Duplicatorはサイトのバックアップがまるごとできる
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Duplicator
【目 次】
【Duplicator】
WordPressのサイトを丸ごとコピーしてバックアップしてくれるWordPressプラグインです。データのバックアップとしてだけではなく、サイトを移行する場合などに、移行先のデータベースだけを用意すれば移行作業にも利用できます。移行元サイトのファイルやデータをひとまとめにして丸ごと新しい環境にコピーできます。
Duplicator は、サイトのすべてのプラグイン、テーマ、コンテンツ、データベース、WordPressファイルをパッケージと呼ばれる簡単なzipファイルにまとめたパッケージを作成します。
WordPress.org | Duplicator |
有効インストール | 1百万以上 |
WordPress バージョン | 4.9以上 |
検証バージョン | 6.4.4 |
PHP バージョン | 5.6.20 |
バックアップ元サイトのファイルやデータをひとまとめにして丸ごと新しい環境にコピーしてくれます。プラグインを使用しないで手作業で移行を行うとすると、WEBサーバやSQLに関するスキルを必要とし大変なのですが、作業負担を軽減することができます。
使い方
Duplicator は次のような使い方ができます。
Duplicatorで出来ることは
★ドメインやホスト間でサイトを移行できる
★バックアップとしても利用できる
Duplicator を有効化した後、パッケージを作成します。パッケージは「インストーラ」と「アーカイブ」がパックになっています。インストーラは新たな環境にWordPressをインストールするために使います。
Duplicatorのパッケージの作成は以下の3ステップ
- Setup
- Scan
- Build
All Packegesをクリックしてダウンロード画面進み、Installer,Archiveをダウンロードします。ダウンロードしたinstaller.phpとXXXX.zipをFTP等で移転先のサーバにアップロードして、ブラウザから「htpp://ドメイン/install.php」でインストーラを起動します。
Duplicator には以下の注意点があります。
★小規模サイトのデータ移転向き、大規模サイトの場合エラーが発生する場合があります。
★サーバ負荷が大きくなるため、レンタルサーバによっては動作しない場合もあります
レンタルサーバーのバックアップ
エラーによって不測の事態に陥ってしまった場合、やはり安心なのはレンタルサーのバックアップ機能です。レンタルサーバーによっては高機能なバックアップが装備され毎日自動でバックアップしてくれるものもあります。
ロリポップ!
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自動バックアップ・無料 |
ConoHa WING
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自動バックアップ期間14日間 |
リトルサーバー
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バックアップ期間7日間 |
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※サービス内容は変更されることがありますので、公式サイトで確認してください。
プラグインのメリットとデメリット
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用する表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる | サポートが途中で終わることがある |
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
プラグインのエラー対処「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。
まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- WordPress管理画面からは操作できない
プラグインのエラー対処プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、プラグインによっては複雑な設定をしていてプラグインが影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どのプラグインかわからない場合はいきなり削除するのではなくプラグインのフォルダ名を変更するとよいでしょう。
プラグインはWordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、プラグイン「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressプラグインフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- WordPress管理画面からは操作できない