UpdraftPlusは簡単にバックアップをしてくれるプラグイン
UpdraftPlusはワンクリックでバックアップや復元ができるプラグインです。バックアップの保存先として自サーバーの他に、Dropbox、Google ドライブ、Amazon S3 、UpdraftVault、FTP、メールなどのクラウドに保存できます。バックアッププラグインには、「BackWPup」や「Duplicator」等がありますが、「UpdraftPlusは」ワンクリックでバックアップや復元ができるので特にお勧めしたいです。バックアップの保存先としては、自サーバーの他に、Dropbox、Google ドライブ、Amazon S3 (またはその互換)、UpdraftVault、Rackspace Cloud、FTP、DreamObjects、Openstack Swift、メールなどのクラウドに直接バックアップできます。有料版は、Microsoft OneDrive、Microsoft Azure、Google Cloud Storage、Backblaze B2、SFTP、SCP、WebDAV へのバックアップにも対応しています。
UpdraftPlus
概要
WordPress.org | UpdraftPlus |
バージョン | 1.16.66 |
最終更新 | 1週間前 |
有効インストール | 3百万以上 |
WordPressバージョン | 3.2以上 |
検証バージョン | 5.8.2 |
使い方
UpdraftPlusは、バックアップと復元を簡素化します。これは世界で最もランクが高く、最も人気のあるスケジュールバックアッププラグインであり、現在アクティブなインストール数は300万を超えています。ファイルとデータベースのバックアップをクラウドにバックアップし、シングルクリックで復元します!
UpdraftPlusは 1.データのバックアップ 2.復元 3.バックアップファイルの削除 4.バックアップのスケジュールができます。
WordPressは大きく分けて、「テーマ」、「プラグイン」、「メディア」、「データーベース」で構成されています。このうち「テーマ」、「プラグイン」、「メディア」はWordPressのWEBサイト内にあり、「データーベース」はSQLサーバー内に格納されているので2本立てでバックアップをする必要があります。つまり、一般的なHTMLで構成されたWEBサイトのようにFTP等を使ってダウンロードしても復旧はできないと言えます。また作業にはサーバー等の知識も必要とされ一般の方には敷居が高いので、バックアップのできる「UpdraftPlus」等を利用されることをおすすめします。

手動バックアップ
「UpdraftPlus」で手動でバックアップをするには、ダッシュボードから設置 → UpdraftPlus BackUPs と進むと下の画面に移動します。画面右側の「今すぐバックアップ」をクリックするとサーバー上に ZIPファイルでバックアップされます。

バックアップをすべき時
WordPressは常にシステムが更新されています。小さなバージョンアップの場合はあまり問題ないといえますが、メジャーアップデートのように大きく変更される場合、動作しないこともあるので、更新前にバックアップしておくと安心です。また、レンタルサーバー側のPHPのバージョンアップやSqlサーバーの入れ替えなどによっても不具合が発生することもあります。アナウンスがあった場合には早めにバックアップすることが望ましいです。
スタイルシートの大幅な変更によってもデザインの崩れなどがあるのでバックアップした方が良いでしょう。特にテンプレートファイルを直接編集する場合は必須と言えます。画面が真っ白なってしまってから悔やんでも遅くなるのは避けたいですね。

有料テーマの比較、WordPressが利用できるレンタルサーバーの比較などもご覧ください。
プラグイン
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、ウェブサイトに様々な機能を持たせる事が出来ます。
インストール
プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。

検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。
エラーの対処
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
メリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |
まとめ
UpdraftPlusはワンクリックでバックアップや復元ができるので特にお勧めしたいプラグインです。バックアップの保存先としてはWordPressインストールサーバーの他に、Dropbox、Google ドライブ、Amazon S3 (またはその互換)、UpdraftVault、Rackspace Cloud、FTP、DreamObjects、Openstack Swift、メールなどのクラウドに直接バックアップできます。有料版は、Microsoft OneDrive、Microsoft Azure、Google Cloud Storage、Backblaze B2、SFTP、SCP、WebDAV へのバックアップにも対応しています。