WordPressを高速化するプラグイン

WordPressを高速化するにはまずプラグインの見直しからしましょう。そして、キャッシュ化などをしてくれるプラグインの利用も検討しておきましょう。デフォルトでは速度が遅い上に、そのまま色々なプラグインを追加していくとサイトの表示速度が低下していく傾向があります。サイトの表示速度が遅ければユーザビリティが下がり離脱率の増加や検索順位の低下などの問題が起こります。
Native Lazyloadは画像を遅延読み込み高速化
プラグイン名 | Native Lazyload |
バージョン | 2.3.4 |
最終更新 | 7か月前 |
有効インストール | 100000+ |
WordPressバージョン | 4.7以上 |
検証バージョン | 5.8.3 |
PHPバージョン | 5.6以上 |
サムネイル、投稿コンテンツまたはウィジェットテキスト、アバター、スマイリー、iframe内のすべての画像を遅延読み込みできます。 jQueryなどのJavaScriptライブラリは使用されておらず、スクリプトの重みは10KB未満です。Youtube iframeをプレビューサムネイルに置き換えて、Webサイトの読み込み時間をさらに短縮することもできます。遅延読み込みをオンにして、画像を最適化し、ウェブサイトを高速化します。
WP HTTP Compression:gzip圧縮で高速化
プラグイン名 | WP HTTP Compression |
バージョン | 1.0 |
最終更新 | 10年前 |
有効インストール | 1000+ |
WordPressバージョン | 3.4.1以上 |
検証済みバージョン | 2.9.2 |
WP HTTP Compression は、ページ全体をgzip圧縮してブラウザに読み込ませて表示を高速化してくれます。ページ全体をgzip圧縮してブラウザに読み込ませて表示速度を速くしてくれるのです。
Head Cleaner:ソースを高速化
プラグイン名 | Head Cleaner |
バージョン | 1.4.4 |
最終更新 | 5年前 |
有効インストール | 9000+ |
WordPressバージョン | 2.5以上 |
検証済みバージョン | 4.4.26 |
Head Cleaner はソースを最適化してSEOにとって必要な表示速度を高速化してくれます。CSSとJavaSceiptをコンパクトに最適化してくれます。HEAD内のJavaScript・CSSの整理・統合・フッターへの移動ができます。ページ表示速度は影響が少ないとはとはいえ、Googleが重要視していることは公表されています。
Advanced Database Cleaner:DBをクリーン
WordPress.org | Advanced Database Cleaner |
バージョン | 3.03 |
最終更新 | 4ケ月前 |
有効インストール | 70000 |
WordPressバージョン | 3.1.0以上 |
検証済み | 5.8.2 |
PHPバージョン | 5.0以上 |
Advanced Database Cleaner はデータベースをクリーンアップしてくれます。WordPressはページや投稿の編集作業を繰り返すことでデータベースが増大し、表示速度に影響を与えてしまったり、トラブルの原因になることもあります。Advanced Database Cleanerを利用するには、ダッシュボードからWP DB Cleanerと進み、General Clean-upで画面下部のクリーンを適用します。
WordPressの高速化
WordPressの高速化手法としては下記のもが広く言われています。
- プラグインを見直す
- PHPのバージョンを最新にする
- 画像の読み込みを敢えて遅延させる
- 画像の容量を適切なサイズにリサイズする
- キャッシュ化プラグインを導入する
WordPressの高速化を確認する
Autoptimizeを有効化してPageSpeed Insightsでこのサイトをチェックしてみました。有効化する前は「54/100」だったのが、「68/100」となりました。使用するテーマやその他の環境によってこの数値はかわりますが、注意したいのはソースがどのように変化してしているか?スクリプトが消えてしまうこともありますので各ページのチェックは必ず行ってください。
表示速度とSEOの関連性
表示速度がランキング要因の一つであることを2012年にGoogleから発表されています。PageSpeed Insights等でチェックし自サイトの表示スピードに注意をすべきです。表示が遅いことはランキングに影響するばかりでなく、検索ユーザーにも影響を与えてしまいます。検索結果でクリックされても表示が遅いことで読まれることなくサイトを去られてしまうことになってしまうからです。
プラグインの注意点
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
メリット | デメリット |
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必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |