デフォルトテーマ
Twenty Nineteen はエディターを引き立たせる
Twenty Nineteen はWordPressチームによって作成されたWordPressテーマで、ブロックエディターの持つ力を引き立たせるよう設計されているテーマです。すべてのデフォルトブロック用カスタムスタイルを含み、エディターでの表示がサイト上の表示と同じになるように作られています。
写真ブログの運営、新規事業の立ち上げ、非営利団体の支援など、幅広い種類のサイトに適応できるようになっています。十分な空白と、現代的なサンセリフ体の見出し・クラシックなセリフ体の本文というセットで、あらゆる画面サイズで美しく表示できるように構築されました。Twenty Thirteenに似たイメージがあります。1カラムレイアウト、大きめのページタイトルなどそんな感じでしょうか。
テーマの名称 | Twenty Nineteen |
バージョン | 2.7 |
最終更新日 | 2023年11月7日 |
インストール数 | 200,000+ |
WordPressバージョン | 4.7 |
PHPバージョン | 5.2.4 |
Twenty Nineteenの概要 2023年11月
Twenty Nineteenをインストールするにはダッシュボードから外観 → テーマ → 新規追加 → Twenty Nineteenで検索しインストールを開始します。
※デフォルトテーマでサイトを運用する場合は、日本語フォントの大きさや、種類をカスタマイズしたくなります。このカスタマイズをするにはスタイルシート・cssの知識などが必要になってきます。初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。日本語で開発された有料テーマなどを利用されるとスムーズにサイトを作り上げることができるのではないでしょうか。
Twenty Nineteen のテーマカスタマイザー
Twenty Nineteenのカスタマイズ内容は以下の表のようになっています。
サイト基本情報 | - サイトのタイトル
- キャッチフレーズ
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色 | メインカラーをデフォルトかカスタマイズすることができる (アイキャッチ画像にメインカラーのフィルターを適用できる) |
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メニュー | メニューの位置 - ディストップ水平メニュー
- ディストップ展開メニュー
- モバイルメニュー
- フッターメニュー
- ソーシャルメニュー
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ウィジェット | フッター |
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ホームページ設定 | トップページを最新の投稿か固定ページにする |
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Twenty Nineteen のカスタマイザー
Twenty Nineteen のカスタマイズの手順
カスタマイズするには下記の手順で行います。
- WEBサイトの構成を考える (※注1)
- 不要な機能を削除する
- 必要な拡張機能(プラグイン)を追加する
- グローバルナビゲーションやサイドメニューを作る
- TOPページを作る
- 会社案内ページを作る
- 事業内容ページを作る
- お知らせや、ブログ(製品やサービスをカテゴリーに構成する)を設置する
※ 注1)固定ページ・投稿ページのコンテンツを書き出す。そしてカテゴリーやタグを振り分ける。などの設計書・制作ガイドラインを作成しておくと作業をスムースに進めることができ、修正が発生しても最小限の工程で完結できるようになります。
Twenty Nineteen のウィジェット
ウィジェットエリアはフッターのみになっています。
WordPressのテーマを使えばサイト全体のデザインを瞬時に変更でき、HTML/CSSを使わなくても調整できるようになっていますが、公式テーマには必要最低限の機能しかなくプラグインの導入やカスタマイズの必要があります。カスタマイズには一定の知識も求められ時間も必要になってきます。こんな時、有料テーマを利用すると、あらかじめカスタム機能が装備されていることが多く、初心者の方にも短時間でサイトを作り上げることができるようになります。
WordPressのテーマを変更する手順
テーマを変更するには、管理画面からダウンロードし有効化するという流れになるのですが、いきなり有効化するのは少しリスクがあります。ウイジェットなどはテーマによって取り扱いが異なります、そこで以下の手順で変更されることを推奨します。
- 変更前にバックアップする
- ダッシュボード・外観 よりテーマディレクトリにアクセスする
- ライブプレビューを確認し表示の調整を行う
- 有効化して公開
- 公開後の確認作業を行う
※ライブプレビューで確認して表示の調整をするには、ダッシュボードの 外観 画面でインストールしたテーマの有効化ボタンの右側 ライブプレビューボタンをクリックします。
テーマカスタマイザーによる調整ができるので、修正が終わったら左上部の「有効化して公開」ボタンをクリックします。公開後にはスタイルシートを修正、確認、設定します。以下の点については公開後早期にチェックするようにしましょう。
- 外部のツールと連携している場合は正しく動作しているか
- スタイルシートが正しく設定されているか
- 不要なプラグインは削除する。
WordPressテーマの選び方
テーマを選ぶ際にはにはレスポンシブデザインかどうかは着目しましょう。レスポンシブデザインとは、スマートフォンやタブレット・PC別に1つのデザインで表示できるようにしたものです。サイトの内容によってはスマホユーザーが少ないこともあるでしょうが、Googleはモバイル端末での表示を標準と考えていますので、この点からも対応すべきポイトです。
- レスポンシブデザインなのか
- デザインをカスタマイズしやすいか
- ダウンロード数(利用されている数)が多いのか
- ブロックエディタに対応しているのか
- 日本語に対応しているのか
- テーマは安全なのか
有料テーマ | 無料テーマ | 公式テーマ |
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WordPress有料テーマはおしゃれでカスタマイズしやすいのが大きなメリットです。 WEBサイト運用するための機能も標準として装備されているので、プラグインの追加をしなくても十分使用することが可能です。
無料テーマはシンプルなものが多く、他のサイトとデザインが同じようになってしまうこともあります。 しかし、有料テーマであればカスタマイズしやすくなっているため、好みのサイトを作成しやすいのが特徴です。 | WEB制作会社から配布される無料テーマもあります。無料とは思えないほど機能やデザインが充実しているテーマもあります。ただし、無料がゆえに途中で更新がストップしたり、開発が終了されることもあります。無料テーマは開発者の宣伝や有料版へのステップとして提供されていることもあると認識しておきましょう。
無料テーマのデメリットとしては、製品版のお試し(機能が制限されたり)として配布されたり、個人的に配布されたりしていて、サポートや更新が終了してしまうことがあります。 | 公式テーマは、日本語に対応しているのか確認しましょう、開発が海外の場合、日本語表示等に考慮されていない場合もあります。また、テーマ内の説明も日本語でないことも多いようです。
ディレクトリ登録時に事前に審査が行われるので、製作者サイトからの直ダウンロードに比較すれば安全といえるでしょう。
デザインや機能は育て上げる面もあり初心者にはハードルが高いかもしれません。サポートはありませんのでwordpress.orgやネットから情報か自力で解決しなければなりません。 |
WordPressテーマを安全に運用する
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズしたい部分だけを付け加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。
【プラグインを安全に運用する】
プラグインは多くの拡張機能を簡単にサイト内に取り込むことができ大変便利なものですが、多用すると表示速度に影響を与えたりして過度の利用は推奨されていません。また、プラグインどうしの干渉でエラーが発生してしまったりすることやプラグインによっては悪意のあるプログラムが含まれていたりセキュリティ面で不安のあるものもあります。表示系のプラグインではデザイン的にマッチしない場合もあります。このような不安を解消するには、総合的に設計された有料テーマや高速かつ万全のセキュリティ対策が取られたレンタルサーバーを利用することです。