Manual Related Postsは手動で関連記事を設定できるプラグイン

Screenshot of wordpress.org

Relatedは手動で関連記事を設定するWordPressプラグインです。関連記事を表示してくれるプラグインの多くが自動で表示してくれるのに対し関連性を手動で設定することが特長です。また、投稿記事だけでなくトップページなどにも表示することができるようになっています。

>> Manual Related Posts

関連の記事を表示することは、サイト内の回遊率の改善や、内部リンクの強化といったSEO効果を生み出します。Relatedの表示はリスト形式で、サムネ画像は表示されません。画像でアピールしたい記事の場合には他のプラグインも確認すべきかもしれません。

WordPress.orgManual Related Posts
有効インストール1000+
WordPressバージョン4.1
テストバージョン6.5
PHPバージョン7.0
Manual Related Posts

関連記事とは、閲覧している記事コンテンツと関係性のありそうな記事コンテンツのこと。主にページの下部に表示されており、読んでいる記事とあわせて読んでもらいたい記事に誘導するために使用されます。

wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。

関連の記事を表示することは、サイト内の回遊率の改善や、内部リンクの強化といったSEO効果を生み出します。Manual Related Postsの表示はリスト形式で、サムネ画像は表示されません。画像でアピールしたい記事の場合には他のプラグインも確認すべきかもしれません。

Manual Related Posts では以下のことができます。

  • ブログの投稿や固定ページ(トップページも)に関連する記事を手動で追加できる
  • ドラッグアンドドロップで表示を並び替えることができる
  • カスタムマークアップが可能、独自のカルーセルを作成できる

インストールと設定

Manual Related Posts をインストールするにはダッシュボードから、プラグイン > 新規プラグインを追加 > Manual Related Posts で検索 > インストール > 有効化で利用できるようになります。

インストールが終了したら、まず関連記事をどこに表示するのかを設定します。

Manual Related Postsの設定

記事に関連記事を表示させる

記事に関連の記事リンクを表示させるには、記事の編集画面最下部に Related posts が表示されるようになるので、ここで選択、関連の記事はコンテンツ(ページ)最下部に表示されます。

Manual Related Postsの設定

関連記事を表示するプラグインを比較

関連の記事を表示してくれるプラグインには、自動で表示してくれたり、手動で指定するものやテキストのみの表示やサムネイルなど合わせて表示してくれるもの等様々です。サイトの内容に合ったものを選びたいものです。注意点としてはサーバーのリソースを消費することが多く、表示スピードに影響を与えることもあります。

Related Post関連した記事をページにリスト表示してくれる
手動で関連する記事を追加でる
Manual Related Posts手動で関連する記事を表示することに特化
Contextual Related Postsサムネイル、ショートコード、ウィジェット、カスタム投稿タイプ、および CSS スタイルをサポート

プラグインのメリットとデメリット

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれるサポートが途中で終わることがある
プラグイン導入のメリット・デメリット

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。

プラグインのエラーを回復

プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法

WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう