Scroll Back To Top Buttonはスクロールボタンを表示するプラグイン
Scroll Back To Top Buttonはページトップへ戻るスクロールボタンを表示してくれるWordPressプラグインです。スクロールボタンはモバイル端末で縦に長く表示されページのトップに戻りたいとき便利です。テーマによってはデフォルトで装備されていることも多くなっていますが、シンプルなテーマでは装備されていないこともあります。
このプラグインは WordPress の最新3回のメジャーリリースに対してテストされていません。もうメンテナンスやサポートがされていないかもしれず、最新バージョンの WordPress で使用した場合は互換性の問題が発生する可能性があります。
Scroll Back To Top Button
WordPress.org | Scroll Back To Top Button |
有効インストール | 10,000+ |
WordPressバージョン | 3.0以上 |
検証済みバージョン | 4.2.31 |
Scroll Back To Top Buttonの使い方
テーマによってはデフォルトで装備されていることも多くなっていますが、シンプルなテーマでは装備されていないこともあります。※最近ではテーマにデフォルトで実装されることも多くなっています。必要に応じて利用してください。
Scroll Back To Top Buttonはインストールして有効化後以下の設定をすることができます。主な設定はスクロールボタンの表示に関連したものです。
- ボトムからボタンの位置
- 右からボタンの位置
- スクロールの距離
- スクロールアップツールチップのタイトル
- アイコンの種類を選択
- ボタンのタイプ
- アイコンの色
- ホバーのアイコンの色
- アイコンの背景色
- ホバーのアイコン背景色
デフォルトのままでも十分利用できるようですが、テーマによっては変更した方が良い場合もあるようです。
プラグインのメリットとデメリット
WordPress最大の特徴の一つとして「プラグイン」があります。標準のWordPressにはない機能(プログラム)が「プラグイン」という形で配布されており、それらを追加インストールする事によって、Webサイトに様々な拡張機能を持たせる事が出来ます。しかしながら、プラグインやテーマとのマッチング、プラグイン同士の相性で不具合が発生することもあります。また、数多くのプラグインを利用すると表示速度に影響を与えたり、悪意のあるプログラムが含まれたものもあり注意が必要です。
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、プログラムの更新がされ対応してくれる | サポートが途中で終わることがある |
そして、最も注意したいのは、WordPressのコアプログラム(PHPのバージョンアップ)の進化等によってプラグインが利用できなくなることもあります。このようなリスクを避けたいのであれば、最初から機能が組み込まれている有料テーマの利用、バックアップ機能や高速かつセキュリティに対応したレンタルサーバーの利用が推奨されます。
プラグインのエラーを回復
プラグインのエラーは更新中に発生することが多く、画面が真っ白になったりします。プラグインが利用できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトが表示されなくなったりすることもあります。プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっていますが、更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。>> プラグインのエラーが発生した時の回復方法
WordPressはさまざまな拡張機能によってサイトを魅力的なものにしてくれるのですが、エラーが発生するリスクは常にあるといえます。万一のエラー発生に、レンタルサーバーのバックアップで備えておきましょう
WordPressは、HTMLやCSSなどのWEB制作スキルがなくても、記事を作成したり更新ができる、世界で最も利用されているCMS(Contents Management System)です。高度なカスタマイズもプラグインを使えば、セキュリティ・バックアップ・画像最適化・フォーム作成・マーケティング・SEO等が初心者でも簡単にできます。自社のイメージに合った有料テーマを利用すれば素早くビジネスサイトを運用でき、ビジネス用途に必要な、お問い合わせや資料請求、新規顧客開拓や既存顧客に対するフォローアップなど自社で対応できるようになります。独自ドメインの取得も年間数百円~、レンタルサーバーも月額数百円~と格安の時代です。ぜひ、自社でビジネスサイトを運用する環境を整え、新規顧客を開拓していきましょう!
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