WP Multibyte Patchは文字化けを修正するプラグイン
WP Multibyte Patchはマルチバイト文字の不具合の修正をしてくれるプラグインです。日本語環境で正しく動作させるための必要な機能が含まれています。お問い合わせフォームなどを設置する場合にはインストールをしておかないと文字化けを発生させてしまうことがあります。
WP Multibyte Patch
概要
WordPress.org | WP Multibyte Patch |
バージョン | 2.9 |
最終更新 | 3ケ月前 |
有効インストール | 1百万以上 |
WordPressバージョン | 6.1.1以上 |
WP Multibyte Patch はマルチバイト文字の不具合の修正をしてくれます。日本語環境で正しく動作させるために必要な機能が含まれたWordPressプラグインです。特に設定はする必要はなく、有効化するだけです。
※マルチバイト文字とは、コンピュータで文字を扱えるよう各文字に番号を対応付ける文字コードや文字セットのうち、一文字を2バイト以上のデータ量で表すもの。
使い方
文字化けが発生する原因は、「HTMLファイル自体の文字コードと、ブラウザが解釈した文字コードが異なるとき」に発生します。例えば、Shift_JISで保存されたHTMLファイルを、ブラウザがUTF-8だと認識して、UTF-8で表示してしまうと文字化けが発生するということです。
サイト内にお問い合わせフォームなどを設置する場合には WP Multibyte Patch のインストールをしておかないと文字化けを発生させてしまいます。
以下のような機能を持っています。
- 投稿抜粋の不具合
- 文字数カウントの修正
- メール送信の修正
- ファイル名の文字化け修正
特に設定の必要はなく、デフォルトで標準的な設定値が割り当てられるようになっているので、有効化しておくだけでよいです。設定値を変更する必要がある場合は、wpmp-config-sample-ja.php を wpmp-config.php に変名し内容を編集してから下記のように配置してください。(WP_CONTENT_DIR を変更している場合はその中に置いてください。)
/wp-content/wpmp-config.php

有料テーマの比較、WordPressが利用できるレンタルサーバーの比較などもご覧ください。
プラグイン
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。
インストール
プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。

検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。
エラーの対処
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
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必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |