BUSINESS PROFILEは企業情報をリッチリザルトカードに連携
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BUSINESS PROFILE
【目 次】
【BUSINESS PROFILE】
構造化データに対応させるWordPressプラグイン「BUSINESS PROFILE」はサイトの任意のページ、あるいはすべてにJSON-LDスキーマーを追加します。通常、構造化データは schema.org で定義されている属性と属性値から選択してマークアップするのですが、専門の知識が必要になります。基本的な事業情報だけを共有したい場合、このプラグインを利用すれば、Googleが提供しているリッチリザルト機能に対応できます。
マークアップできる形式は、JSON-LD(Google推奨)、micto data、RDFaの3つがあり「BUSINESS PROFILE」はJSON-LDスキーマーを追加します。
通常構造化データを追加するにはウェブサイトのHTMLタグに属性を追加する必要がありますが、専門の知識を必要とされ、時間がかかります。また、間違った属性を設定する悪影響がでることもあるので注意が必要です。
Name | BUSINES PROFILE |
Active installations | 10,000+ |
WordPress Version | 5.3 |
Tested up to | 6.4.2 |
構造化データに関するガイドライン
構造化データには Google 検索の全般的なポリシーが適用されます。また、以下に示す一般的なガイドラインは、すべての構造化データに適用されます。構造化データが Google 検索結果に表示されるようにするには、これらのガイドラインを遵守する必要があります。コンテンツのガイドラインに違反しているページやサイトは、ランクが低下する、またはユーザーに対する高品質な検索エクスペリエンスの提供を継続するために、Google 検索のリッチリザルトの対象外としてマークされる可能性があります。ページ内でスパム行為のある構造化データまたはコンテンツが見つかった場合、Google はそのページに対して手動による対策をとります。手動による対策がとられたかどうかを確認するには、Search Console の手動による対策レポートを開いてください。
Google検索セントラル
使い方
「BUSINESS PROFILE」は、サイトの任意のページや投稿タイプにスキーマ構造化データを追加します。また、連絡先カードを簡単に作成して、正しい構造化データを使用してビジネスの詳細をすべて追加できます。SEO フレンドリーな Schema.org マークアップでサイトを強化します。
機能
- サイトの任意またはすべてのページまたは投稿に JSON-LD スキーマを追加する
- すべての組織スキーマ タイプのサポート
- すべてのスキーマ リッチリザルト タイプのサポート
- 編集後の画面で一般/グローバル スキーマ データをカスタマイズする
- Gutenberg ブロックまたはショートコードを介して追加できる SEO フレンドリーな連絡先カードを作成します
- Google マップ、営業時間、すべてのビジネスの詳細を簡単に含めることができます
■リッチリザルトカード:企業情報
事業名、営業時間などを入力すると、プラグインによって「連絡先カード」が作成されるので、それをショートコードを使ってウェブサイトの好きな場所に設置しましょう。
設定では以下のような企業情報を設定します。
検索エンジン最適化 | ・ビジネスの分類 ・ローカルビジネス検索用の画像 ・オンライン注文ページのURL |
連絡先 | ・ビジネスの名前 ・住所 ・GoogleマップAPIキー ・お問い合わせページのURL |
スケジュール | ・営業時間 ・日付形式 ・時刻形式 |
◆リッチリザルトとは
リッチリザルトとは検索結果画面上でより多くユーザーに情報を届けるためにGoogleが提供している機能です。 通常の検索結果では、タイトルを含む青色リンクとスニペット、URLを含む塊が表示されます。 これだけではユーザーにとって情報が不十分だと判断される検索キーワードの場合、検索結果画面に追加で情報が表示されます。 これをリッチリザルトと言います。 以前はリッチスニペットやリッチカードという表現もありましたが、現在はリッチリザルトで全ての表記が統一されています。
※BUSINES PROFILEの最新情報をWordPress公式サイト(プラグインディレクトリ)で確認のうえご利用ください。
プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。
プラグインのメリットとデメリット
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用する表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる | サポートが途中で終わることがある |
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
プラグインのエラー対処「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。
まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- WordPress管理画面からは操作できない
プラグインのエラー対処プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、プラグインによっては複雑な設定をしていてプラグインが影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どのプラグインかわからない場合はいきなり削除するのではなくプラグインのフォルダ名を変更するとよいでしょう。
プラグインはWordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、プラグイン「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressプラグインフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- WordPress管理画面からは操作できない