Insert Pagesはページ内に文章を埋め込むプラグイン
Insert Pagesの概要
Insert Pagesは共通する文章を複数のページに埋め込めるWordPressプラグインです。製品やサービスページに共通する文章や画像などのページを作り、Insert Pages で他のページに埋め込めばメンテナンス性が向上します。
WordPress.org | Insert Pages |
バージョン | 3.7.7 |
有効インストール | 40,000+ |
WordPressバージョン | 3.0.1以上 |
検証済み | 6.2.2 |
また、コンテンツにリンクを設置することで、内部リンク効果も期待できるのでSEO対策にも利用価値があります。Insert Pages はショートコードを使って任意のコンテンツ(ページ、投稿、カスタム投稿)などを埋め込むことができます。
製品やサービスページに共通する文章や画像などのページを作り、他のページに埋め込めばメンテナンス性が向上します。また、コンテンツにリンクを設置することで、内部リンク効果も期待できるのでSEO対策にも利用価値があります。
※最新の情報を公式ページで確認ください
使い方
Insert Pages をインストールすると記事編集画面に「Insert Pages」ボタンが表示され、クリックするとショートコードが埋め込まれます。埋め込むページのスラッグと表示する内容を指定します。埋め込みボタンをクリックすると編集画面にショートコードが埋め込まれます。
WEBサイト内でブログを利用して集客をしている場合など、記事に関連した製品やサービスページに誘導したいことがあります。こんなとき、誘導ページへのリンクコンテンツを作り、複数のページに埋め込むことでランディングページの効果を上げることができます。メインコンテンツに埋め込むことで、サイドバーやフッターに配置するよりも目につきやすくなります。
Insert Pagesの設定
設定の内容は、ショートフォーマット(ページを埋め込むためのショートコードにページスラグかページIDを利用するかを選ぶ)、挿入の為のラッパー、insertメソッド、TinyMCEのフィルタとなっています。
Insert Pagesを使ってCTA(コールツーアクション)を作ることができます。固定ページなどにページを作り、投稿などのページ下部にInsert Pagesのショートコードを埋め込めば手軽にCTA(コールツーアクション)を作ることができます。複数のページに埋め込んだ場合など、修正が一度で済むので大変重宝します。また、サイト内の投稿すべてに共通して埋め込みたいならテンプレートファイルにショートコードを埋め込むことで可能になります。
プラグインの使い方
WordPressプラグインの使い方は、プラグインの種類によって大きく異なりますが、基本的な流れは以下の通りです。
1. プラグインのインストール:
- WordPress管理画面から: 「プラグイン」>「新規追加」で検索するか、アップロードしてインストールします。
- FTP: プラグインのZIPファイルを解凍し、
wp-content/plugins
フォルダにアップロードします。
2. プラグインの有効化:
- インストール後、「プラグイン」>「インストール済みプラグイン」の画面で、有効化したいプラグインの「有効化」ボタンをクリックします。
3. プラグインの設定:
- 有効化すると、WordPressの管理画面のメニューに新しい項目が追加されたり、「設定」の中にプラグイン専用の項目が表示されたりします。
- それぞれのプラグインによって設定項目が異なるため、プラグインの提供元のドキュメントや説明をよく読んで設定を行いましょう。
- プラグインによっては、有効化するだけで特に設定が不要なものもあります。
一般的なプラグインの利用方法:
- 設定画面を探す: 有効化したプラグインの設定は、通常、WordPress管理画面の左側メニューにあるか、「設定」メニューの中にあります。プラグイン名で検索してみましょう。
- ドキュメントを確認する: 多くのプラグインには、詳しい使い方が記載されたドキュメント(英語の場合もあります)があります。プラグインの公式サイトやインストール後のメッセージなどを確認してみてください。
- 他のユーザーの情報を参考にする: 同じプラグインを使っている人のブログ記事や解説動画なども参考になることがあります。
プラグインのメリットとデメリット
WordPressプラグインとは、「WordPressの機能を拡張するもの」です。 WordPressは、標準搭載する機能を最低限に抑えて、用途に応じてプラグインで機能拡張するように設計されています。注意したいのが、互換性エラーです。互換性エラーとは、例えば古いままのテーマやプラグインが、最新のWordPressバージョンに適合していないために起こるエラーのことです。プラグインの多くは有志が提供しているもので、更新やサポートは作成者にゆだねられています。 プラグインに依存した機能の実装を行うと、作成者による更新が止まってしまった場合、セキュリティやWordPressのバージョンアップに対応できなくなることがあります。その点有料WordPressテーマは最初から機能が拡張され、継続して更新されるのでトラブルのリスクが低くなっています。
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる
デメリット
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わることがある
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。