くほどシンプルなサイトでも、同梱のスタイルから素早く直感的に作成したり、自分で作成して完全にカスタマイズしたりできます。

詳細を読む

WordPressのテーマを使えばサイト全体のデザインを瞬時に変更でき、HTML/CSSを使わなくても調整できるようになっていますが、公式テーマには必要最低限の機能しかなくプラグインの導入やカスタマイズの必要があります。カスタマイズには一定の知識も求められ時間も必要になってきます。こんな時、有料テーマを利用すると、あらかじめカスタム機能が装備されていることが多く、初心者の方にも短時間でサイトを作り上げることができるようになります。

WordPressのテーマは、WordPressを利用したウェブサイトのデザインを定義・変更するものです。デザインの変更には、表示や外観の調整が含まれますが、ほとんどの場合、機能面での改変も対象になります。そして、デフォルトテーマは、ワードプレスの公式サイト(wordpress.org)が毎年作っているテーマになります

WordPressのテーマを変更する手順

テーマを変更するには、管理画面からダウンロードし有効化するという流れになるのですが、いきなり有効化するのは少しリスクがあります。ウイジェットなどはテーマによって取り扱いが異なります、そこで以下の手順で変更されることを推奨します。

  1. 変更前にバックアップする
  2. ダッシュボード・外観 よりテーマディレクトリにアクセスする
  3. ライブプレビューを確認し表示の調整を行う
  4. 有効化して公開
  5. 公開後の確認作業を行う

※ライブプレビューで確認して表示の調整をするには、ダッシュボードの 外観 画面でインストールしたテーマの有効化ボタンの右側 ライブプレビューボタンをクリックします。

テーマカスタマイザーによる調整ができるので、修正が終わったら左上部の「有効化して公開」ボタンをクリックします。公開後にはスタイルシートを修正、確認、設定します。以下の点については公開後早期にチェックするようにしましょう。

  • 外部のツールと連携している場合は正しく動作しているか
  • スタイルシートが正しく設定されているか
  • 不要なプラグインは削除する。

テーマの選び方

WordPressテーマを選ぶ際、ビジネスサイトでは、自社のイメージと近いデザインを選びましょう。中小企業や個人事業主の場合、高度なカスタマイズは負担が大きすぎ、デフォルトのデザインでサイトを作成し運用していくことが多いようです。このため、ビジネスサイトにおすすめな有料WordPressテーマを利用されるとデザインのカスタマイズが容易だったり、必要な機能がプラグインによって提供されているので、サイト運用開始時や運用中の負担を軽減できます。

テーマを選ぶ際にはにはレスポンシブデザインかどうかは着目しましょう。レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット・PC別に1つのデザインで表示できるようにしたものです。サイトの内容によってはスマホユーザーが少ないこともあるでしょうが、Googleはモバイル端末での表示を標準と考えていますので、この点からも対応すべきポイトです。

  • レスポンシブデザインなのか
  • デザインをカスタマイズしやすいか
  • ダウンロード数(利用されている数)が多いのか
  • ブロックエディタに対応しているのか
  • 日本語に対応しているのか
  • テーマは安全なのか

有料テーマ

WordPress有料テーマはおしゃれでカスタマイズしやすいのが大きなメリットです。 WEBサイト運用するための機能も標準として装備されているので、プラグインの追加をしなくても十分使用することが可能です。

無料テーマはシンプルなものが多く、他のサイトとデザインが同じようになってしまうこともあります。 しかし、有料テーマであればカスタマイズしやすくなっているため、好みのサイトを作成しやすいのが特徴です。

無料テーマ

wordpress.org からダウンロードできるテーマやWEB制作会社から提供される無料テーマもあります。無料とは思えないほど機能やデザインが充実しているテーマもあります。ただし、無料がゆえに途中で更新がストップしたり、開発が終了されることもあります。無料テーマは開発者の宣伝や有料版へのステップとして提供されていることもあると認識しておきましょう。

wordpress.org のテーマはディレクトリ登録時に事前に審査が行われるので、製作者サイトからの直ダウンロードに比較すれば安全といえるでしょう。ただし、サポートはありませんのでwordpress.orgやネットの情報で自力で解決しなければなりません。

WordPress運用のポイント

WordPressは非常に人気のあるコンテンツ管理システム(CMS)で、ブログやウェブサイトの作成・運営に広く利用されています。そんなWordPressの運用にあたっては考慮すべきポイントがいくつかあります。

テーマの選定とカスタマイズ】適切なテーマを選び、必要に応じてカスタマイズすることで、サイトのデザインやユーザビリティを向上させることができます。

【プラグインの管理】必要な機能を追加するためにプラグインを使用しますが、不要なプラグインは削除し、定期的に更新することが推奨されます。これにより、セキュリティリスクを軽減できます。

※有料WordPressテーマはカスタマイズが容易で、豊富な機能が装備されているのでおすすめといえるでしょう。

【定期的なバックアップ】データの損失を防ぐために、定期的にバックアップを取ることが重要です。プラグインを利用することやレンタルサーバーのバックアップを活用しましょう。

セキュリティ対策】WordPressは人気があるため、攻撃の対象になりやすいです。セキュリティプラグインの導入や、定期的なパスワード変更、SSL証明書の導入などが推奨されます。

パフォーマンスの最適化】サイトの表示速度を向上させるために、キャッシュプラグインの利用や画像の最適化を行うことが重要です。

【SEO対策】検索エンジン最適化(SEO)を意識したコンテンツ作成や、SEOプラグインの活用が重要です。これにより、検索結果での表示順位を向上させることができます。

ユーザーエンゲージメント】コメント機能やSNSとの連携を活用し、訪問者とのコミュニケーションを促進することも大切です。

※SEO対策やSNSとの連携は専門知識も要求されます、外部サービスの利用を検討されてはいかがでしょう。

有料WordPressテーマのメリット

WordPressテーマには、テーマディレクトリからダウンロードして利用できるものの他に、無料で公開されているもの、WEB制作会社等から販売されているものがあります。有料テーマを利用するメリットには以下のものがあります。

  • デザイン性が高くなる
  • 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
  • カスタマイズをしなくても使える
  • プラグイン・ウィジェットの機能が充実している
  • 記事の装飾機能が充実している
  • 記事の作成に集中できる
  • 無料テーマよりもSEOが強い

wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点有料テーマはカスタマイズの柔軟性やプラグインを利用しなくても十分機能をもたされているので、関連のスキルを学習することなくサイトの運用を開始できます。