ページ内に文章を埋め込むプラグイン「Insert Pages」

Insert Pagesは共通する文章を複数のページに埋め込めるWordPressプラグインです。製品やサービスページに共通する文章や画像などのページを作り、Insert Pages で他のページに埋め込めばメンテナンス性が向上します。また、コンテンツにリンクを設置することで、内部リンク効果も期待できるのでSEO対策にも利用価値があります。Insert Pages はショートコードを使って任意のコンテンツ(ページ、投稿、カスタム投稿)などを埋め込むことができます。

Insert Pages

Screenshot of ja.wordpress.org

Insert Pages

製品やサービスページに共通する文章や画像などのページを作り、他のページに埋め込めばメンテナンス性が向上します。また、コンテンツにリンクを設置することで、内部リンク効果も期待できるのでSEO対策にも利用価値があります。

WordPress.orgInsert Pages
バージョン3.7.7
最終更新2ケ月前
有効インストール40,000+
WordPressバージョン3.0.1以上
検証済み6.2.2
Insert Pages の概要 2023年6月現在

使い方

Insert Pages をインストールすると記事編集画面に「Insert Pages」ボタンが表示され、クリックするとショートコードが埋め込まれます。埋め込むページのスラッグと表示する内容を指定します。
埋め込みボタンをクリックすると編集画面にショートコードが埋め込まれます。

WEBサイト内でブログを利用して集客をしている場合など、記事に関連した製品やサービスページに誘導したいことがあります。こんなとき、誘導ページへのリンクコンテンツを作り、複数のページに埋め込むことでランディングページの効果を上げることができます。メインコンテンツに埋め込むことで、サイドバーやフッターに配置するよりも目につきやすくなります。

設定

設定の内容は、ショートフォーマット(ページを埋め込むためのショートコードにページスラグかページIDを利用するかを選ぶ)、挿入の為のラッパー、insertメソッド、TinyMCEのフィルタとなっています。

Insert Pagesを使ってCTA(コールツーアクション)を作ることができます。固定ページなどにページを作り、投稿などのページ下部にInsert Pagesのショートコードを埋め込めば手軽にCTA(コールツーアクション)を作ることができます。複数のページに埋め込んだ場合など、修正が一度で済むので大変重宝します。また、サイト内の投稿すべてに共通して埋め込みたいならテンプレートファイルにショートコードを埋め込むことで可能になります。

プラグインの注意点

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマを利用されることです。

有料テーマには、一般的なWEBサイトの運用に必要な機能があらかじめ組み込まれているので、不足する部分をプラグインによって補えることになります。

■有料テーマのご紹介

EmanonはWeb集客に必要な機能を搭載したビジネス用WordPressテーマです。企業サイトやビジネス用メディアブログなどの利用に適しています。

開発・販売元株式会社イノ・コード
利用ユーザー中小企業・士業・コンサルタント・個人事業主
特徴web集客に必要な機能を搭載
用途企業サイト・ビジネス用メディアブログ

エラーの対処

プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったり、WEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。

>> プラグインがエラーを発生した時の回復方法

更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。万一の事態に備えレンタルサーバーのバックアップ機能を確認しておきましょう。

■レンタルサーバーのご紹介

ConoHa WINGの処理速度は、国内レンタルサーバーサービスの中で最も速く、2位のレンタルサーバーに約2倍の差を付けて第1位という調査結果になりました。
【公式サイトより引用】

提供企業GMOインターネットグループ
WordPress機能■WordPress簡単セットアップ
■移行ツールで他社サーバーから乗り換え
■「WINGパック」独自ドメイン(契約中最大2個)永久無料
■自動バックアップ機能、無料で復元

プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので、必要なものに留める方が良いようです。サイトを高速化するには、高速で安定性の高いレンタルサーバーの利用が推奨されています。

メリット・デメリット

プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。

WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他と競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれるサポートが途中で終わるものもある
プラグイン導入のメリット・デメリット