Shortcodes by Angie MakesのColumnsの使い方
Shortcodes by Angie Makes「Columns」はページを分割表示するレイアウトができます。WordPressのレスポンシブ対応テーマを利用するとスタイルシートをカスタマイズするのに知識が必要です。文章だけで構成できる記事なら比較的簡単に作りことができますが、企業サイトのように製品やサービスをアピールするにはレイアウトを操作したくなります。ビジュアル編集画面で分割したいレイアウトを選択するだけでショートコードがページに埋め込まれます。
このプラグインの公開は2023年7月27日に停止されており、ダウンロードできません。 理由: セキュリティ上の問題。
WordPress.org | Shortcodes by Angie Makes |
有効インストール | 30000+ |
WordPressバージョン | 3.7以上 |
検証済みバージョン | 5.0.19 |
「Shortcodes by Angie Makes」は記事のレイアウトや見た目をHTMLやCSSの知識がなくてもショートコードで充実させることができるプラグインです。インストールするとビジュアルモード画面にボタンが表示されます。ボタンをクリックするとColumns,Elements,Content,Posts,Actions,Wrappersから選択し記事を編集することができます。
※ 複雑なカスタマイズをしたい場合、専門スキルを持ったプロに依頼するのも一つの手段になります。
「Columns」に実装されているショートコード
- Columns(カラム・列)
- Elements(要素)
- Content(コンテンツ)
- Posts(投稿)Posts(投稿)
- Actions(アクション)
- Wrappers(ラッパー)
※「Shortcodes by Angie Makes」のショートコードのデモサイトです。
Shortcodes by Angie Makesの使い方
「Columns」はスタイルシートを使わずにコンテンツレイアウトを分割することができます。分割できるサイズは下記のようになっています。
- 1/2 + 1/2
- 1/3 + 1/3 + 1/3
- 1/3 + 2/3
- 2/3 + 1/3
- 1/4 + 1/4 + 1/4 +1/4
- 1/4 + 1/2 + 1/4
- 1/2 + 1/4 + 1/4
- 1/4 + 1/4 + 1/2
- 1/4 + 3/4
- 3/4 + 1/4
Shortcodes by Angie Makesの使用例
1/2分割でレイアウトすることができます。
[wc_row][wc_column size="one-half" position="first"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/2 +1/2
左・上[/wc_box]
[/wc_column][wc_column size="one-half" position="last"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/2 +1/2
右・下[/wc_box]
[/wc_column][/wc_row]
モバイル端末では左側が上に、右側が下にレイアウトされます。
1/3 + 1/3 + 1/3 「Columns」ショートコード
3分割レイアウトです。
[wc_row][wc_column size="one-third" position="first"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box]
[/wc_column][wc_column size="one-third"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box]
[/wc_column][wc_column size="one-third" position="last"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box]
[/wc_column][/wc_row]
1/3 + 2/3 「Columns」ショートコード
[wc_row][wc_column size="one-third" position="first"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3[/wc_box]
[/wc_column][wc_column size="two-third" position="last"]
[wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]2/3[/wc_box]
[/wc_column][/wc_row]
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プラグインのメリットとデメリット
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる | サポートが途中で終わることがある |
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法
WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう
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プロモーション
wordpress.org で公開されているテーマは無料で利用できることが魅力ですが、カスタマイズやプラグインの導入などが必要です。その点、有料テーマはカスタマイズの柔軟性が高く、プラグインを利用しなくてもサイトの運用が可能です。