UpdraftPlusの使い方を徹底解説!設定から復元・バックアップ保存まで

WordPressのバックアッププラグイン「UpdraftPlus」の設定方法と使い方を初心者向けに分かりやすく解説。自動バックアップのスケジュール設定やGoogleドライブへの保存、万が一の際の復元手順まで、画像付きで詳しく紹介します。

UpdraftPlusとは

WordPressプラグインの「UpdraftPlus」は、WordPressサイトのバックアップと復元を簡単に行える、非常に人気の高いプラグインです。全世界で300万以上のサイトに利用されています。

主な機能と特徴は以下の通りです。

1. サイト全体のバックアップ:

  • WordPressサイトのデータベース(投稿記事、カテゴリなど)とファイル(プラグイン、テーマ、アップロードした画像・動画など)を丸ごとバックアップできます。
  • 通常、WordPressのコアファイルはバックアップ対象外ですが、サイトの復元に必要なデータはカバーされます。

2. 簡単な復元:

  • WordPressの管理画面から、数クリックで簡単にサイトを以前の状態に復元できます。
  • 他のバックアッププラグイン(BackWPupなど)ではFTPソフトやphpMyAdminを使って手動で復元作業が必要な場合が多いですが、UpdraftPlusは専門知識がなくても手軽に復元できるのが大きなメリットです。

3. 自動バックアップとスケジュール設定:

  • 手動でのバックアップはもちろん、2時間ごと、毎日、毎週、毎月など、任意の頻度で自動的にバックアップを取得するようスケジュール設定が可能です。
  • ファイルとデータベースで異なるバックアップスケジュールを設定することもできます。

4. 豊富な保存先:

  • バックアップデータをDropbox、Google Drive、Amazon S3、FTPなどの外部クラウドストレージに直接保存できます(無料版でも多くのサービスに対応)。
  • サーバーの容量を圧迫しないだけでなく、万が一サーバーに問題が発生した場合でも安全にデータを保管できるため、非常に重要です。
  • 有料版では、Microsoft OneDrive、SFTP、Microsoft Azure、WebDAV、Google Cloudなどのさらに多くのオプションが利用できます。

5. サイト移行(マイグレーション):

  • WordPressサイトを別のWebホスト、サーバー、またはドメインに簡単に移行する機能も備わっています。
  • 移行時には、リンク切れなどを防ぐために組み込みの検索置換エンジンが自動的に機能します。

UpdraftPlusを使うメリット:

  • 操作が簡単: 初心者でも直感的に操作でき、バックアップと復元が容易です。
  • データ保護: データの破損、ハッキング、更新失敗、人為的なミスなど、様々なトラブルからサイトを守ります。
  • 手間いらず: 自動バックアップを設定すれば、定期的に手動でバックアップする手間が省けます。
  • 無料版でも高機能: 無料版でも主要なバックアップ・復元機能とクラウド保存先が利用できます。

WordPressサイトを運営する上で、万が一の事態に備えるための非常に重要なプラグインと言えるでしょう。

利用数

WordPressプラグインのUpdraftPlusは、300万以上のサイトで有効インストールされている、非常に人気の高いバックアップ・移行プラグインです。

この「有効インストール数」は、現在アクティブに使用されているウェブサイトの数を示しており、世界中のWordPressユーザーに広く信頼されていることがわかります。

利用料金

WordPressプラグインのUpdraftPlusには無料版と有料版(UpdraftPlus Premium)があります。

無料版は基本的なバックアップと復元機能を提供しており、多くの個人ブログや小規模サイトで十分利用できます。

有料版(UpdraftPlus Premium)には、サイト数に応じた複数のプランがあり、無料版にはない高度な機能とサポートが含まれています。

一般的なUpdraftPlus Premiumの年間価格の目安は以下の通りです(価格は変動する可能性があり、為替レートによって日本円での実質価格は変わります。最新の情報は公式サイトでご確認ください)。

プラン名サイト数年間価格(目安)主な追加機能
Personal最大2サイト約$70インクリメンタルバックアップ、追加のクラウドストレージオプション、自動アップデート前バックアップ、データベース暗号化、プレミアムサポートなど
Business最大10サイト約$95Personalの機能に加え、より多くのサイトで利用可能
Agency最大35サイト約$145Businessの機能に加え、さらに多くのサイトで利用可能
Enterpriseサイト数無制限約$195Agencyの機能に加え、無制限のサイトで利用可能
Goldサイト数無制限約$399Enterpriseの機能に加え、UpdraftVaultストレージが50GBに増加、UpdraftCentralによる一元管理機能など

UpdraftPlus Premiumの主な特徴は以下の通りです。

  • 自動アップデート前バックアップ: WordPress本体、プラグイン、テーマの更新前に自動でバックアップを作成。
  • インクリメンタルバックアップ: 変更点のみをバックアップすることで、サーバー負荷と容量を節約。
  • 追加のクラウドストレージオプション: Microsoft OneDrive, Microsoft Azure, Google Cloudなど、無料版より多くのリモートストレージに対応。
  • データベース暗号化: バックアップデータのセキュリティ強化。
  • 詳細なレポート機能
  • マルチサイト互換性
  • プレミアムサポート

ご自身のサイトの規模や必要な機能、求めるサポート体制に合わせて、無料版か有料版、そして有料版のどのプランを選ぶかを検討してください。

UpdraftPlusの使い方

1. インストールと有効化

  • WordPressの管理画面から「プラグイン」>「新規追加」を選択します。
  • 検索窓に「UpdraftPlus」と入力し、表示された「UpdraftPlus WordPress Backup Plugin」をインストールします。
  • インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

2. 基本設定

  • WordPress管理画面の「設定」メニューに「UpdraftPlus Backups」が追加されるので、クリックします。
  • 「設定」タブを開くと、バックアップのスケジュールや保存先などを設定できます。
    • ファイルのバックアップスケジュール: WordPressのファイル(テーマ、プラグイン、アップロードされたメディアなど)をどのくらいの頻度でバックアップするかを設定します。
    • データベースのバックアップスケジュール: WordPressのデータベースをどのくらいの頻度でバックアップするかを設定します。
    • 保存するバックアップの数: 保持しておくバックアップの世代数を設定します。古いバックアップは自動的に削除されます。
    • リモートストレージ: バックアップファイルを保存する場所を選択します。Dropbox、Google Drive、Amazon S3など、多くのクラウドストレージサービスに対応しています。設定するには、いずれかのサービスを選択し、表示される指示に従って認証を行います。
  • 設定が終わったら、「変更を保存」をクリックします。

3. 手動バックアップ

  • 「UpdraftPlus Backups」画面の「バックアップ/復元」タブを開きます。
  • 「今すぐバックアップ」ボタンをクリックします。
  • ポップアップウィンドウが表示されるので、バックアップに含める内容(ファイルとデータベース)を確認し、「今すぐバックアップ」をクリックします。
  • バックアップの進行状況が表示され、完了すると「既存のバックアップ」欄にバックアップデータが表示されます。

4. 復元

  • 「UpdraftPlus Backups」画面の「バックアップ/復元」タブを開きます。
  • 「既存のバックアップ」欄に、作成済みのバックアップデータが一覧表示されます。
  • 復元したいバックアップの行にある「復元」ボタンをクリックします。
  • 復元する内容(データベース、プラグイン、テーマ、アップロード、その他)を選択し、「次へ」をクリックします。通常は全て選択することを推奨します。
  • 確認画面が表示されるので、「復元」をクリックします。
  • 復元の進行状況が表示され、完了するとメッセージが表示されます。

UpdraftPlusの注意点

WordPressのバックアッププラグインとして非常に人気の高いUpdraftPlusですが、いくつか注意しておくべき点があります。

1. 無料版での機能制限と考慮事項

  • WordPressコアファイルはバックアップされない: UpdraftPlusの無料版では、WordPress本体のプログラム(コアファイル、.htaccess、wp-config.phpなど)はバックアップの対象外です。主にテーマ、プラグイン、アップロードファイル、データベースがバックアップされます。空のWordPressインストールから復元する場合などは、別途WordPress本体の準備が必要です。
  • 時間指定のバックアップができない: 無料版では、詳細なバックアップの時間指定ができません。例えば「毎日深夜3時」といった具体的な設定はできず、最初に手動バックアップを取った時間から24時間ごと、といった挙動になります。アクセスが集中しない時間帯にバックアップしたい場合は、初回のみ手動で目的の時間帯にバックアップを実行する必要があります。
  • バックアップデータの暗号化: 無料版ではバックアップデータが暗号化されません。セキュリティを重視する場合は、有料版のUpdraftPlus Premiumを検討するか、外部ストレージに保存する際に暗号化を考慮する必要があります。
  • サイトの複製(クローン)機能: 無料版では、バックアップを使って同じサイトを複製することはできません。複製にはUpdraftCloneという有料のトークン購入が必要です。
  • マルチサイト対応: WordPressのマルチサイト環境で利用する場合は、UpdraftPlus Premiumへの加入が必須となるケースが多いです。
  • バックアップ保存数と容量: バックアップの保存数を設定できますが、数を増やしすぎるとサーバーの容量を圧迫します。サイトの更新頻度やサーバーの容量に合わせて適切な数を設定しましょう。

2. バックアップ・復元時の注意点

  • バックアップ中は他の操作をしない: バックアップ実行中は、WordPressの別の画面に移動したり、ブラウザを閉じたりしないようにしましょう。バックアップファイルが正しく作成されないなどの不具合が発生する可能性があります。
  • 復元後の「古いディレクトリの削除」: 復元が完了しても、復元前のファイルがサーバーに残っている場合があります。これらのファイルはマルウェア攻撃の対象となる可能性があるため、復元後に表示される「Delete old folders」ボタンなどから必ず削除しましょう。
  • 復元時のドメイン確認: 復元時に、復元させたいドメインで間違いがないか確認することが重要です。
  • サーバーのスペック: 大規模なサイトや、スペックの低いレンタルサーバーの場合、バックアップが最後まで完了しないことがあります。
  • 管理画面にアクセスできない場合の復元: WordPress管理画面にログインできない場合、UpdraftPlusの設定画面から復元機能を利用できません。この場合は手動での復元作業が必要になります。

3. バックアップデータの保存場所

  • サーバー外への保存を推奨: バックアップファイルをWordPressがインストールされているサーバーと同じ場所に保存すると、サーバーに何か問題が発生した場合に、サイトデータだけでなくバックアップも同時に失う可能性があります。より安全を考えるなら、Google Drive、Dropbox、Amazon S3などの外部ストレージと連携させ、外部にバックアップファイルを保存しておくことを強く推奨します。

4. その他の考慮事項

  • 最新バージョンの利用: UpdraftPlusに限らず、プラグインは常に最新のパッチバージョンを利用することが推奨されます。古いバージョンには既知の脆弱性が存在する可能性があります。
  • バックアップの頻度とタイミング: サイトの更新頻度に応じて、バックアップの頻度を設定しましょう。頻繁に更新するサイトであれば毎日、そうでなければ週に1回など、適切な頻度でバックアップを取得することが重要です。
  • 他のバックアップ方法との併用: UpdraftPlusは非常に便利ですが、レンタルサーバーが提供するバックアップ機能など、複数のバックアップ方法を併用することで、より高い安全性と復旧の確実性を確保できます。

これらの注意点を踏まえ、自身のWordPressサイトの運用状況に合った設定と管理を行うことで、UpdraftPlusを効果的に活用し、万が一のトラブルに備えることができます。

AIがWordPressプラグインを変える

AI(人工知能)の進化は、WordPressプラグインの「作り方」から「使い方」まで、劇的な変化をもたらしています。2026年現在、この変化は単なる「便利機能の追加」を超え、Webサイトの運営体制そのものを変えるレベルに達しています。

1. サイト運営の「全自動化」が加速

これまでのプラグインは「道具(ツール)」でしたが、AIによって「アシスタント(代行者)」へと進化しています。

  • コンテンツの自動生成・最適化: OpenAIのAPIなどと連携し、キーワードを入力するだけで見出し構成、本文執筆、アイキャッチ画像の生成、SEOメタタグの設定までを数分で完了させるプラグインが主流となっています。
  • 多言語展開の標準化: DeepL等のAI翻訳を活用したプラグインにより、ボタン一つで自然な多言語サイトを作成できるようになりました。以前のような「手動での翻訳登録」は過去のものになりつつあります。
  • カスタマーサポートの自動化: サイトの内容を学習したAIチャットボットを導入するプラグインが増え、24時間365日の問い合わせ対応が可能になっています。

2. 開発スピードと「ノーコード」の進化

プラグイン自体の開発プロセスもAIによって大きく変わっています。

  • AIによるコード生成: ChatGPTやClaudeなどのAIを活用することで、プログラミング知識が乏しくても「特定の機能を持つカスタムプラグイン」を短時間で作成できるようになりました。
  • プラグインの統合(多機能化): 以前は「SEO用」「キャッシュ用」「画像圧縮用」とバラバラに導入していましたが、AIが状況を判断して一括管理する「AI搭載型オールインワンプラグイン」が登場し、導入するプラグインの数を減らす傾向にあります。

3. SEOとユーザー体験(UX)の質の変化

AIは検索エンジン対策や、訪問者の利便性にも影響を与えています。

  • AI検索(SGE)への最適化: GoogleなどのAI検索結果に引用されやすい構造化データを自動生成する機能が、最新のSEOプラグイン(Rank MathやAIOSEOなど)に標準搭載されています。
  • パーソナライズ機能: 訪問者の行動履歴をAIが分析し、その人に最適なおすすめ記事や商品をリアルタイムで表示するプラグインが増えています。

4. 2026年以降の重要なトレンド:MCPと標準化

現在、注目されているのはMCP(Model Context Protocol)などの共通規格の導入です。

これにより、異なるプラグイン同士がAIを介してシームレスに連携できるようになります。例えば、「在庫管理プラグイン」のデータを「SNS投稿プラグイン」が読み取り、在庫が少なくなったタイミングでAIが自動的に告知文を作成して投稿する、といった高度な連携が可能になります。

注意点:AI時代に求められる「人間」の役割

AIプラグインは非常に便利ですが、以下の点には注意が必要です。

  • ファクトチェック: AIが生成した情報の正確性は、最終的に人間が確認する必要があります。
  • サイトの重さ: 外部AIと通信するプラグインが増えると、サイトの表示速度に影響が出る場合があります。
  • セキュリティ: AI生成コードを使用する場合、脆弱性が含まれていないかのチェックが不可欠です。

AI適性とプラグインの不要度

「RE:DIVER」「GOLD BLOG」「GOLD MEDIA」はいずれも、WordPressテーマ界隈で「AI時代の高機能テーマ」として注目されている新世代のテーマです。これらは共通の開発哲学(プラグインを減らし、AIを統合する)を持ちつつも、ターゲットとする用途が異なります。

1. AI適性(AIとの親和性)

これら3つのテーマは、最新のアップデートによりテーマ独自のAIアシスタント機能を標準搭載または強力にサポートしている点が最大の特徴です。

テーマ名AI適性の特徴向いている用途
RE:DIVER記事作成・検索体験のAI化に強い。AIアシスタントによる本文生成・要約に加え、サイト内の検索精度をAIで高める思想がある。収益性の高いアフィリエイト、特化ブログ
GOLD BLOG執筆スピードの最大化。AIによるタイトル提案、構成案作成、導入文の自動生成など、ブロガーの「書く手間」を省く機能が統合されている。個人ブログ、日記、雑記ブログ
GOLD MEDIA大規模コンテンツのAI管理。大量の記事をAIで分類・要約したり、メディア全体のトーン&マナーをAIで整えるような、運営効率化に寄与する。ニュースサイト、企業メディア、大規模ポータル

[!TIP]

共通の強み

外部のChatGPTを開き直すことなく、WordPressの投稿画面(ブロックエディター)からシームレスにAIを呼び出せる設計になっています。

2. プラグインの不要度

これらのテーマは「オールインワン設計」を徹底しており、従来のWordPress運用で必須だった多くのプラグインが不要になります。

不要になる主なプラグイン

  • SEO系(All in One SEO等): 内部SEO、メタタグ出力、XMLサイトマップ生成機能を標準装備。
  • 高速化系(キャッシュ等): Gzip圧縮、ブラウザキャッシュ、画像遅延読み込みがテーマ側に組み込み済み。
  • 入力補助系(AddQuicktag等): 独自の装飾ブロックが豊富で、タグ管理プラグインが不要。
  • 目次系(Table of Contents Plus等): 標準で目次生成機能を搭載。

テーマごとの「不要度」の差

  • RE:DIVER:★★★★★(極限まで不要)絞り込み検索や並び替え機能など、通常は重いプラグインが必要なフロント機能まで内包しています。
  • GOLD BLOG / MEDIA:★★★★☆(ほぼ不要)一般的なブログ運営に必要な機能は網羅されています。ただし、非常に特殊なフォームや会員サイト化など、特定用途にはプラグインが必要です。

3. あなたはどれを選ぶべきか?

RE:DIVER がおすすめな人

  • 「成約」を重視するアフィリエイター
  • ユーザーに多くの商品から「選ばせる(絞り込み検索)」体験を提供したい
  • 最先端のAI検索・AIアシストを使い倒したい

GOLD BLOG がおすすめな人

  • 個人ブロガーで、とにかく記事を量産したい人
  • デザインに時間をかけず、AIに相談しながらサクサク書きたい
  • コストパフォーマンス(導入の安さ)を重視したい

GOLD MEDIA がおすすめな人

  • 法人メディアや、情報量の多いポータルサイトを作りたい人
  • 複数のライターが関わるような大規模なサイト運営をAIで効率化したい
  • 信頼感のある、重厚なメディアデザインを求めている

WordPress AI適性比較(レンタルサーバー )

WordPressでAI系プラグイン(AI Engine, AI Power, Rank Math SEOのAI機能など)を利用する場合、重要になるのは「PHPの実行速度」「サーバーの処理能力(メモリ・CPU)」「タイムアウト設定の自由度」です。

AIプラグインは外部API(OpenAI等)との通信や大量のテキスト処理を行うため、低スペックな環境や制限の厳しい環境ではエラーが発生しやすくなります。

WordPress AI利用適性比較表

順位サーバー名AI適性特徴とAI利用時のメリット注意点
1位ConoHa WING★★★★★圧倒的な高速処理。 高性能なCPU/メモリ、最新のNVMe SSDを採用。AIによる自動生成が速い。最小構成でも月額1,000円弱〜と、格安帯よりは高め。
2位ロリポップ★★★★☆ハイスピードプラン以上ならLiteSpeed採用で高速。AIプラグインも安定して動作する。ライト/エコノミープランは低速かつ制限が多くAIには不向き。
3位さくら★★★☆☆2022年の刷新でSSD化。安定性は高いが、PHPの細かな設定変更にやや知識が必要。WINGやロリポ上位に比べると、体感のレスポンスが一段落ちる。

各サーバーのAI利用における詳細分析

1. ConoHa WING(最もおすすめ)

AIプラグインは「サーバー内部のPHP処理」と「外部APIとの通信」を同時に行います。ConoHa WINGは国内最速クラスの応答速度を誇り、AIが生成した長い文章をデータベースへ書き込む際の遅延(レイテンシ)が非常に少ないため、ストレスなく利用できます。また、コントロールパネルが直感的で、PHPのメモリ上限変更なども容易です。

2. ロリポップ!(コスパと性能の両立)

必ず「ハイスピードプラン」以上を選んでください。このプランから採用されている「LiteSpeed」サーバーは、AIプラグインが多用するPHPの処理を高速化します。月額費用を抑えつつ、AIの恩恵をしっかり受けたい場合に最適なバランスです。

3. さくらのレンタルサーバ

老舗の安定感はありますが、AI利用においては設定面で注意が必要です。AIプラグインがタイムアウト(処理中断)する場合、PHPの設定(max_execution_timeなど)を自分で調整する必要がありますが、初心者が管理画面から行うには少しハードルが高い部分があります。

AIプラグインを快適に動かすための設定のコツ

どのサーバーを選ぶ場合でも、AI利用時には以下の設定を確認することをおすすめします。

  • PHPバージョン: 常に最新(8.1以上推奨)に設定してください。
  • memory_limit: AI処理はメモリを食います。可能であれば 256M または 512M に引き上げてください。
  • max_execution_time: AIの回答待ちで処理が止まらないよう、60120(秒)程度に設定しておくと安心です。

お客様がこれから新規で契約されるのであれば、ConoHa WING または ロリポップ(ハイスピードプラン) を選んでおけば、AIプラグインの動作で後悔することはまずありません。

AI時代のWordPress活用術|中小企業のための最新Webマーケティング戦略