Google Analytics Dashboard for WPはAnalytics解析をダッシュボードに表示するSEOプラグイン
Google Analytics Dashboard for WPの概要
Google Analytics Dashboard for WPはダッシュボード上にグーグル・アナリティクスのアクセス解析レポートを表示できるWordPressプラグインです。アクセス確認が迅速にできます。Google Analyticsの管理画面にログインすることなく、WordPressのダッシュボード上でGoogle Analyticsの解析レポートを確認することができます。
アクセス解析はWordPressのSEOや集客にのためには欠かせないものです。公開したページが読まれていれば顧客の関心があることにつながっているのですから。「Google Analytics Dashboard for WP」はWordPressのダッシュボードと連携しているので、サイト編集時に状況を分析し、顧客のためのコンテンツ作りができるのです。言い換えればアクセス解析は顧客を知るためのツールでもあるのです。
WordPress.org | Google Analytics Dashboard for WP |
有効インストール | 700000 |
WordPressバージョン | 4.8.0以上 |
検証済みバージョン | 6.1.1 |
PHPバージョン | 5.6以上 |
Google Analyticsのアカウントが何時も利用しているGoogleアカウントと別のアカウントの場合、Google Analyticsに毎回ログインするのが面倒です、このプラグインを利用すると毎回ログインすることなくレポートを確認することができます。利用するにはGoogle Analyticsのアカウントを取得していることが必要です。ダッシュボードのページ一覧からページごとのアクセス解析を細かく確認できるのでSEOに大変役立てることができます。
できることはダッシュボード上にGoogle Analyticsのアクセス解析レポートを表示できる
※サーバー内に設置し単体で動作するアクセス解析できるSlimstat Analytics
※最新の情報を公式ページで確認ください
使い方
インストールが完了したらGoogle Analyticsとの連携を設定します。Google Analyticsのアカウントを取得されていることが前提です。「Google Analytics Settings」から「Get Access Code」(アクセスコードを取得)をクリックすると別窓でコードが表示されるのでコピーして貼り付けます。クローム(ブラウザ)などで作業していれば許可を求められるので許可をクリックします。Google Analyticsが承認されればコードが表示されるのでコピーして貼り付けます。このプラグインをインストールすると投稿編集画面でもページのアクセス状況が確認でき、そのページのSEO方針を決定することができます。例えばそのページがどれくらい閲覧されているのか、滞在時間はどのくらいなのかを把握することで、修正すべきことが見えてくるのです。便利な機能として、ページ一覧に追加される「アナリティクス」、クリックするとそのページの状況を簡単に知ることができます。何時どの程度のアクセスがあったのか簡単に確認できるのでSEOを素早く判断することにつながってきます。
アクセス解析とは、ホームページ上にアクセスして来たユーザーの属性や行動を分析することです。ユーザーがどこから来たのか(流入チャネル)、どのページを見たのか、ホームページ上で行ってほしい行動(コンバージョン)をどのくらいしてくれたか、などを解析ツールを使って調べていきます。
解析できる期間
管理画面で選択することで表示できます。
- Real-Time
- Today
- Yesterday
- Last 7 Dayd
- Last 14 Dayd
- Last 30 Dayd
- Last 90 Dayd
- One Year
- Thrss Years
解析できる種類
管理画面で選択することで表示できます。
- Sessions
- Users
- Orgnic
- PageViews
- Bounce Rate
- Location
- Pages
- Referrers
- Serrces
- Traffic Dotils
アクセス解析には編集者が確認したり、自社内の他の部署が閲覧したものも数値に反映されます。気になる場合はフィルターをかけることで回避することも可能です。方法としてはアクセスしたドメインやIPアドレスなどによってカウントさせない方法、ブラウザによっては拡張機能によって回避する方法もあります。
更新作業時は一時的に停止する
Google AnalyticsとWordPressを連携させていると編集時の確認作業もログに反映されてしまいます。固定IPで作業している場合はGoogle Analyticsにフィルターを設定すれば除外されますが、スマートフォンで確認したりするとカウントされてしまい、不便なこともあります。そんなときこのプラグインは、作業時のみ停止しておけばカウントされることを防ぐことができます。停止している間は他の訪問もカウントされませんが、特定のページを追跡中に編集が必要な場合は有効的です。
プラグインの使い方
WordPressプラグインの使い方は、プラグインの種類によって大きく異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
1. プラグインのインストール:
- WordPress管理画面から: 「プラグイン」>「新規追加」で検索するか、アップロードしてインストールします。
- FTP: プラグインのZIPファイルを解凍し、
wp-content/plugins
フォルダにアップロードします。
2. プラグインの有効化:
- インストール後、「プラグイン」>「インストール済みプラグイン」の画面で、有効化したいプラグインの「有効化」ボタンをクリックします。
3. プラグインの設定:
- 有効化すると、WordPressの管理画面のメニューに新しい項目が追加されたり、「設定」の中にプラグイン専用の項目が表示されたりします。
- それぞれのプラグインによって設定項目が異なるため、プラグインの提供元のドキュメントや説明をよく読んで設定を行いましょう。
- プラグインによっては、有効化するだけで特に設定が不要なものもあります。
一般的なプラグインの利用方法:
- 設定画面を探す: 有効化したプラグインの設定は、通常、WordPress管理画面の左側メニューにあるか、「設定」メニューの中にあります。プラグイン名で検索してみましょう。
- ドキュメントを確認する: 多くのプラグインには、詳しい使い方が記載されたドキュメント(英語の場合もあります)があります。プラグインの公式サイトやインストール後のメッセージなどを確認してみてください。
- 他のユーザーの情報を参考にする: 同じプラグインを使っている人のブログ記事や解説動画なども参考になることがあります。
プラグインのメリットとデメリット
WordPressプラグインとは、「WordPressの機能を拡張するもの」です。 WordPressは、標準搭載する機能を最低限に抑えて、用途に応じてプラグインで機能拡張するように設計されています。注意したいのが、互換性エラーです。互換性エラーとは、例えば古いままのテーマやプラグインが、最新のWordPressバージョンに適合していないために起こるエラーのことです。プラグインの多くは有志が提供しているもので、更新やサポートは作成者にゆだねられています。 プラグインに依存した機能の実装を行うと、作成者による更新が止まってしまった場合、セキュリティやWordPressのバージョンアップに対応できなくなることがあります。その点有料WordPressテーマは最初から機能が拡張され、継続して更新されるのでトラブルのリスクが低くなっています。
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる
デメリット
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わることがある
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインの注意点
WordPressのプラグインを利用する際の注意点は多岐にわたりますが、特に重要な点を以下にまとめました。
1. 信頼性:
- 公式ディレクトリの利用: 基本的にはWordPressの公式プラグインディレクトリからインストールしましょう。ある程度の審査はされていますが、完全に安全とは限りません。
- 評価とレビューの確認: 他のユーザーの評価やレビューを参考にしましょう。高評価が多く、肯定的なコメントが多いプラグインは比較的信頼できます。
- 最終更新日の確認: 長期間更新されていないプラグインは、セキュリティ上の脆弱性が放置されている可能性や、最新のWordPressのバージョンに対応していない可能性があります。最終更新日が1年以上前のものは注意が必要です。
- 開発者の確認: 信頼できる開発者や企業が提供しているプラグインか確認しましょう。
2. セキュリティ:
- 必要最低限のプラグインに: 多くのプラグインをインストールすると、セキュリティリスクが増加する可能性があります。本当に必要なものだけを選びましょう。
- 不要なプラグインは削除: 使わなくなったプラグインは無効化するだけでなく、完全に削除しましょう。無効化されたプラグインにもセキュリティ上の脆弱性が残る可能性があります。
- 常に最新の状態に: プラグインは定期的にアップデートされます。セキュリティアップデートも含まれるため、常に最新バージョンに保ちましょう。自動アップデートの設定も検討しましょう。
3. 互換性:
- テーマとの相性: 利用しているWordPressテーマとの互換性を確認しましょう。相性が悪いと、サイトのデザインが崩れたり、正常に動作しなくなることがあります。
- 他のプラグインとの競合: 複数のプラグインを導入すると、互いに干渉し合い、予期せぬ不具合が発生することがあります。新しいプラグインを導入する際は、事前にバックアップを取り、慎重にテストしましょう。
4. パフォーマンス:
- サイトの速度: プラグインによっては、サイトの表示速度を遅くする可能性があります。導入前に、そのプラグインがパフォーマンスに与える影響を考慮しましょう。
具体的な対策:
- バックアップ: プラグインのインストールやアップデート前には、必ずサイト全体のバックアップを取りましょう。
- テスト環境: 本番環境にいきなり導入するのではなく、可能であればテスト環境で動作確認を行いましょう。
WordPressのプラグインは非常に便利ですが、上記のような点に注意して安全かつ快適に利用してください。