固定ページの子ページ一覧を自動表示!Plug Child Pages Shortcodeの使い方

WordPressで親ページ内に子ページ一覧を簡単に表示できるプラグイン「Child Pages Shortcode」の使い方を解説。ショートコード一つで、アイキャッチ画像や抜粋付きのリストを自動生成する方法や、デザインのカスタマイズ設定を分かりやすく紹介します。

Child Pages Shortcodeとは

WordPressプラグインの「Child Pages Shortcode」は、WordPressの固定ページで設定できる親子関係を利用して、親ページにその子ページ(サブページ)の一覧を簡単に表示するためのプラグインです。

通常、WordPressで子ページの一覧を表示するには、PHPのコードを記述する必要がありますが、このプラグインを使用すると、ショートコードを挿入するだけで、自動的に子ページの一覧を表示できます。

主な機能と特徴は以下の通りです。

  • ショートコードによる簡単表示:
    • 親ページの編集画面に [child_pages] というショートコードを挿入するだけで、その親ページに紐づく子ページの一覧が表示されます。
    • 特定のIDを持つページの子ページを表示したい場合は、[child_pages id="ページID"] のように指定できます。
  • レイアウトのカスタマイズ:
    • 表示する列数を指定できます(例: [child_pages cols="2"] で2列表示)。
    • レスポンシブデザインに対応しており、スマートフォンなどの小さい画面ではレイアウトが調整されます。
  • 表示内容の調整:
    • ページタイトル、抜粋、サムネイル画像(アイキャッチ画像)などを表示できます。
    • サムネイル画像のサイズ指定や、抜粋の表示・非表示を設定できます。
    • 表示順序(タイトル順、公開日順など)や昇順・降順も指定可能です。
  • 除外・特定ページの表示:
    • 特定の子ページを表示から除外したり、指定したページのみを表示したりするオプションもあります。
  • ウィジェット対応:
    • サイドバーなどのウィジェットエリアに子ページ一覧を表示できるウィジェットも提供されています。
  • CSSでのスタイリング:
    • デフォルトである程度のデザインが適用されますが、CSSを使ってさらに細かくデザインをカスタマイズすることも可能です。

このプラグインは、サービスの紹介ページや商品一覧ページなど、階層構造を持つコンテンツを整理して表示する際に非常に便利です。コードの知識がなくても、視覚的に分かりやすい子ページ一覧を作成できるのが大きなメリットです。

利用数

「CC Child Pages – Display Child Pages with Shortcode」というWordPressプラグインについて、利用状況(アクティブインストール数)の情報が見つかりました。

このプラグインは、10,000以上のアクティブインストール数があります。

これは、WordPressのプラグインディレクトリで公開されている、子ページをショートコードで表示するための人気のあるプラグインの1つです。

利用料

検索結果によると、WordPressの公式プラグインディレクトリに登録されている「Child Pages Shortcode」という名前、または同様の機能を持つ多くのプラグインは、無料で提供されています。

例えば、

  • 「Child Pages Shortcode」(Takayuki Miyauchi氏作)
    • WordPressプラグインディレクトリで無料として公開されています。
  • 「CC Child Pages」
    • これもショートコードで子ページを表示するプラグインで、無料で利用できます。
  • 「List Child Pages Shortcode」
    • この機能を持つプラグインも、多くは無料で提供開始されています。

ほとんどの場合、子ページを一覧表示するためのシンプルな機能を持つプラグインは、無料で使えると考えて良いでしょう。

使い方

WordPressプラグインの「Child Pages Shortcode」は、親ページの下にぶら下がっている子ページの一覧を簡単に表示できる便利なプラグインです。主にショートコードを使って、記事や固定ページ内に子ページリストを挿入します。

以下に基本的な使い方と、よく使われるパラメーターを紹介します。

1. プラグインのインストールと有効化

  1. WordPressの管理画面にログインします。
  2. 「プラグイン」>「新規追加」へ移動します。
  3. 検索ボックスに「Child Pages Shortcode」と入力し、検索します。
  4. プラグインを見つけたら、「今すぐインストール」をクリックし、その後「有効化」をクリックします。

2. 基本的な使い方

プラグインを有効化したら、子ページを一覧表示したい記事や固定ページの編集画面で、以下のショートコードを挿入するだけです。

[child_pages]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

このショートコードを挿入すると、そのページの子ページ(存在する場合)が自動的にリスト表示されます。親ページに子ページが存在しない場合は、何も表示されません。

3. よく使われるパラメーター

「Child Pages Shortcode」プラグインは、子ページの表示方法をカスタマイズするための様々なパラメーターを提供しています。

a. 特定のページのIDを指定する (id)

現在のページの子ページではなく、特定のページのIDを持つ子ページを表示したい場合に使用します。

[child_pages id="42"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

複数のIDを指定することも可能です(ただし、list="true"とは併用できません)。

[child_pages id="42,53,76"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

b. 表示カラム数を指定する (cols)

子ページを複数カラムで表示したい場合に使用します。1234のいずれかの値を指定できます。

[child_pages cols="2"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

c. サムネイルの表示とサイズを指定する (thumbs, link_thumbs)

子ページのアイキャッチ画像をサムネイルとして表示できます。

  • thumbs="true" または thumbs="[サムネイルサイズ]" でサムネイルを表示します。 指定できるサムネイルサイズは、WordPressで設定されているもの(thumbnail, medium, large, full, post-thumbnailなど)です。
  • link_thumbs="true" を追加すると、サムネイル自体が子ページへのリンクになります。

例:

[child_pages thumbs="medium" link_thumbs="true"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

d. 抜粋(Description)の表示を制御する (description, words)

子ページの抜粋を表示するかどうか、または抜粋の文字数を指定できます。

  • description="false" または description="0" で抜粋を非表示にします。
  • words="[文字数]" で抜粋の文字数を制限します。

例:

[child_pages description="false"]Code language: JSON / JSON with Comments (json)

e. 除外するページを指定する (exclude)

表示したくない子ページのIDをカンマ区切りで指定します。

[child_pages exclude="20,21,22"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

f. ページの並び順を指定する (order, orderby)

子ページの並び順と基準を指定できます。

  • orderASC(昇順)またはDESC(降順)
  • orderby:並び順の基準
    • menu_order (デフォルト): WordPress管理画面での並び順
    • id: ページID
    • title: タイトル(アルファベット順)
    • slug: スラッグ(アルファベット順)
    • author: 作成者
    • date: 公開日

例:

[child_pages orderby="title" order="ASC"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

g. 表示する深さを指定する (depth)

子ページの階層の深さを指定できます。

  • 0 (デフォルト): 任意の深さの子ページを階層的に表示
  • -1: 任意の深さの子ページを単一のフラットなリストで表示
  • 1: トップレベルの子ページのみ表示
  • 2, 3…: 指定した深さまで表示

例:

[child_pages depth="2"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

h. リンクのターゲットを指定する (link_target)

子ページへのリンクのターゲットを指定できます。

[child_pages link_target="_blank"]
Code language: JSON / JSON with Comments (json)

4. その他のカスタマイズ

  • CSSでのスタイリング: プラグインが出力するHTMLにはCSSクラスが付与されているため、カスタムCSSを追加することで、表示されるリストの見た目を自由にカスタマイズできます。
  • テンプレートファイルの編集(上級者向け): プラグインによっては、テンプレートファイルを編集することで、より詳細なカスタマイズが可能です。ただし、プラグインのアップデートで変更が上書きされる可能性があるため、子テーマを使用するか、別途プラグインのドキュメントを確認してください。

注意点

  • プラグインによっては、同じような機能を持つものがあり、ショートコード名が異なる場合があります(例: [subpages][listchildpages]など)。お使いのプラグインの正確なショートコードとパラメーターは、WordPressプラグインの公式ページや、プラグインのREADMEファイルで確認することをお勧めします。
  • ブロックエディタ(Gutenberg)を使用している場合は、「ショートコードブロック」を挿入して、その中に上記のショートコードを入力します。

「Child Pages Shortcode」プラグインは、WordPressサイトのナビゲーションやコンテンツの整理に非常に役立つツールです。上記の情報を参考に、ぜひ活用してみてください。

WordPressプラグインの「Child Pages Shortcode」は、子ページの一覧を簡単に表示できる便利なツールですが、いくつかのデメリットも存在します。以下に主な点を挙げます。

ショートコード全般のデメリットと共通する点:

  • 記述ミスによる表示問題: ショートコードの記述(スペルミス、属性の誤りなど)を間違えると、意図した通りに表示されず、最悪の場合、サイトの表示が崩れる可能性があります。
  • 管理の手間: 特に多くのショートコードを使用している場合、どのショートコードがどこで使われているかを把握し、管理するのに手間がかかることがあります。
  • テーマやプラグインとの競合: 他のテーマやプラグインが同じショートコード名を使っていたり、ショートコードの処理方法と競合したりする場合、予期せぬ問題が発生する可能性があります。テーマを変更するとショートコードが機能しなくなることもあります。
  • パフォーマンスへの影響: ページ内でショートコードの数が増えると、サーバーへのリクエストが増加し、ウェブサイトの表示速度に影響を与える可能性があります。
  • 視覚的な編集の制限: Gutenbergエディタの登場により、ブロックエディタで直感的にコンテンツを構築できるようになりましたが、ショートコードはコードベースであるため、リアルタイムのプレビューがなく、視覚的な編集の自由度が低いと感じる場合があります。

「Child Pages Shortcode」特有のデメリットや考慮点:

  • カスタマイズの限界: プラグインが提供する機能やオプションに制限されるため、非常に複雑なレイアウトや表示形式を求める場合、追加のCSSやPHPコードが必要になる可能性があります。Qode Interactiveの言及にもあるように、追加オプションが少ないと感じる場合があるかもしれません。
  • Gutenbergブロックへの移行: 最近のWordPressではGutenbergブロックが主流になっており、多くの機能がブロックとして提供されています。Child Pages Shortcodeのようなショートコードベースのプラグインは、Gutenbergブロックに比べてUI/UXの面で劣る可能性があります。専用のGutenbergブロックが用意されている代替プラグインを検討することも考えられます。
  • 特定の機能の欠如: 公式ページの情報では、CSSのカスタマイズ性が向上したり、除外設定や表示する深さの指定などが可能になっていますが、ユーザーが求めるすべての表示オプション(例:特定のカスタムフィールドの表示、特定の順序でのソートなど)に対応していない場合があります。

これらのデメリットを考慮し、Child Pages Shortcodeプラグインを使用するかどうか、または代替手段を検討するかを判断することが重要です。もし、より柔軟な表示やGutenbergエディタとの連携を重視するのであれば、ショートコードではない方法(Gutenbergブロック、カスタムテンプレートなど)を検討するのも良いでしょう。

注意点

WordPressプラグイン「Child Pages Shortcode」をご利用の際に考慮すべき注意点は以下の通りです。

1. パフォーマンスへの影響

  • 大量の子ページ: 非常に多くの子ページを持つ親ページでこのショートコードを使用すると、データベースクエリが増加し、ページの読み込み速度が低下する可能性があります。特に、orderbyposts_per_page などの引数で複雑な並べ替えや表示制限を行う場合、その傾向は顕著になります。
  • キャッシュの利用: パフォーマンス問題を軽減するためには、WordPressのキャッシュプラグイン(WP Super Cache, W3 Total Cacheなど)を導入し、適切に設定することが重要です。これにより、毎回データベースに問い合わせることなく、生成されたHTMLをキャッシュから配信できます。

2. SEOへの影響

  • コンテンツの重複: 全ての子ページの内容を親ページにまとめて表示する場合、検索エンジンがコンテンツの重複と判断する可能性があります。これにより、検索ランキングに悪影響を与える可能性があります。
  • 適切な使用: 子ページを単に一覧表示するだけであれば問題ありませんが、各子ページが独自の価値を持つコンテンツを提供している場合は、個別のページとしてインデックスされる方がSEO上有利です。

3. 表示のカスタマイズとデザイン

  • CSSの調整: プラグイン自体は基本的なリスト表示を提供しますが、サイトのデザインに合わせて見た目を調整するには、カスタムCSSの追加が必要になる場合があります。特に、レスポンシブデザインに対応させるには、メディアクエリなどを用いたCSSの記述が求められることがあります。
  • ショートコードの引数: Child Pages Shortcode は、表示する子ページの数、表示順、表示する情報(タイトルのみか、抜粋も含むかなど)を制御するための多くの引数を提供します。これらを適切に利用することで、柔軟な表示が可能になりますが、引数の指定ミスは意図しない表示結果を招く可能性があります。プラグインの公式ドキュメントで利用可能な引数を確認し、正しく使用することが重要です。
  • デフォルトテンプレートとの兼ね合い: テーマのテンプレートによっては、ショートコードの出力が既存のデザインと馴染まない場合があります。必要に応じてテーマのCSSを調整するか、あるいはショートコードの出力をラップするカスタムHTML要素を追加して、それにスタイルを適用すると良いでしょう。

4. セキュリティとメンテナンス

  • プラグインの更新: 他のWordPressプラグインと同様に、「Child Pages Shortcode」も定期的に更新されます。セキュリティの脆弱性の修正や機能改善のため、常に最新バージョンに保つことが推奨されます。
  • 競合の可能性: 他のプラグインやテーマとの間で競合が発生し、予期せぬ動作やエラーを引き起こす可能性があります。新しいプラグインをインストールしたり、既存のプラグインやテーマを更新したりする際には、必ずバックアップを取り、テスト環境で問題がないことを確認してから本番環境に適用するようにしてください。
  • サポート状況: プラグインのサポート状況を確認することも重要です。開発が停止しているプラグインや、サポートが終了しているプラグインは、WordPress本体やPHPのバージョンアップに対応できず、将来的に問題が発生する可能性があります。

5. ショートコードの濫用

  • 過度な利用の回避: ページ内に過度に多くのショートコードを配置すると、ページの編集画面が複雑になり、管理が困難になることがあります。また、ページごとに表示内容を細かく制御する必要がある場合、ショートコードの引数管理が煩雑になる可能性があります。
  • 代替手段の検討: 場合によっては、このプラグインを使用するよりも、カスタムテンプレートやカスタムクエリを直接PHPで記述する方が、より高度な制御やパフォーマンスの最適化が可能になることもあります。

これらの注意点を考慮し、あなたのサイトの要件に合わせて「Child Pages Shortcode」を効果的に利用してください。

口コミ・評価

このプラグインに関する直接的な口コミ評価は、ネット上では比較的古い情報や、特定のユーザーの使用感に基づいた情報が主に見られます。

いくつかの情報源から得られる主な意見や特徴をまとめると、以下のようになります。

主な特徴と評価

  • 機能
    • 子ページの一覧表示: ショートコードを使うだけで、親ページに紐づく子ページの一覧を簡単に表示できる機能です。
    • 導入の簡単さ: ショートコードを貼り付けるだけで利用できるため、HTMLやCSSの知識がなくても使える手軽さがあります。
  • デザイン・カスタマイズ性に関する意見
    • デザインの自由度が低い可能性: 「一覧は表示できるが、デザインタグ関係を好きなようにいじれないので使用をやめた」という意見が見られます。
      • これは、特に凝ったデザインや特定の構造が必要な場合に、このプラグインのデフォルトの出力では対応しきれない可能性があることを示しています。
      • より細かく制御したい場合は、プラグインを使わずに自前でショートコードを記述する方が手っ取り早い、という考え方もあります。
    • 代替となるプラグインの存在: 子ページの一覧表示自体は非常に一般的なニーズであるため、現在では「CC Child Pages」などのように、ボックス表示やレイアウトのオプション(1~4カラムなど)が用意されている、より多機能でレスポンシブデザインにも対応した代替プラグインも存在します。

まとめ

「Child Pages Shortcode」は、とにかく手軽に子ページの一覧を表示したいという基本的なニーズに対しては便利なプラグインですが、一覧のデザインやHTML構造を細かくカスタマイズしたいという場合には、機能がシンプルすぎるため、より多機能な代替プラグインを探したり、コードを自分で書いたりする必要が出てくる可能性があります。

現在では、WordPressのブロックエディター (Gutenberg) の機能や、他の子ページ表示プラグイン、コードスニペット管理プラグイン(WPCodeなど)を使って同様の、あるいはより柔軟な表示を実現する方法もあります。

もし、あなたがこのプラグインの導入を検討されているなら、「どのようなデザインで子ページ一覧を表示したいか」を明確にすることで、このプラグインが適しているか、あるいは他のより良い選択肢があるか判断しやすくなります。

  • シンプルにテキストリンクの一覧で十分 → Child Pages Shortcodeは役立つかもしれません。
  • 画像付きでグリッド表示にしたい、デザインを細かく調整したい → 他のより多機能なプラグイン(例:CC Child Pagesなど)や、テーマの機能、またはカスタムコードが適しているかもしれません。

AIがWordPressプラグインを変える

AI(人工知能)の進化は、WordPressプラグインの「作り方」から「使い方」まで、劇的な変化をもたらしています。2026年現在、この変化は単なる「便利機能の追加」を超え、Webサイトの運営体制そのものを変えるレベルに達しています。

1. サイト運営の「全自動化」が加速

これまでのプラグインは「道具(ツール)」でしたが、AIによって「アシスタント(代行者)」へと進化しています。

  • コンテンツの自動生成・最適化: OpenAIのAPIなどと連携し、キーワードを入力するだけで見出し構成、本文執筆、アイキャッチ画像の生成、SEOメタタグの設定までを数分で完了させるプラグインが主流となっています。
  • 多言語展開の標準化: DeepL等のAI翻訳を活用したプラグインにより、ボタン一つで自然な多言語サイトを作成できるようになりました。以前のような「手動での翻訳登録」は過去のものになりつつあります。
  • カスタマーサポートの自動化: サイトの内容を学習したAIチャットボットを導入するプラグインが増え、24時間365日の問い合わせ対応が可能になっています。

2. 開発スピードと「ノーコード」の進化

プラグイン自体の開発プロセスもAIによって大きく変わっています。

  • AIによるコード生成: ChatGPTやClaudeなどのAIを活用することで、プログラミング知識が乏しくても「特定の機能を持つカスタムプラグイン」を短時間で作成できるようになりました。
  • プラグインの統合(多機能化): 以前は「SEO用」「キャッシュ用」「画像圧縮用」とバラバラに導入していましたが、AIが状況を判断して一括管理する「AI搭載型オールインワンプラグイン」が登場し、導入するプラグインの数を減らす傾向にあります。

3. SEOとユーザー体験(UX)の質の変化

AIは検索エンジン対策や、訪問者の利便性にも影響を与えています。

  • AI検索(SGE)への最適化: GoogleなどのAI検索結果に引用されやすい構造化データを自動生成する機能が、最新のSEOプラグイン(Rank MathやAIOSEOなど)に標準搭載されています。
  • パーソナライズ機能: 訪問者の行動履歴をAIが分析し、その人に最適なおすすめ記事や商品をリアルタイムで表示するプラグインが増えています。

4. 2026年以降の重要なトレンド:MCPと標準化

現在、注目されているのはMCP(Model Context Protocol)などの共通規格の導入です。

これにより、異なるプラグイン同士がAIを介してシームレスに連携できるようになります。例えば、「在庫管理プラグイン」のデータを「SNS投稿プラグイン」が読み取り、在庫が少なくなったタイミングでAIが自動的に告知文を作成して投稿する、といった高度な連携が可能になります。

注意点:AI時代に求められる「人間」の役割

AIプラグインは非常に便利ですが、以下の点には注意が必要です。

  • ファクトチェック: AIが生成した情報の正確性は、最終的に人間が確認する必要があります。
  • サイトの重さ: 外部AIと通信するプラグインが増えると、サイトの表示速度に影響が出る場合があります。
  • セキュリティ: AI生成コードを使用する場合、脆弱性が含まれていないかのチェックが不可欠です。

AI適性とプラグインの不要度

「RE:DIVER」「GOLD BLOG」「GOLD MEDIA」はいずれも、WordPressテーマ界隈で「AI時代の高機能テーマ」として注目されている新世代のテーマです。これらは共通の開発哲学(プラグインを減らし、AIを統合する)を持ちつつも、ターゲットとする用途が異なります。

1. AI適性(AIとの親和性)

これら3つのテーマは、最新のアップデートによりテーマ独自のAIアシスタント機能を標準搭載または強力にサポートしている点が最大の特徴です。

テーマ名AI適性の特徴向いている用途
RE:DIVER記事作成・検索体験のAI化に強い。AIアシスタントによる本文生成・要約に加え、サイト内の検索精度をAIで高める思想がある。収益性の高いアフィリエイト、特化ブログ
GOLD BLOG執筆スピードの最大化。AIによるタイトル提案、構成案作成、導入文の自動生成など、ブロガーの「書く手間」を省く機能が統合されている。個人ブログ、日記、雑記ブログ
GOLD MEDIA大規模コンテンツのAI管理。大量の記事をAIで分類・要約したり、メディア全体のトーン&マナーをAIで整えるような、運営効率化に寄与する。ニュースサイト、企業メディア、大規模ポータル

[!TIP]

共通の強み

外部のChatGPTを開き直すことなく、WordPressの投稿画面(ブロックエディター)からシームレスにAIを呼び出せる設計になっています。

2. プラグインの不要度

これらのテーマは「オールインワン設計」を徹底しており、従来のWordPress運用で必須だった多くのプラグインが不要になります。

不要になる主なプラグイン

  • SEO系(All in One SEO等): 内部SEO、メタタグ出力、XMLサイトマップ生成機能を標準装備。
  • 高速化系(キャッシュ等): Gzip圧縮、ブラウザキャッシュ、画像遅延読み込みがテーマ側に組み込み済み。
  • 入力補助系(AddQuicktag等): 独自の装飾ブロックが豊富で、タグ管理プラグインが不要。
  • 目次系(Table of Contents Plus等): 標準で目次生成機能を搭載。

テーマごとの「不要度」の差

  • RE:DIVER:★★★★★(極限まで不要)絞り込み検索や並び替え機能など、通常は重いプラグインが必要なフロント機能まで内包しています。
  • GOLD BLOG / MEDIA:★★★★☆(ほぼ不要)一般的なブログ運営に必要な機能は網羅されています。ただし、非常に特殊なフォームや会員サイト化など、特定用途にはプラグインが必要です。

3. あなたはどれを選ぶべきか?

RE:DIVER がおすすめな人

  • 「成約」を重視するアフィリエイター
  • ユーザーに多くの商品から「選ばせる(絞り込み検索)」体験を提供したい
  • 最先端のAI検索・AIアシストを使い倒したい

GOLD BLOG がおすすめな人

  • 個人ブロガーで、とにかく記事を量産したい人
  • デザインに時間をかけず、AIに相談しながらサクサク書きたい
  • コストパフォーマンス(導入の安さ)を重視したい

GOLD MEDIA がおすすめな人

  • 法人メディアや、情報量の多いポータルサイトを作りたい人
  • 複数のライターが関わるような大規模なサイト運営をAIで効率化したい
  • 信頼感のある、重厚なメディアデザインを求めている

WordPress AI適性比較(レンタルサーバー )

WordPressでAI系プラグイン(AI Engine, AI Power, Rank Math SEOのAI機能など)を利用する場合、重要になるのは「PHPの実行速度」「サーバーの処理能力(メモリ・CPU)」「タイムアウト設定の自由度」です。

AIプラグインは外部API(OpenAI等)との通信や大量のテキスト処理を行うため、低スペックな環境や制限の厳しい環境ではエラーが発生しやすくなります。

WordPress AI利用適性比較表

順位サーバー名AI適性特徴とAI利用時のメリット注意点
1位ConoHa WING★★★★★圧倒的な高速処理。 高性能なCPU/メモリ、最新のNVMe SSDを採用。AIによる自動生成が速い。最小構成でも月額1,000円弱〜と、格安帯よりは高め。
2位ロリポップ★★★★☆ハイスピードプラン以上ならLiteSpeed採用で高速。AIプラグインも安定して動作する。ライト/エコノミープランは低速かつ制限が多くAIには不向き。
3位さくら★★★☆☆2022年の刷新でSSD化。安定性は高いが、PHPの細かな設定変更にやや知識が必要。WINGやロリポ上位に比べると、体感のレスポンスが一段落ちる。
4位リトルサーバー★★☆☆☆コスト最優先。 月額150円〜と安価だが、リソース制限が厳しく、重いAI処理でエラーが出る可能性。AIを多用するサイトより、シンプルな静的ブログ向き。

各サーバーのAI利用における詳細分析

1. ConoHa WING(最もおすすめ)

AIプラグインは「サーバー内部のPHP処理」と「外部APIとの通信」を同時に行います。ConoHa WINGは国内最速クラスの応答速度を誇り、AIが生成した長い文章をデータベースへ書き込む際の遅延(レイテンシ)が非常に少ないため、ストレスなく利用できます。また、コントロールパネルが直感的で、PHPのメモリ上限変更なども容易です。

2. ロリポップ!(コスパと性能の両立)

必ず「ハイスピードプラン」以上を選んでください。このプランから採用されている「LiteSpeed」サーバーは、AIプラグインが多用するPHPの処理を高速化します。月額費用を抑えつつ、AIの恩恵をしっかり受けたい場合に最適なバランスです。

3. さくらのレンタルサーバ

老舗の安定感はありますが、AI利用においては設定面で注意が必要です。AIプラグインがタイムアウト(処理中断)する場合、PHPの設定(max_execution_timeなど)を自分で調整する必要がありますが、初心者が管理画面から行うには少しハードルが高い部分があります。

4. リトルサーバー

非常に安価で優秀なサーバーですが、共有サーバーとしての1ユーザーあたりの割当リソースが上位陣に比べると小さめです。AIで1日何十記事も自動生成したり、複雑なチャットボットを動かしたりすると、サーバー負荷制限に抵触しやすくなるリスクがあります。

AIプラグインを快適に動かすための設定のコツ

どのサーバーを選ぶ場合でも、AI利用時には以下の設定を確認することをおすすめします。

  • PHPバージョン: 常に最新(8.1以上推奨)に設定してください。
  • memory_limit: AI処理はメモリを食います。可能であれば 256M または 512M に引き上げてください。
  • max_execution_time: AIの回答待ちで処理が止まらないよう、60120(秒)程度に設定しておくと安心です。

お客様がこれから新規で契約されるのであれば、ConoHa WING または ロリポップ(ハイスピードプラン) を選んでおけば、AIプラグインの動作で後悔することはまずありません。

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