Simple CSSはページごとにCSS(スタイルシート)を設定するプラグイン

Simple CSSは投稿やページごとにCSS(スタイルシート)を設定できるWordPressプラグインです。CSS(スタイルシート)設定する方法の1つにテーマカスタマイザの「追加CSS」を利用する方法がありますが、こちらはサイト全体のページに一律で追加されてしまいます。使用しないCSSを出力するためヘッダー部が肥大化してしまうこともあります。複雑な装飾を利用する場合はこのプラグインで投稿やページごとに設定してあげれば、肥大化を防ぐことができます。

Screenshot of ja.wordpress.org

Simple CSS

Simple CSSは投稿やページごとにCSS(スタイルシート)を設定できるWordPressプラグインです。同様の機能を持つプラグインに「Simple Custom CSS」があります。

※ページごとにCSSを記述できるプラグインとして「VK All in one Expansion Unit」があります。

NameSimple CSS
Active installations100,000+
WordPress Version4.0 or higher
検証済み Version6.3.2
Simple Custom CSS

Simple CSSの使い方

Simple CSSをインストールして有効化すれば、投稿や固定ページにCSS(スタイルシート)を記述する領域が表示されます。ここに CSSコード を記述すれば、このページにスタイルシートが適用されます。

CSS(Cascading Style Sheets)とは

CSS(Cascading Style Sheets)とは、Webサイトのサイズや色、レイアウトなどを設定するためのプログラミング言語です。CSSは「シーエスエス」や「スタイルシート」などと呼ばれており、背景の色の変更や画像の設置、文字のフォントや色などの幅広いデザインを定義する際に使用されます。

CSSとHTMLは、定義するものに違いがあります。CSSにはHTMLで作られたページを装飾し、Webサイトの「見え方」を決める役割があります。HTML(Hyper Text Markup Language)は、Webページの構造や構成要素を作成する言語です。別名「マークアップ言語」と呼ばれており、コンピューターに文章の意味合いを認識させる役割があります。

プラグインのメリットとデメリット

WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。

メリットデメリット
必要な機能を簡単に導入することができる数が多くなると、サイトが重くなる
管理画面だけで柔軟に対応できる数が多くなると、管理しきれなくなる
難易度の高いコーディングをしなくてすむ他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれるサポートが途中で終わることがある
プラグイン導入のメリット・デメリット

そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。

プラグインのエラーを回復

プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。

プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。

レンタルサーバーのバックアップ

エラーによって不測の事態に陥ってしまった場合、やはり安心なのはレンタルサーのバックアップ機能です。レンタルサーバーによっては高機能なバックアップが装備され毎日自動でバックアップしてくれるものもあります。

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