Lightningの推奨プラグイン – WordPressテーマ
Lightningの推奨プラグイン
WordPressテーマ「Lightning」でウェブサイトを制作する際に推奨されるプラグインはいくつかありますが、特に重要なものをいくつかご紹介します。
Lightningテーマ開発元が推奨・提供しているプラグイン
これらはLightningの機能を最大限に活用するために、ほぼ必須と言えるプラグインです。
- VK All in One Expansion Unit (ExUnit):
- Lightningの機能を大幅に拡張する多機能プラグインです。
- お問い合わせ先の情報表示、CTA(行動喚起)の設置、子ページのインデックス表示、独自のウィジェット、ソーシャルメディア連携、メタディスクリプションの出力など、企業サイトに必要な機能が多数含まれています。
- SEO対策にも役立ちます。
- VK Blocks:
- WordPressのブロックエディター(Gutenberg)を強化するプラグインです。
- 見出し、ボタン、吹き出し、FAQなどの様々なオリジナルブロックを追加し、HTMLやCSSの知識がなくても簡単にリッチなコンテンツを作成できます。
- 有料版の「VK Blocks Pro」では、さらに多くのブロックやプレミアムパターンが利用可能です。
- VK Block Patterns:
- ブロックエディターに独自のブロックパターンを登録・利用できるようになります。
- 会社紹介や採用情報など、頻繁に使うデザインパターンを登録しておけば、効率的にページ作成ができます。
その他、一般的に推奨されるプラグイン
Lightningに限らず、WordPressサイト全般で役立つプラグインもいくつかあります。
- WP Multibyte Patch:
- 日本語のWordPressサイトにおいて、文字化けや不具合を防ぐためにほぼ必須とされるプラグインです。
- Contact Form 7:
- お問い合わせフォームを簡単に作成・管理できる、非常に有名なプラグインです。
- EWWW Image Optimizer:
- 画像のファイルサイズを最適化し、サイトの表示速度向上に貢献します。
- Site Kit by Google:
- Googleアナリティクス、Search ConsoleなどのGoogleサービスとWordPressを簡単に連携できる公式プラグインです。サイトのアクセス状況などを管理画面から確認できます。
- XML Sitemap (例えばGoogle XML Sitemapsなど):
- サイトマップを自動生成し、検索エンジンにサイト構造を伝えることで、SEO対策に役立ちます。
- Yoast Duplicate Post:
- 投稿や固定ページを簡単に複製できるため、既存のページをテンプレートとして利用したい場合に非常に便利です。
補足事項
- Lightning G3 Pro Unit: Lightningの有料版「Vektor Passport」に含まれるプラグインで、無料版よりもさらにレイアウトや機能の設定が柔軟になり、デザインのオリジナリティを高めることができます。
- プラグインのインストール: Lightningを有効化すると、上記の推奨プラグインのインストールを促すメッセージが表示されることが多いです。そこから簡単にインストール・有効化できます。
これらのプラグインは、Lightningテーマでサイトを構築する上で非常に役立ちますので、ぜひ参考にしてください。
プラグインのリスクを回避する

WordPressプラグインの利用には、ウェブサイトの機能拡張というメリットがある一方で、いくつかのセキュリティや安定性に関するリスクが伴います。
主なリスク
1. セキュリティの脆弱性
プラグインにセキュリティ上の欠陥(脆弱性)が含まれていると、それを悪用したサイバー攻撃の標的になる可能性があります。
- 不正アクセス・サイトの改ざん:脆弱性を突かれて管理画面に不正アクセスされたり、ウェブサイトの内容が改ざんされたりします。
- 情報漏洩:ユーザーの個人情報や機密データが盗み出されるリスクがあります。
- マルウェア感染:悪意のあるコードやマルウェアを仕込まれ、サイト訪問者に被害が及んだり、サイトがDDoS攻撃などの犯罪の踏み台に利用されたりする可能性があります。
- 未更新のプラグイン:開発が停止されたり、長期間更新されていないプラグインは、既知の脆弱性が修正されないまま放置され、特に危険性が高まります。
2. ウェブサイトの安定性・パフォーマンスへの影響
- 動作の競合(コンフリクト):複数のプラグイン同士、またはWordPress本体やテーマとの相性が悪く、機能不全やレイアウトの崩れ、エラーが発生することがあります。
- 表示速度の低下:特に多くのプラグインを導入しすぎると、ウェブサイトの読み込みに必要なリソースが増加し、表示速度が遅くなることがあります。
3. メンテナンスの手間とコスト
- 更新の必要性:セキュリティを維持し、WordPress本体のアップデートに対応するため、プラグインも定期的に最新版へ更新する必要があります。この更新作業や、更新後に問題が発生しないかの確認(動作確認)に手間がかかります。
- 互換性の問題:WordPress本体のメジャーアップデートや、他のプラグインの更新により、特定のプラグインが動作しなくなる互換性の問題が生じることがあります。
リスクを最小限に抑える対策
これらのリスクを避けるためには、以下の点に注意することが重要です。
- 信頼できるソースからのみ導入する:WordPress公式プラグインディレクトリなど、信頼できる提供元からのみプラグインをダウンロードし、導入前に評価やレビュー、最終更新日、インストール数などを確認しましょう。
- 定期的な更新:WordPress本体、テーマ、そしてすべてのプラグインを常に最新の状態に保ちましょう。
- 不要なプラグインの削除:使用していないプラグインは無効化するだけでなく、サーバーから削除しましょう。
- 導入数を絞る:本当に必要な機能に絞り込み、プラグインの導入数は最小限に抑えましょう。
有料テーマはプラグインのリスク回避につながることがある
WordPressの有料テーマを使うことで、ある程度はプラグインのリスク回避につながることがありますが、完全にリスクを避けられるわけではありません。以下のポイントで詳しく解説します。
有料テーマで回避できるリスク
1. 基本機能がテーマに含まれている
有料テーマには、以下のような機能が最初から組み込まれていることが多いです:
- SEO対策
- デザインのカスタマイズ(色・フォント・レイアウト)
- SNS連携
- パンくずリスト
- 目次表示
- 広告管理
- カスタムウィジェット
このため、追加のプラグインを入れずに済む=プラグインによるバグやセキュリティリスクを減らせます。
それでもプラグインが必要なケース
高度な機能はプラグインが必要
- ECサイト機能(WooCommerce)
- 多言語化(Polylang、WPML)
- 会員制サイト(MemberPressなど)
- バックアップやセキュリティ(UpdraftPlus、Wordfence)
- 高速化(キャッシュ系プラグイン)
有料テーマでも、これらの機能まではカバーしきれません。つまり、信頼できるプラグイン選びは必須です。
⚠️ 注意点
| リスク | 有料テーマでの軽減可否 | コメント |
|---|---|---|
| プラグイン間の競合 | △ | 内蔵機能で代用できれば回避可 |
| セキュリティの脆弱性 | △ | プラグイン削減で多少減るが、ゼロではない |
| アップデートによる不具合 | △ | 有料テーマは保守されていることが多いが、プラグインとの相性次第 |
| サポートの欠如 | ◯ | 有料テーマはサポート付きが多く、安心感あり |
結論:リスクは減らせるがゼロにはできない
- 有料テーマで必要最低限の機能が揃えば、プラグインを減らせるのでリスク軽減につながります。
- ただし、どうしても必要なプラグインは信頼性・更新頻度・レビューをしっかり確認して使うことが重要です。
補足アドバイス
- テーマとプラグインの相性問題もあるため、有名なテーマ(例:SWELL、JIN:R、THE THORなど)+評判の良いプラグインの組み合わせが安心です。
- 子テーマを使うことで、カスタマイズ時のトラブルも回避しやすくなります。
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補足情報
- ザ・トール: SEOと収益化を最重視する設計で、アフィリエイターやブロガーに人気が高いテーマです。
- エマノン: 特にBtoBやサービス業など、Webからの顧客獲得(リードジェネレーション)を重視するビジネスサイト構築に適しています。
- ストークSE: モバイルでの見やすさに徹底的にこだわり、余計な装飾を排したデザインが特徴です。商品の魅力を際立たせたいサイトにも向いています。
- リキッドプレス: 豊富なラインナップの中から目的特化型のテーマを選べるのが大きなメリットです。例えば、ニュースサイトならLIQUID MAGAZINE、企業サイトならLIQUID CORPORATEなどがあります。




