WordPressプラグイン「SlimStat Analytics」は、強力なリアルタイムの解析ができるWordPressプラグインです。サーバー内に設置し単体で動作します。訪問者の情報(参照元・移動経路・検索キーワード・端末環境)や検索エンジンのクローラーの訪問状況が分かります。管理画面は英語表記ですが、記事タイトルや検索キーワードは、ちゃんと日本語で表示されます。このプラグインを利用すると、訪問者や検索エンジンのクローラーがどれくらい来ているかをリアルタイムで把握することができるのでWordPressのSEOに役立てることができます。
このページの内容
Slimstat Analytics
- Slimstat Analytics
- リアルタイムでアクセス解析ができる
- Slimstat Analytics【プラグイン・ディレクトリ】
- 自IPをフィルター、自分のアクセスを除外したいのであれば、ダッシュボードからSlimstart → 設定 → IP Addressと進みIPアドレスを入力
Slimstat Analyticsの使い方
インストール&有効化でダッシュボードメニューにSlimstatが追加されアクセスログを確認したり、設定を変更することができるようになります。メニュー表示される項目は以下のようになっています。
- AccessLog
- 概要
- 訪問者
- サイト解析
- トラフィック
- Geolocation
- Customize
- アドオン
- 設定
Access Logを確認する
Slimstat AnalyticsのAccess Logはサイトのアクセス状況を確認することができる画面です。最新アクセス状況が、ページタイトル、アクセス時間などが表示され、ユーザーの動きを確認することが可能です。また、アクセス元のIPやブラウザ、閲覧画面サイズもわかりやすく表示され、どこから(リファラー)やってきたのかも一目で把握できます。
ダッシュボードに表示されるLOG
インストールして有効化するとダッシュボードに以下のログを確認できるようになります。ダッシュボードにLogを表示したくない場合は、Slimstat → 設定 → WordPressとの統合 → Dashboad Widgts をオフにすれば表示されなくなります。
- Visitors Activity
- Pv
- Traffic at a Glance
- 現在の閲覧者
- Top WebPages
- Top Referring Domains
- トップ既知の訪問者
- トップ検索キーワード
- トップ国
- User Carrently Online
- Top Referring URLs
- Audience Overview
- トップブラウザ
- トップモニター解像度
- トップユーザー
- トップ検索エンジン
- トップカテゴリー
- トップ投稿者
- Top Outobound Links
- Top Exit Page
Slimstat Analyticsのインストールや更新時エラーの対処
Slimstat Analyticsをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → 「Slimstat Analytics」で検索 → インストール → 有効
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
エラー:メンテナンスモードが消えない
更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
対処1「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。 まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- 管理画面からは操作できない
対処2プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、複雑な設定をしていて影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どれかわからない場合はいきなり削除するのではなくフォルダ名を変更するとよいでしょう。
WordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- 管理画面からは操作できない
WordPressのプラグインとは
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。 WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。 WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインのメリットとデメリット
プラグインを使うメリットは以下のものでしょうか。
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- WordPressのアップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
導入には次のようなデメリットもあります。
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある