BackWPupはWordPressのバックアップができるプラグイン
BackWPupは自動で定期的にWordPrssのバックアップを取ってくれるWordPressプラグインです。インストールすればサイトのバックアップをとることができます。HTMLで記述しているWEBサイトでは一般的にローカルPCでページを作成しFTPソフトを使ってWEBサーバにアップロードするので自然とローカルPCにコンテンツが残っていますが、WordPressはWEBサーバ上で編集するためバックアップがありません。
>> BackWPup
WordPressはWEBサーバ上に専用のフォルダが形成されテーマやプラグインが格納され、SQLデータベース連携されます。そのためフォルダとデータベースをバックアップすることが必要です。バックアップをする方法としてはWordPressはプラグインを利用する、手動でデータベースやフォルダを操作するなどがあり、サイトのボリュームや更新頻度などで決めることが望ましいといえます。
WordPress.org | BackWPup |
有効インストール | 70,0000+ |
WordPressバージョン | 3.9以上 |
検証バージョン | 6.1.1 |
PHPバージョン | 7.2以上 |
WordPressサイトのバックアップはWEBサーバーとデーターベースサーバーのバックアップが必要です。プラグインを利用することも一つの方法ですが、レンタルサーバーの機能を利用すると簡単で安全なことも多いです。サーバーによってバックアップの期間なども異なっているので利用時には注目すると良いでしょう。
バックアップをとる方法
バックアップは大きく分けて、レンタルサーバー提供のサービスを利用するか、プラグインを利用する(サーバーにバックアップ機能がない場合等必要)になります。レンタルサーバーのサービスには自動バックアップ、定期的なバックアップがあり、おすすめになります。バックアップの内容はそれぞれサービス提供会社による異なるので事前に確認されると良いでしょう。
BackWPupの使い方
HTMLで記述しているWEBサイトでは一般的にローカルPCでページを作成しFTPソフトを使ってWEBサーバにアップロードするので自然とローカルPCにコンテンツが残っていますが、WordPressはWEBサーバ上で編集するためバックアップがありません。また、WordPressはWEBサーバ上に専用のフォルダが形成されテーマやプラグインが格納され、SQLデータベース連携されます。そのためフォルダとデータベースをバックアップすることが必要です。バックアップをする方法としてはWordPressはプラグインを利用する、手動でデータベースやフォルダを操作するなどがあり、サイトのボリュームや更新頻度などで決めることが望ましいといえます。
そこで、自動で定期的にバックアップしてくれるプラグインでトラブルに備えておきましょう。バックアップの注意点は、容量が大きすぎると、処理に時間がかかり、制限に引っかかって、タイムアウトエラーになってしまう事があります。
※ BackWPup は自動で定期的にWordPrssのバックアップを取ってくれます。
BackWPup のバックアップは使用にあたって制限事項と注意点があります。
- WordPress 3.2 以上
- DBバックアップ機能を利用する場合:PHP 5.3.3 以上 + MySQLi が必須。(機能を利用しない場合は、PHP 5.2.6 以上)
- レンタルサーバーのCPU占有率の制限や、PHPの最大実行時間の制限を考慮する
- 容量が大きすぎると、処理に時間がかかり、制限に引っかかって、タイムアウトエラーになってしまう事を考慮する
バックアップの保存先
バックアップファイルの保存先は下記から選択することができます。
- メール(バックアップファイルが大きなるとエラーになります)
- FTPサーバ(WordPressインストールフォルダ内)にバックアップできる
- クラウドサービスにバックアップできる
BackWPup には復元の機能は未だ実装されていません、手動で復元することになります。事前に「データベース」と「サーバ上のファイル」をダウンロードしておきます。あとは以下のステップで作業します。
- サーバ上のファイルを復元(バックアップファイルを解凍後、FTPソフトを使ってアップロードします)
- データベースの復元(データベースのインポート)
※BackWPup の最新情報をWordPress公式サイト(プラグインディレクトリ)で確認のうえご利用ください。
バックアップ・プラグインをタイプ別に比較
バックアップができるプラグインをタイプ別に分けると、バックアップ特化型とデータ移行型に分かれます。バックアップ特化型はブログのデーターを同じサーバー環境に復元する目的で利用されます。
データ移行型は主にWordPressの引っ越し時に使用されるタイプです。
WordPressはなぜバックアップが必要か
世界中でもっとも普及しているCMSですが、悪意を持ったクラッカーやマルウェアから標的にされやすいシステムでもあります。また、テーマやプラグインの更新によって不具合が発生することもあります。バックアップをとっていないと、最悪の場合、これまでの蓄積がすべて水の泡になりかねません。定期的にWordPressのバックアップを取っておくことが推奨されています。
バックアップの対象
バックアップ対象は、WordPress内部のファイル 1.theme (テーマ格納ディレクトリ) 2.upload (画像や動画等が格納されたディレクトリ)3.pluginns(プラグインが格納されたディレクトリ)とデータベース(ブログ記事などのコンテンツ)になります。
何時バックアップをするのか
バックアップは次のタイミングで行うのが望ましいとされています。
・WordPressシステムのバージョンアップ前
・テーマやプラグインのバージョンアップ前
・PHPのバージョンアップ前
・カスタマイズの前
プラグインのメリットとデメリット
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる | サポートが途中で終わることがある |
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法
WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう
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