All-in-One WP Migrationはサイトの移行に使うプラグイン

Screenshot of ja.wordpress.org

All-in-One WP Migrationはサイトの移行に使えるWordPressプラグインです。データベース、メディアファイル、プラグイン、テーマを含む WordPress Web サイトを技術的な知識なしでエクスポートし移行してくれます。別の場所(サーバ)にある WordPress へ、ドラッグ & ドロップで、サイトをアップロードできます。エクスポートの際、データベース内の検索 & 置換操作を無制限に行うことができます。検索 & 置換操作中に発生する、あらゆるシリアライゼーションの問題も解決してくれます。

>> All-in-One WP Migration

WordPress.org All-in-One WP Migration
有効インストール5百万以上
WordPressバージョン3.3以上
検証済みバージョン6.1.1
PHPバージョン5.3以上
All-in-One WP Migration

注意点)移行先にインポートする容量が5MB以上の場合は有料版を購入する必要があります。

All-in-One WP Migrationの使い方

作業の前提として、移行元と移行先にAll-in-One WP Migrationがインストールされていなければなりません。

移行元からエクスポートする

  1. All-in-One WP Migrationをインストールする(移行元と移行先)
  2. 移行元 管理画面 → All-in-One WP Migration → エクスポート と進み、「サイトのエクスポート」からエクスポート先をクリックしファイルを選択します。
    ※移行先にインポートする容量が5MB以上の場合は有料版を購入する必要があります。回避策として、「高度なオプション」をクリックし「メディアライブラリーをエクスポートしない」等をチェックし、メディアファイル等をFTPソフトを使って移行する方法もあります。
  3. エクスポート先のファイルをクリックするとファイルがアーカイブされ、ダウンロードが表示され、PCにダウンロードすることができます。

移行先にインポートする

  • 移行先サイトの管理画面 → インポート画面を開き、エクスポートしたファイルをインポート(アップロード)します。

※注意 エラーを起こしてしまうサーバもありますので、バックアップは忘れずに行ってください。

プロモーション

wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。

WordPress標準移行ツールで移行

WordPressには標準で移行機能として、「エクスポート・インポート」機能があります。この標準機能は記事のみの移行しかできず、デザインテーマやプラグイン等は移行できません。ドメイン名を変更しないで、サーバーを変更する(例えば、高速表示・容量アップ等)場合に適しています。

WordPressサイトの移行手順

1.移行先サーバーでドメイン設定とWordPressをインストール

2.移行元のWordPressデータをエクスポート

3.hostsファイルを使って移行先サーバーのWordPressにアクセスできるようにする

4.移行先のWordPressをインポート

5.一般設定、パーマリンクを変更

6.ドメインのネームサーバー移行先のものに変更する

プラグインのメリットとデメリット

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれるサポートが途中で終わることがある
プラグイン導入のメリット・デメリット

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。

プラグインのエラーを回復

プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法

WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう

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wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。