Fukasawa(WordPressテーマ)のカスタマイズ方法
Fukasawa をカスタマイズするには、プラグインを利用すれば高度なカスタマイズが可能になります。プログラムスキルをお持ちの場合は、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるカスタマイズになります。
このテーマは2年以上更新されていません。すでにメンテナンスされていないか、サポートされていないため、最新のバージョンの WordPress と互換性の問題があるかもしれません。
Fukasawa
Fukasawa [wordpress.org公式]
Fukasawa
- Active installations…公式ページで確認
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- Ratings…5つ星中4.8つ星
- php version…5.6
★テーマの選び方
・利用されているか(インストールやダウンロード数)
・更新されているか
・サポートがあるか
・口コミやレビュー
Fukasawa の特徴はブログトップページが記事の一覧表示がリスト表示ではなくタイル(石積み)表示のテーマです。テーマディレクトリからインストールできるテーマです。記事はページ先頭部にアイキャッチ画像が自動で挿入されます。
Fukasawa(WordPressテーマ)をカスタマイズするには、大きく分けて機能面とデザイン性をカスタマイズすることになります。最初に取り組むべきは、テーマカスタマイザーを使う、cssの追加をすることでしょう。どちらも手段が複数ありますので、事前に理解して取り組まれるとよいでしょう。プラグインを利用すれば高度なカスタマイズが可能になります。プログラムスキルをお持ちの場合は、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるカスタマイズになります。コードを直接編集する方法はリスクも高いので、よく理解されている方以外にはおすすめできません。
Fukasawa をインストールするにはダッシュボードから外観 → テーマ → 新規追加 → Fukasawaで検索しインストールを開始します。
テーマカスタマイザでカスタマイズ
Fukasawa のテーマカスタマイザーでは、色や背景画像、メニューやウィジェットに設置する内容などをカスタマイズします。Fukasawa は以下の内容がカスタマイズできます。Fukasawa をカスタマイズする方法は大きく分けて、テーマカスタマイザーを使う、cssの追加をする、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるになります。プラグインを利用すると素早く安全にカスタマイズすることも可能です。プラグインを利用するにしても、直接テンプレート(PHP)ファイルを書き換えるにしてもリスクが発生するので、バックアップ環境は整えておかれることを推奨します。
Fukasawa
- サイト基本情報…サイトのタイトルとキャッチフレーズを設定できる
- 色…アクセント色を選択
- メニュー…表示は1ケ所
- ウィジェット…サイドバー
- ホームページ設定…固定ページか新着情報
- 追加CSS…スタイルシートを追加
◆ウィジェットをカスタマイズ
Fukasawa のウイジェットエリアは左側サイドバーのみになっています。(ウイジェットとはサイドバーにメニューやカテゴリー新着記事などを簡単に追加・追加できる拡張機能です。)コンテンツはヘッダーやサイドバー、フッターなどのウィジェットエリアと呼ばれる場所に配置されます。検索ボックスやメニュー、カテゴリやタグ、最新の記事、カレンダーなどの機能をドラッグ&ドロップで簡単に実現できます。
集客・収益の向上に貢献するWordPress
中小企業や個人事業でWEBサイトを運用する理由は、自社の商品やサービスの認知を広げたり、サイトがあることで信頼感の増加により新規取引への期待になることでしょう。
あるアンケートによると経営者の多くが発注する際に「取引先のサイトを参考にする」と回答しています。そこでおすすめなのがWordPressによるコーポレートサイトやビジネスサイトの運用です。なかでもおすすめなのは、有料テーマを利用した運用です。
コーポレートサイトは企業の顔とも言えるため、企業のイメージに沿ったデザインが求められます。有料テーマは多くのデザインが用意されていて、自社のイメージに沿ったデザインを選びやすくなっています。
デザイン着せ替え機能付きビジネス向けテーマ「ザ・トール」、検索エンジンからの集客マニュアルがついている「賢威」、CTAやランディング・資料請求ページなどWEB集客機能が充実したテーマ「エマノン」、多言語が可能な企業サイト用テーマ「LIQUID PRESS」がおすすめになります。
css(スタイルシート)でカスタマイズ
部分的に色を変更したり、背景や囲みを装飾、文字の大きさを変更したりしたいのであればcss(スタイルシート)を追加することになります。「スタイルシート・css」記述するには、「テンプレートファイルに直接記述」する、「テーマカスタマイザーで記述」する。「プラグインを使って記述」などの方法があります。
ブロックエディタ対応のテーマではブロックごとにタイポグラフィ(「文字や文章を読みやすく、または美しく見せるための技術」)を指定できるので、文字の大きさや色を指定したい場合は、こちらを利用されたほうが良いでしょう。
注意点)スタイルシート・cssが大きくなりすぎると表示速度に影響を及ぼすこともあるので注意が必要です。
テーマカスタマイザーの「css追加」は複雑なコード編集は、編集エリアが狭く操作しづらいですが、テーマの更新よって上書きされることはありません。逆にテンプレートファイルの「style.css」は上書きされるので、子テーマで対応するか、バックアップをとり対応するかになります。推奨は「css追加」となっています。
css(スタイルシート)を追加するには、ダッシュボードの 外観 → カスタマイズ → 追加css と進みコードを追加します。スタイルシートを適用させるには編集ブロックに 高度な設定で 「追加 css クラス」にクラス名を記述します。スタイルはブロック対して適用されるようになっています。複数のブロックに適応させたいならブロックをグループ化しておきます。
テーマによってはあらかじめ、ページごとに css を記述できるようにしたものもあります。複雑なデザインを施したいサイトの場合はこちらを選ぶとよいかもしれません。
テンプレートファイル(PHP)でカスタマイズ
テンプレートファイル(テーマファイル)のカスタマイズは、外観 → テーマファイルエディタで編集することになります。テンプレートファイルの構成は各テーマによって異なっていますが概ね以下のようなファイルで構成されています。
- スタイル(style.css)
- テーマの関数
- 404テンプレート
- コメント
- テーマフッター
- テーマヘッダー
- 検索フォーム
- 単一テンプレート
テンプレートファイルを直接編集してカスタマイズすることもできます。ただ、この方法は高度な知識を必要とされますので、十分な知識をお持ちの方におすすめなります。記述ミスによって画面が表示されなくなったり、管理画面にログインすらできなくなったりすることもあります。
子テーマを作成する
テンプレートファイルを直接編集してサイトを運用するなら子テーマを利用しましょう。なぜならWordPressは頻繁にアップデートが繰り返されソースコードが上書きされてしまい、再びカスタマイズをしなければならなくなってしまうからです。
*子テーマとは
「子テーマ」は、WordPressでウェブサイトやブログのデザイン・レイアウトを構築する際に、「親テーマ」と連動して機能するもうひとつのテーマです。 WordPressのデザインテンプレートは、「テーマ」を有効化させることで構築されます。
子テーマは単独で動作するのではなく、親テーマと連動して機能します。そのため子テーマはカスタマイズをするソース(ファイル)だけで構成します。ただし、functions.php と style.css は親テーマと連動させるために必須となっています。
- functions.php
- style.css
これらのソースの記述内容は決まっているので準じて記述しなければなりません。
■子テーマはPC上で作成しアップロード
子テーマの作成作業はPC上で行います。作業は比較的簡単で、知識のある方なら数分で完了するのではないでしょうか。そして、完成した子テーマは、WordPress管理画面(ダッシュボード)のテーマからインストール(アップロード)すれば利用できるようになります。
■子テーマ作成手順と作業内容
子テーマは以下の手順で作業します。
【1.】子テーマフォルダを作成
【2.】Style.css を記述する
【3.】functions.php を記述する
【4.】子テーマフォルダを圧縮する
【5.】WordPressにアップロードする
■作業内容
【1.】Windowsパソコンでディスクトップ等に、子テーマフォルダを作成します。フォルダ名は XXXX-child とわかりやすい名前にします。
【2.】Style.css を記述します。メモ帳などのテキストエディタを使います。テキストエディタを開いたら下記のコードを記述もしくはコピー&ペーストしてください。
/*
Theme Name:xxxxx child
Theme URI:
Description:WordPressテーマ「xxxxx」の自作子テーマです。
Template:XXXX
Author:xxxx
Author URI:https://xxxxx.com/
Version:0.0.8
*/
xxxx の部分を変更します。Template: と Author URI: は子テーマを採用するサイトの内容にあわせます。完了したら先ほど作成した子テーマフォルダに保存します。
スタイルシートを追記したい場合は、子テーマの カスタマイズ → 追加css で記述できます。
【3.】functions.php を記述します。同様にテキストエディタを使用します。
<?php
add_action( 'wp_enqueue_scripts', 'theme_enqueue_styles' );
function theme_enqueue_styles() {
wp_enqueue_style( 'parent-style', get_template_directory_uri() . '/style.css' );
wp_enqueue_style( 'child-style', get_stylesheet_directory_uri() . '/style.css', array('parent-style')
);
}
?>
内容は変更する必要がないので、完了したら先ほど作成した子テーマフォルダに保存します。
※カスタマイズコードは子テーマを有効化し 外観 → テーマファイルエディター を使って追記します。
【4.】子テーマフォルダを圧縮する
WordPressにアップロードするために、子テーマーフォルダーを圧縮します。フォルダを右クリックし、送る → 圧縮(zip形式)フォルダ でディストップに圧縮ファイルが生成されます。
【5.】WordPressにアップロードする
WordPressにログインし 外観 → テーマ → 新しいテーマ → テーマのアップロードと進みます。
「ZIP 形式のテーマファイルをお持ちの場合、こちらからアップロードしてインストールまたは更新できます。」と表示されるので、ディストップの圧縮フォルダをアップロードして子テーマをインストール、有効化すれば使用できるようになります。
最終作業として、子テーマで表示されるか確認をします。ブラウザの新規タブを開くか、他のブラウザを開いて目的のURLで開きましょう。このときWordPressの管理画面を開いておけば、万一表示されない場合にもテーマを親手テーマに戻せることが可能なことが多いです。
■トラブルが発生したら
表示されない原因の多くに Style.css の記述ミスが挙げられます。例えば2バイト文字で記述したり、Template: を間違って記述したりでしょうか。
管理画面から親テーマに戻せるようなら、一度戻して、作成した子テーマフォルダをPCで修正しましょう。
表示はされるが崩れてしまう場合もあるようです。テーマが有料テーマや無料で配布されているテーマの場合は配布元のサイトで確認をしてください。
WordPressのカスタマイズ手順
WordPressをカスタマイズするには下記の手順で行うとよいでしょう。
- WEBサイトの構成を考える (※注1)
- 不要な機能を削除する
- 必要な拡張機能(プラグイン)を追加する
- グローバルナビゲーションやサイドメニューを作る
- TOPページを作る
- 企業サイトなどは、会社案内や事業内容などを作る
- お知らせや、ブログ(製品やサービスをカテゴリーに構成する)を設置する
※ 注1)固定ページ・投稿ページのコンテンツを書き出す。そしてカテゴリーやタグを振り分ける。などの設計書・制作ガイドラインを作成しておくと作業をスムースに進めることができ、修正が発生しても最小限の工程で完結できるようになります。
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