Page & Post Notesはページやダッシュボードに複数のメモを残せるプラグイン

Page & Post Notesとは

WordPressの管理画面内で、特定の投稿や固定ページに非公開のメモ(ノート)を追加する機能を提供することが主な目的です。

主な機能は以下の通りです。

  • 投稿・固定ページにメモを追加: WordPressの編集画面にメモ欄が追加され、各ページや投稿に個別のメモを記録できます。
  • 複数のメモ追加: 1つのページや投稿に複数のメモを追加できます。
  • メモの削除: 不要なメモは簡単に削除できます。
  • テキストの方向変更: RTL(右から左)およびLTR(左から右)のテキスト方向に対応しています。
  • 区切り線の追加: メモに区切り線を追加できます。
  • ダッシュボードへのメモ保存: WordPressのダッシュボードにもメモを保存できます。
  • 管理者のみ閲覧可能: 通常、追加されたメモはサイトのフロントエンド(訪問者が見る側)には表示されず、ログインしている管理者や編集者のみが閲覧できます。これにより、内部的な情報共有やタスク管理に役立ちます。

このプラグインは、記事のリライト案、タスク管理、更新履歴、共同作業時の連絡事項など、サイト運営における様々な備忘録として活用できます。Simple Post Notesという類似のプラグインもあり、どちらもWordPressの管理画面内で手軽にメモを残せる点が共通しています。

利用数

WordPressプラグイン Page & Post Notes の現在の有効インストール数(利用数)は、2,000件以上です。

これは、WordPressのプラグインディレクトリに表示されている情報に基づいています。

  • 有効インストール数: 2K+ (2,000件以上)

プラグインの評価や最終更新日などの詳細情報については、WordPressのプラグインページで確認できます。

利用料金

WordPressプラグインの Page & Post Notes は、無料で利用できます。

  • このプラグインは YYDevelopment によって開発され、GPLv2ライセンスのもとで100%無料で提供されています。
  • 開発元は、今後も無料で提供を続ける意向を示しています。

Page & Post Notesの使い方

Page & Post Notesは、WordPressの投稿や固定ページに非公開のメモを追加できる便利なプラグインです。これにより、記事の編集履歴、TODOリスト、将来のアイデアなどをチームメンバーと共有したり、個人的な覚書として利用したりできます。

以下にPage & Post Notesの主な使い方を説明します。

1. インストールと有効化

  • WordPressの管理画面にログインします。
  • 左メニューの「プラグイン」>「新規追加」をクリックします。
  • 検索窓に「Page & Post Notes」と入力し、検索します。
  • 「Page & Post Notes」が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックし、その後「有効化」をクリックします。

2. メモの追加

プラグインを有効化すると、投稿や固定ページの編集画面に「Notes」という新しいセクションが追加されます。

  • メモを追加したい投稿または固定ページの編集画面を開きます。
  • 通常、編集画面の下部(または右側)に「Notes」というメタボックスが表示されます。
  • テキストエリアにメモを入力します。
  • メモを入力したら、投稿または固定ページを「更新」または「公開」します。これにより、メモが保存されます。

3. メモの確認と編集

  • 保存されたメモは、同じ投稿または固定ページの編集画面を開くことでいつでも確認できます。
  • メモの内容を編集したい場合は、テキストエリアのテキストを変更し、再度「更新」または「公開」をクリックします。

4. メモの削除

  • メモを削除したい場合は、テキストエリアのテキストをすべて削除し、投稿または固定ページを「更新」または「公開」します。

5. その他の設定

Page & Post Notesには、いくつかの設定オプションがあります。

  • WordPressの管理画面の左メニューから「設定」>「Page & Post Notes」をクリックします。
  • ここでは、メモを表示する投稿タイプ(投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなど)を選択できます。
  • また、メモボックスの位置(標準のメタボックスとして表示するか、高さを固定するかなど)を調整することもできます。

Page & Post Notesを活用するヒント

  • 共同編集のメモ: 複数の人でサイトを管理している場合、各記事の進捗状況や担当者、次のタスクなどをメモとして残しておくことで、情報共有がスムーズになります。
  • 個人的な覚書: 記事のアイデア、参考にしたサイトのURL、将来的に追記したい内容などを個人的なメモとして残しておくことができます。
  • 校正時のコメント: 記事の校正中に気づいた点や修正が必要な箇所をメモとして残し、後でまとめて修正する際に役立てることができます。
  • キーワードの記録: 記事のSEO対策として、狙っているキーワードや関連キーワードをメモしておくことができます。

Page & Post Notesは非常にシンプルながらも、コンテンツ管理を効率化するための強力なツールです。ぜひ活用してみてください。

Page & Post Notesの注意点

WordPressプラグイン「Page & Post Notes」は、WordPressのページや投稿にメモを追加できる便利なツールです。しかし、使用する上でいくつかの注意点があります。

主な注意点は以下の通りです。

  1. サポートの状況:
    • WordPress.orgのレビューやサポートフォーラムを見ると、「サポートスレッドが全く回答されない」という報告があります。これは、何か問題が発生した際に開発者からの迅速なサポートを期待できない可能性があることを示唆しています。
    • 開発が活発でない場合、WordPressのコアや他のプラグインとの互換性問題が発生する可能性があります。
  2. 機能の要望と現状:
    • ユーザーからは、ページや投稿の一覧テーブルにメモの一部を表示する機能や、メモの検索・フィルター機能の追加が要望されていますが、現状では実装されていないようです。これにより、メモが増えると管理が煩雑になる可能性があります。
  3. 機能のシンプルさ:
    • このプラグインは「メモを追加する」という非常にシンプルな機能に特化しています。そのため、より高度なメモ機能(カテゴリ分け、通知、共同編集など)を求める場合は、機能不足を感じるかもしれません。
  4. 代替プラグインの検討:
    • もし、Page & Post Notesの機能やサポートに不安を感じる場合は、他のメモ系プラグインの検討も良いでしょう。例えば、WordPressダッシュボード全体でメモを管理できる「WP Dash Notes」や、開発者向けのメモ機能を提供する「Plugin Notes」など、様々な選択肢があります。
  5. 開発状況の確認:
    • プラグインをインストールする前に、WordPress.orgのプラグインページで最終更新日や互換性、アクティブなインストール数、評価などを確認することが重要です。これにより、プラグインが現在も積極的にメンテナンスされているか、おおよその判断ができます。

総じて、「Page & Post Notes」はシンプルにメモを追加したい場合には便利ですが、より高度な機能や手厚いサポートを期待する場合には、他の選択肢も検討することをおすすめします。

代替となるWordPressプラグイン

プラグイン名主な特徴
Simple Post Notes投稿編集画面にシンプルなメモ欄を追加。クイック編集や一括編集にも対応している場合があります。
WP NoteUp投稿・固定ページ編集画面に管理者専用のメモを追加する機能に特化。設定項目が少なくシンプルです。
Notely特定の投稿タイプ(投稿、固定ページ、商品など)に関連付けられたメモをメタボックスとして提供します。
Peter’s Post Notesどのユーザーがメモの追加・閲覧できるかを細かく設定可能。ダッシュボードウィジェットで最新のメモを確認できます。
WP Dashboard Notes個別の投稿/固定ページではなく、WordPressダッシュボード全体にメモを作成・管理したい場合に適しています。チームでの情報共有に便利です。

選定のヒント

Page & Post Notesが提供していた「投稿・固定ページごとに管理者のみが確認できるメモを追加する」という機能に最も近いのは、Simple Post Notes、WP NoteUp、Notely、Peter’s Post Notesなどです。

  • シンプルさを重視するなら、Simple Post NotesやWP NoteUp。
  • 権限設定や複数メモが必要な場合は、Peter’s Post Notes。
  • ダッシュボードでの情報共有も行いたい場合は、WP Dashboard Notesも併せて検討すると良いでしょう。

これらのプラグインは、それぞれ機能やインターフェースに違いがありますので、あなたの用途に最も合ったものを選んでみてください。

プラグインを意識したレンタルサーバーの選び方

多くのプラグインを使う予定であれば、最初からWordPressに特化・最適化されているレンタルサーバーを選ぶのが最も確実で快適です。

WordPress適性ランキング表

順位サーバー名特徴・強み弱み・注意点WordPress適性
1位ConoHa WING(コノハ)高速表示・国内最速級、WordPress簡単セットアップ、独自ドメイン永久無料、初心者〜上級者まで幅広く対応料金はやや高め◎ 非常に適している
2位KAGOYA(カゴヤ)WordPress専用サーバー「KUSANAGI」搭載で超高速、法人利用率高く安定性抜群、セキュリティ強化個人利用にはややオーバースペック、料金は中〜高◎ 高速・安定志向に最適
3位さくらレンタルサーバー老舗で信頼性高い、料金安め、安定稼働、サポート充実表示速度はConoHaやKAGOYAに劣る○ 安定志向に適している
4位LOLIPOP(ロリポップ)初心者向け、料金安い、WordPress簡単インストール、利用者が多く情報豊富高負荷サイトには不向き、速度は中程度△ 個人ブログや小規模サイト向け
5位リトルサーバー月額150円〜と圧倒的低価格、WordPress全プラン対応、無料SSL・自動バックアップあり容量・転送量が小規模向け、サポートはメール中心で即応性に不安△ 趣味ブログや学習用に最適

解説

  • ConoHa WINGは「速さ・使いやすさ・機能」のバランスが最も良く、WordPress利用者に人気。
  • KAGOYAは法人やビジネスサイトに強く、KUSANAGIによる超高速化が魅力。速度重視なら最適。
  • さくらレンタルサーバは老舗で安心感があり、安定性重視の人におすすめ。
  • LOLIPOPは初心者向けで安価だが、速度や高負荷対応は弱め。
  • リトルサーバーは「とにかく安くWordPressを始めたい人」向け。小規模サイトや学習用に良いが、商用や大規模には不向き。

WordPressテーマ目的別比較表

WordPressテーマを選ぶにはデザインだけでなく、汎用性、アップデートの継続性、サポート体制、そして表示速度やSEO対策の強さといった要素を総合的に考慮することが重要です。目的にあった長く安心して使えるテーマを選ぶようにしたいものです。そこで、目的別に整理したWordPressテーマ比較表を以下にまとめました。 各テーマの特徴や利用目的を簡潔に比較できるようにしています。

テーマ名主な目的・特徴適した用途
RE:DIVER(リダイバー)高速表示・SEO最適化に強い。アフィリエイトや収益化を意識した設計。アフィリエイトブログ、収益化重視の個人ブログ
GOLD BLOG(ゴールドブログ)ブログ運営に特化。シンプルで使いやすく、初心者でも扱いやすい。個人ブログ、情報発信サイト
THE THOR(ザ・トール)SEO・デザイン・収益化機能を網羅したオールインワンテーマ。広告管理やランキング機能も搭載。アフィリエイト、企業サイト、収益化ブログ
Emanon(エマノン)ビジネス向けデザイン。企業サイトやサービス紹介に適したテーマ。コーポレートサイト、サービス紹介ページ
LIQUID PRESS(リキッドプレス)WordPress公式登録の国産テーマ。企業サイトからブログまで幅広く対応。初心者でも安心。企業サイト、オウンドメディア、ブログ、LP
STORK SE(ストークSE)モバイルファースト設計。1カラムデザインでコンテンツを際立たせる。直感的操作が可能。ブログ、アフィリエイト、ブランディングサイト
GOLD MEDIA(ゴールドメディア)メディア運営に特化。SEO内部構造が強力で、収益化や効率的な運営を支援。WEBメディア、アフィリエイトサイト、企業サイト

補足ポイント

  • 収益化重視なら「RE:DIVER」「THE THOR」「GOLD MEDIA」が強力。
  • 初心者向けブログなら「GOLD BLOG」「STORK SE」が扱いやすい。
  • 企業サイト・ビジネス用途なら「Emanon」「LIQUID PRESS」が安心。
  • メディア運営に特化したい場合は「GOLD MEDIA」が最適。

こうして見ると、「ブログ中心」か「企業サイト中心」か「収益化・メディア運営中心」かで選ぶテーマが大きく変わります。 あなたが作りたいサイトはどのタイプに近いですか?