細部まで上品でモバイルファーストなテーマ「Twenty Sixteen(2016年)」
Twenty Sixteenは人気の WordPress レイアウト — ブログとウェブサイト用に完全に動作する、オプションの右サイドバーのある水平の題字 — に対するモダンなWordPressテーマです。美しいデフォルトカラースキームのカラーオプション、モバイルファーストのアプローチによる調和した柔軟なグリッド、細部にまで非の打ち所がない上品さを備えています。Twenty Sixteen は WordPress の外観をどこであろうとも美しく見せるでしょう。
Twenty Sixteen(デフォルトテーマ)
Twenty Sixteen は ずっと人気の WordPress レイアウト — ブログとウェブサイト用に完全に動作する、オプションの右サイドバーのある水平の題字 — に対するモダンな試みです。美しいデフォルトカラースキームのカラーオプション、モバイルファーストのアプローチによる調和した柔軟なグリッド、細部にまで非の打ち所がない上品さを備えています。Twenty Sixteen は WordPress の外観をどこであろうとも美しく見せるでしょう。
Twenty Sixteen WordPress.orgより引用
WordPress.org | Twenty Sixteen |
バージョン | 3.1 |
最終更新 | 2023年11月7日 |
有効インストール | 10,0000+ |
WordPressバージョン | 4.4以上 |
PHPバージョン | 5.2.4 |
※デフォルトテーマでサイトを運用する場合は、日本語フォントの大きさや、種類をカスタマイズしたくなります。このカスタマイズをするにはスタイルシート・cssの知識などが必要になってきます。初心者の方には少しハードルが高いかもしれません。日本語で開発された有料テーマなどを利用されるとスムーズにサイトを作り上げることができるのではないでしょうか。
テーマカスタマイザー
「Twenty Sixteen」のカスタマイズ内容は以下の表のようになっています。
サイト基本情報 |
|
---|---|
ヘッダー画像 | 画像を指定できる(1200 x 280推奨) |
背景画像 | 背景画像を指定できる |
メニュー | 2ケ所の表示位置がある |
ウィジェット | 3ケ所
|
ホームページ設定 | トップページを最新の投稿か固定ページにする |
カスタマイズの手順
カスタマイズするには下記の手順で行います。
- WEBサイトの構成を考える (※注1)
- 不要な機能を削除する
- 必要な拡張機能(プラグイン)を追加する
- グローバルナビゲーションやサイドメニューを作る
- TOPページを作る
- 会社案内ページを作る
- 事業内容ページを作る
- お知らせや、ブログ(製品やサービスをカテゴリーに構成する)を設置する
年 | テーマ名 | インストール数 | 最終更新日 |
---|---|---|---|
2023年 | Twenty Twenty-three | 100百万以上 | 2023年8月8日 |
2022年 | Twenty Twenty-Two | 600,000+ | 2023年6月13日 |
2021年 | Twenty Twenty-One | 700,000+ | 2023年6月13日 |
2020年 | Twenty Twenty | 400,000+ | 2023年11月7日 |
2019年 | Twenty Nineteen | 200,000+ | 2023年6月13日 |
2017年 | Twenty Seventeen | 600,000+ | 2023年6月13日 |
2016年 | Twenty Sixteen | 100,000+ | 2023年6月13日 |
2015年 | Twenty Fifteen | 100,000+ | 2023年8月8日 |
2014年 | Twenty Fourteen | 90,000+ | 2023年8月8日 |
2013年 | Twenty Thirteen | 50,000+ | 2023年6月13日 |
2012年 | Twenty Twelve | 90,000+ | 2023年8月8日 |
2011年 | Twenty Eleven | 100,000+ | 2023年8月8日 |
2010年 | Twenty Ten | 70,000+ | 2023年11月7日 |
WordPressテーマの注意点
WordPressのテーマとは、サイト全体のテンプレートのことです。テーマは複数のファイルの集合体で、デザインなどの内容が一式セットになっています。そのため、テーマを変更すれば複雑な処理を行うことなく、デザインや構成、機能などを変えることができます。テーマは、インターネット上で無料ダウンロードできるものから、有料で販売されているものもあります。また、自分で作成したテーマをアップロードして使用することも可能です。
テーマの更新には、機能の追加・変更などのほかに、セキュリティ向上や不具合の修正なども含まれるため、常に最新の状態にアップデートしておくことです。また、テーマを更新すると、カスタマイズは初期化してしまいます。更新する度にカスタマイズし直すのは手間がかかるので、「子テーマ」の利用が推奨されています。子テーマを作る理由はテーマを直接カスタマイズしてしまうと、テーマのバージョンアップによって変更した内容が上書きされてしまうからです。子テーマは、親テーマの機能やスタイルを引き継いでいます。子テーマにカスタマイズを加えておけば、テーマを更新した後もカスタマイズした状態をそのまま引き継げます。
テーマを利用する場合、レンタルサーバー の表示速度やバックアップ機能についても注意しましょう。テーマによっては、複雑なデザインや機能が豊富で、少し表示が遅いものもあります。ページが表示されないとユーザーが立ち去ってしまうことになりかねません。また、無料だからというわけではないのですが、悪意のあるプログラム(ソース)があるもや最新のセキュリティに対応できていないものも存在します。表示速度やセキュリティについてはサーバーに依存する側面も強くあります。この点を踏まえたレンタルサーバー選びも検討しておきましょう。
■テーマのご紹介
・国産WordPress公式テーマで、安心のメールサポート
・SEO対策済、レスポンシブ、モバイルフレンドリー対応
・最新のブロックエディター対応、ノーコードでデザイン
開発・販売元 | リキッドデザイン株式会社 |
利用ユーザー | 大企業・メディア |
特徴 | WordPress公式テーマとプレミアムテーマが提供されている |
用途 | 企業サイト・ブロガー・美しいデザインでサイトを作りたい |
有料テーマ
公式テーマは無料で利用できて魅力的なテーマが多いのですが、有料テーマはデザインや機能面に優れサポートも充実しているのが特徴です。10000円~20000円前後で入手することができ、WordPressを使って収益を考える副業やビジネスをしたい方にはこちらがおすすめになります。高機能で柔軟性の高い公式テーマはオリジナルなサイトを構築できますが、反面、初心者の方にはハードルが高いと言えます。できる限り簡単な操作でサイトをビジネスに活用されたいなら、有料テーマがおすすめです。
無料テーマ
wordpress.orgのテーマディレクトリには約10,000に及ぶテーマがあり自由に選ぶことができます。公認テーマはwordpressによって審査され、安心して利用することができるといえます。半面、デザインや機能は育て上げる面もあり初心者にはハードルが高いかもしれません。サポートはありませんのでwordpress.orgやネットから情報か自力で解決しなければなりません。
WEB制作会社から配布される無料テーマもあります。無料とは思えないほど機能やデザインが充実しているテーマもあります。ただ、無料がゆえに途中で更新がストップしたり、開発が終了されることもあります。無料テーマは開発者の宣伝目的や有料版へのステップとして提供されていることもあると認識しておきましょう。
WordPress無料テーマは文字通り無料なので、最初のうちは気軽に試すことが可能です。合うテーマを見つけるまでテーマを無料で変えられるのは大きなメリットです。使いたいテーマが見つかった後は、同じテーマで運用するようにしましょう。WordPressはテーマごとに仕様が異なるので、運用途中の変更はデザインレイアウトが崩れる可能性があるのであまりおすすめはできません。
無料テーマのデメリットとしては、製品版のお試し(機能が制限されたり)として配布されたり、個人的に配布されたりしていて、サポートや更新が終了してしまうことがあります。そのまま使えることもありますが、数年後には他のテーマに変更することになることが多いようです。