Content Viewsの使い方|WordPressの投稿をきれいに並べる簡単設定ガイド

WordPressで特定のカテゴリーやタグの記事一覧を、コード不要で美しく表示したい方必見!プラグイン「Content Views」の設定方法を初心者向けに分かりやすく解説します。ショートコードを貼るだけで、投稿や固定ページに自由自在にリストを表示できます。

Content Viewsとは

「Content Views」の主なセールスポイントは、投稿や固定ページなどのコンテンツを、直感的かつ柔軟に抽出・一覧表示できる点です。これにより、ウェブサイト上でのコンテンツの見せ方を向上させることができます。

主な機能と特徴は以下の通りです。

  • コンテンツの表示形式のカスタマイズ:
    • 単に記事を一覧で表示するだけでなく、アイキャッチ画像付きのリスト形式、グリッド形式、スライダー、アコーディオン、Pinterest風、タイムラインなど、多様なレイアウトで表示できます。
    • ブログ、ニュースサイト、ポートフォリオ、ECサイトなど、様々な用途に合わせて魅力的で視覚的に分かりやすい表示が可能です。
  • 強力なコンテンツフィルタリング:
    • 特定のカテゴリー、タグ、作成者、日付、キーワード、カスタムフィールドなど、様々な条件で表示するコンテンツを絞り込むことができます。
    • 例えば、「特定のカテゴリの新着記事だけを表示する」「特定のカスタムフィールドを持つ商品のみ表示する」といったことが簡単に設定できます。
  • コード不要で簡単に設定:
    • 直感的な管理画面から、表示するコンテンツの種類、条件、表示順序、カラム数などを設定できます。
    • 設定した内容はショートコードとして生成され、投稿や固定ページ、ウィジェットなど、サイト内のどこにでも挿入して表示できます。
    • Gutenbergエディタ用のブロックやElementorウィジェットも提供されており、より簡単にコンテンツを配置できます。
  • 既存のコンテンツを再利用:
    • WordPressにすでに登録されている投稿やページ、カスタム投稿タイプを、新しいレイアウトで再利用して表示できるため、効率的にサイトを構築・更新できます。
  • SEO対策:
    • サイトのナビゲーションやユーザーエクスペリエンスを向上させることで、SEOにも良い影響を与える可能性があります。
  • 他のプラグインとの連携:
    • WooCommerce(ECサイト構築)、The Events Calendar(イベント管理)、Advanced Custom Fields(カスタムフィールド追加)、WPML/Polylang(多言語化)など、多くの人気プラグインと連携し、それぞれのコンテンツを表示・フィルタリングできます。

Content Viewsは、特にブログのトップページやカテゴリページ、特定の情報の一覧ページなどを、より魅力的で整理された形で表示したい場合に非常に役立つプラグインです。

利用数

WordPressプラグインのContent Viewsの有効インストール数(利用数)は、100,000以上です。

これは、WordPress.orgのプラグインディレクトリに記載されている情報に基づいています。

このプラグインは、投稿、ページ、カスタム投稿タイプなどをグリッド、リスト、スライダーなどのレイアウトで表示するために広く利用されています。

Content Viewsの利用料金

WordPressプラグインの「Content Views」には、無料版と有料版(Content Views Pro)があります。

1. 無料版

  • 料金: 無料
  • 特徴: WordPressの公式プラグインディレクトリで提供されており、基本的な記事一覧(リスト)の表示機能を利用できます。プログラミングの知識なしで、記事のリスト化や一覧表示が可能です。

2. 有料版(Content Views Pro)

より高度な機能(例: 優先サポート、より多くのデザインオプション、高度なフィルタリングなど)を利用したい場合は、有料版の「Content Views Pro」が必要です。

公式情報によると、主なプランと年間料金は以下の通りです(料金は変更される可能性があります)。

プラン年間料金 (USD)利用可能なサイト数サポート・アップデート
Personal$391サイト1年間
Business$895サイト1年間
Developer$199無制限1年間

ワンポイント

無料版でも多くの機能が利用できるため、まずは無料版を試してみて、必要に応じて有料版へのアップグレードを検討するのがおすすめです。

Content Viewsの使い方

WordPressプラグインのContent Viewsは、特定の条件で投稿や固定ページを抽出し、様々なレイアウトで表示できる便利なプラグインです。主に以下のような使い方があります。

Content Viewsでできること

  • 新着記事一覧の表示: 最新の投稿を一覧で表示できます。
  • 特定のカテゴリやタグの記事一覧表示: 特定のカテゴリやタグに属する記事のみを抽出して表示できます。
  • 人気記事ランキングの作成: PV数やコメント数に基づいて記事を並べ替え、ランキング形式で表示できます(ただし、Content Views自体にPVカウント機能はないため、別途プラグインとの連携が必要な場合があります)。
  • 関連記事の表示: 現在閲覧している記事に関連する記事を表示できます。
  • 特集記事のピックアップ表示: 特定の記事を手動で選択して表示できます。
  • レイアウトのカスタマイズ: グリッド表示、リスト表示、カルーセル表示など、様々なレイアウトで記事を表示できます。
  • 表示項目の選択: サムネイル、タイトル、抜粋、投稿者、日付、カテゴリ、タグ、コメント数など、表示する項目を自由に選択できます。
  • レスポンシブデザイン対応: タブレットやスマートフォンでの表示列数を設定できます。
  • ページネーションの設定: 記事が多い場合にページ送りを設定できます。

Content Viewsの基本的な使い方

  1. プラグインのインストールと有効化:
    • WordPressの管理画面にログインします。
    • 「プラグイン」>「新規追加」に進みます。
    • 検索ボックスに「Content Views」と入力し、プラグインを検索します。
    • 「今すぐインストール」をクリックし、インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
  2. 新しいビューの作成:
    • 管理画面に「Content Views」という項目が追加されるので、カーソルを合わせて「新規追加」をクリックします。
    • 新しいビューの作成画面が表示されるので、まずリストに分かりやすい「タイトル」を付けます(例:新着記事一覧、ブログトップ用など)。
  3. フィルター設定(表示する記事の条件設定):
    • Content type(コンテンツの種類): 表示するコンテンツが「投稿」なのか「固定ページ」なのかを選択します。
    • Common(一般設定):
      • Include only: 表示したい記事のIDをカンマ区切りで指定します。
      • Exclude: 表示から除外したい記事のIDをカンマ区切りで指定します。
      • Limit: 表示する記事の総数を指定します。空欄にすると、条件に合うすべての記事が表示されます。
    • Advance(詳細設定):
      • Taxonomy: カテゴリやタグで絞り込みたい場合にチェックを入れ、表示したいカテゴリやタグを選択します。IN (指定したカテゴリのどれかに属する記事を表示) や NOT IN (指定したカテゴリを除外する) などの演算子も選択できます。
      • Sort by: 記事の並び順(日付順、タイトル順、更新日順など)を設定します。
      • Keywords: タイトルや本文からキーワードで検索し、ヒットした記事を表示します。
      • Status: 「公開済み」「下書き」など、コンテンツのステータスで絞り込みます。
  4. 表示設定(デザインとレイアウトの設定):
    • Layout:
      • 表示形式(グリッド、リスト、カルーセルなど)を選択します。
      • Items per row: 横並びの列数を設定します。
      • Responsive: タブレットやスマートフォンでの表示列数を設定します。
    • Format: サムネイル画像とテキストを縦に表示するか横に表示するかを設定します。
    • Fields settings(表示項目設定):
      • 表示したい項目(サムネイル画像、タイトル、コンテンツ(抜粋)、投稿者、メタフィールド(日付、カテゴリ、タグ、コメント数など))にチェックを入れます。
      • 各項目の詳細設定も可能です。
        • タイトル: タイトルのタグ(h2, h3など)やリンク設定。
        • サムネイル: サムネイルの画像サイズ、リンク設定。
        • コンテンツ: 記事の全文を表示するか(Show Full Content)、抜粋を表示するか(Show Excerpt)を選択します。抜粋の場合、文字数を指定できます。「続きを読む」のテキストも設定できます。
    • Pagination(ページネーション): 記事が複数ページにわたる場合に、ページ送りを有効にするかどうか、1ページあたりの記事数などを設定します。
    • Others: 記事リンクを開く際に、同じタブで開くか、新しいタブで開くかなどを設定します。
  5. ビューの保存とショートコードのコピー:
    • 設定が完了したら、画面上部または下部にある「保存」ボタンをクリックします。
    • 保存後、ビューの設定画面の先頭、または「All Views」一覧画面で、作成したビューに対応するショートコードが表示されます。このショートコードをコピーします。
  6. ページや投稿にリストを設置:
    • Content Viewsで作成した記事リストを表示したいWordPressのページや投稿の編集画面を開きます。
    • ショートコードブロック(またはテキストブロック)に、コピーしたショートコードを貼り付けます。
    • プレビューで表示を確認し、問題なければページや投稿を更新(公開)します。

よく使う設定のポイント

  • ブログトップページに新着記事一覧を表示する:
    • Content typeを「投稿」に設定。
    • Sort byを「Date (投稿日) – Descending (新しい順)」に設定。
    • Limitで表示件数を設定。
  • 特定のカテゴリの記事一覧を表示する:
    • Content typeを「投稿」に設定。
    • AdvanceのTaxonomyで、表示したいカテゴリを選択。
  • 抜粋表示で「続きを読む」を表示する:
    • Fields settingsの「Content」で「Show Excerpt」を選択し、文字数を指定。
    • 「Read More text」に「続きを読む」などのテキストを入力。

これらの手順とポイントを押さえれば、WordPressのContent Viewsプラグインを使って、柔軟に記事リストを作成・表示できるようになります。

Content Viewsの注意点

WordPressプラグイン「Content Views」をご利用になる上での注意点について解説します。

Content Viewsは非常に便利で多機能なプラグインですが、いくつか知っておくべき点があります。

1. パフォーマンスへの影響:

  • 大量のコンテンツ表示: 多くの投稿やカスタム投稿タイプ、複雑なクエリを含むビューを作成すると、サイトの表示速度に影響を与える可能性があります。特に、多くの画像を含む場合や、フィルターオプションを多数使用する場合は注意が必要です。
  • キャッシュの利用: パフォーマンス改善のため、WordPressのキャッシュプラグイン(例: WP Super Cache, LiteSpeed Cache, WP Rocketなど)と併用することをお勧めします。Content Views自体も一部キャッシュ機能を持っていますが、WordPress全体のキャッシュはより効果的です。
  • クエリの最適化: 可能な限りシンプルで効率的なクエリを設定するよう心がけましょう。不必要な条件や過度なソートはパフォーマンスを低下させることがあります。

2. テーマ・プラグインとの互換性:

  • テーマのCSSとの競合: Content Viewsで生成されるHTMLには、適用しているテーマのCSSが影響を与える場合があります。意図しないスタイルが適用されたり、レイアウトが崩れたりすることがあります。その場合は、Content ViewsのカスタムCSS機能や、テーマの追加CSSで調整が必要になります。
  • JavaScriptの競合: 他のプラグインやテーマが使用しているJavaScriptライブラリと競合し、Content Viewsの特定の機能(例: AJAX Pagination, Lazy Loadなど)が正常に動作しない場合があります。
  • 定期的なアップデート: WordPress本体、テーマ、Content Views、およびその他のプラグインは常に最新の状態に保つようにしてください。これにより、セキュリティの脆弱性を修正し、互換性の問題を最小限に抑えることができます。

3. カスタマイズとデバッグ:

  • カスタムCSS/JavaScript: より詳細なデザイン調整を行うには、Content ViewsのカスタムCSS/JavaScript機能を使用するのが便利です。ただし、書き方を誤ると他の部分に影響を与える可能性があるため、慎重に行いましょう。
  • 開発者ツール: 問題が発生した際には、ブラウザの開発者ツール(F12キーで開くことが多い)を使用して、CSSの競合やJavaScriptのエラーを確認すると原因特定に役立ちます。
  • サポートフォーラムの活用: 公式のサポートフォーラム(WordPress.orgのプラグインページ内)やContent Viewsの公式サイトにFAQやドキュメントが用意されていることがあります。問題解決のヒントが見つかるかもしれません。

4. セキュリティ:

  • 信頼できるソースから入手: Content ViewsはWordPress.org公式ディレクトリで公開されているため、そこからダウンロードするのが最も安全です。第三者のサイトからダウンロードしたプラグインには、悪意のあるコードが含まれている可能性があります。
  • 管理者権限の管理: Content Viewsの設定は管理者権限で行うのが一般的です。複数のユーザーでWordPressを運用している場合は、適切な権限管理を行うことが重要です。

5. 機能の理解:

  • ドキュメントの確認: Content Viewsは多機能なため、全ての機能を使いこなすにはある程度の学習が必要です。公式のドキュメントやチュートリアルを参考に、各オプションの意味と使い方を理解することが重要です。
  • ショートコードとブロック: ショートコードやブロック(Gutenbergエディタの場合)でビューを埋め込む際に、正しいIDや属性を指定しているか確認しましょう。

まとめ:

Content Viewsは非常に強力なツールですが、これらの注意点を踏まえることで、より安全に、そして効率的にサイトを構築・運用することができます。特に、パフォーマンスとテーマ・プラグインとの互換性については、事前にテスト環境で確認することをお勧めします。

Content Views代替プラグインの紹介

「Content Views」は、投稿をグリッドやリスト形式で綺麗に表示させるのに非常に便利ですが、デザインの自由度や表示スピード、あるいは「無料版でできることの制限」から代替案を探される方が多いです。

用途や重視するポイント(使いやすさ、デザイン性、多機能さ)に合わせて、おすすめの代替プラグインをいくつかご紹介します。

1. Post Grid (by PickPlugins)

Content Viewsに最も近い操作感で、より多機能なのがこのプラグインです。

  • 特徴: 非常に細かなカスタマイズが可能です。無料版でもグリッド表示のレイアウト調整が柔軟で、レスポンシブ対応も標準装備されています。
  • メリット: カテゴリ、タグ、投稿タイプなどのフィルタリングが強力。
  • 向いている人: 「Content Viewsの操作感は好きだが、もっと細かくデザインをいじりたい」という方。

2. WP Show Posts (現 GenerateBlocksへ統合中)

軽量さとシンプルさを求めるならこちらが定番です。

  • 特徴: 非常にコードがクリーンで、サイトの読み込み速度を落としません。
  • メリット: 余計な装飾がないため、テーマのスタイルに馴染みやすいです。
  • 向いている人: サイトの高速化を重視しており、シンプルなリストやカード型を表示したい方。

3. Ultimate Addons for Gutenberg / Spectra

最近の主流は、個別のプラグインを入れるよりも「ブロックエディタの拡張プラグイン」を使う方法です。

  • 特徴: WordPress標準のブロックエディタ(Gutenberg)に「Post Grid」ブロックを追加します。
  • メリット: 編集画面で実際の見た目を確認しながら直感的に配置できます。専用プラグインを増やすよりもサイト全体がスッキリします。
  • 向いている人: ブロックエディタをメインで使っており、直感的にページを作成したい方。

4. Query Loop Block (WordPress標準機能)

実は、最新のWordPressには標準で「クエリループブロック」という機能が備わっています。

  • 特徴: プラグインなしで、投稿一覧(グリッドやリスト)を作成できます。
  • メリット: プラグインを増やさないため、セキュリティや速度面で最も安全です。
  • 向いている人: シンプルな表示で十分で、できるだけプラグインを減らしたい方。

比較表

プラグイン名難易度デザイン自由度特徴
Post Grid圧倒的な多機能。設定項目は多め。
Spectra中〜高ブロックエディタ一体型で使いやすい。
WP Show Postsとにかく軽量でシンプル。
クエリループ低〜中標準機能。カスタマイズには限界あり。

選び方のアドバイス

  • 「とにかく細かく見た目を調整したい」なら、Post Grid がおすすめです。
  • 「今のエディタ(Gutenberg)の流れに乗りたい」なら、Spectra などのブロック拡張プラグインを試してみてください。
  • 「最低限の表示ができればいい」なら、まずは標準のクエリループブロックで試作してみるのが良いでしょう。

AIがWordPressプラグインを変える

AI(人工知能)の進化は、WordPressプラグインの「作り方」から「使い方」まで、劇的な変化をもたらしています。2026年現在、この変化は単なる「便利機能の追加」を超え、Webサイトの運営体制そのものを変えるレベルに達しています。

1. サイト運営の「全自動化」が加速

これまでのプラグインは「道具(ツール)」でしたが、AIによって「アシスタント(代行者)」へと進化しています。

  • コンテンツの自動生成・最適化: OpenAIのAPIなどと連携し、キーワードを入力するだけで見出し構成、本文執筆、アイキャッチ画像の生成、SEOメタタグの設定までを数分で完了させるプラグインが主流となっています。
  • 多言語展開の標準化: DeepL等のAI翻訳を活用したプラグインにより、ボタン一つで自然な多言語サイトを作成できるようになりました。以前のような「手動での翻訳登録」は過去のものになりつつあります。
  • カスタマーサポートの自動化: サイトの内容を学習したAIチャットボットを導入するプラグインが増え、24時間365日の問い合わせ対応が可能になっています。

2. 開発スピードと「ノーコード」の進化

プラグイン自体の開発プロセスもAIによって大きく変わっています。

  • AIによるコード生成: ChatGPTやClaudeなどのAIを活用することで、プログラミング知識が乏しくても「特定の機能を持つカスタムプラグイン」を短時間で作成できるようになりました。
  • プラグインの統合(多機能化): 以前は「SEO用」「キャッシュ用」「画像圧縮用」とバラバラに導入していましたが、AIが状況を判断して一括管理する「AI搭載型オールインワンプラグイン」が登場し、導入するプラグインの数を減らす傾向にあります。

3. SEOとユーザー体験(UX)の質の変化

AIは検索エンジン対策や、訪問者の利便性にも影響を与えています。

  • AI検索(SGE)への最適化: GoogleなどのAI検索結果に引用されやすい構造化データを自動生成する機能が、最新のSEOプラグイン(Rank MathやAIOSEOなど)に標準搭載されています。
  • パーソナライズ機能: 訪問者の行動履歴をAIが分析し、その人に最適なおすすめ記事や商品をリアルタイムで表示するプラグインが増えています。

4. 2026年以降の重要なトレンド:MCPと標準化

現在、注目されているのはMCP(Model Context Protocol)などの共通規格の導入です。

これにより、異なるプラグイン同士がAIを介してシームレスに連携できるようになります。例えば、「在庫管理プラグイン」のデータを「SNS投稿プラグイン」が読み取り、在庫が少なくなったタイミングでAIが自動的に告知文を作成して投稿する、といった高度な連携が可能になります。

注意点:AI時代に求められる「人間」の役割

AIプラグインは非常に便利ですが、以下の点には注意が必要です。

  • ファクトチェック: AIが生成した情報の正確性は、最終的に人間が確認する必要があります。
  • サイトの重さ: 外部AIと通信するプラグインが増えると、サイトの表示速度に影響が出る場合があります。
  • セキュリティ: AI生成コードを使用する場合、脆弱性が含まれていないかのチェックが不可欠です。

AI適性とプラグインの不要度

「RE:DIVER」「GOLD BLOG」「GOLD MEDIA」はいずれも、WordPressテーマ界隈で「AI時代の高機能テーマ」として注目されている新世代のテーマです。これらは共通の開発哲学(プラグインを減らし、AIを統合する)を持ちつつも、ターゲットとする用途が異なります。

1. AI適性(AIとの親和性)

これら3つのテーマは、最新のアップデートによりテーマ独自のAIアシスタント機能を標準搭載または強力にサポートしている点が最大の特徴です。

テーマ名AI適性の特徴向いている用途
RE:DIVER記事作成・検索体験のAI化に強い。AIアシスタントによる本文生成・要約に加え、サイト内の検索精度をAIで高める思想がある。収益性の高いアフィリエイト、特化ブログ
GOLD BLOG執筆スピードの最大化。AIによるタイトル提案、構成案作成、導入文の自動生成など、ブロガーの「書く手間」を省く機能が統合されている。個人ブログ、日記、雑記ブログ
GOLD MEDIA大規模コンテンツのAI管理。大量の記事をAIで分類・要約したり、メディア全体のトーン&マナーをAIで整えるような、運営効率化に寄与する。ニュースサイト、企業メディア、大規模ポータル

[!TIP]

共通の強み

外部のChatGPTを開き直すことなく、WordPressの投稿画面(ブロックエディター)からシームレスにAIを呼び出せる設計になっています。

2. プラグインの不要度

これらのテーマは「オールインワン設計」を徹底しており、従来のWordPress運用で必須だった多くのプラグインが不要になります。

不要になる主なプラグイン

  • SEO系(All in One SEO等): 内部SEO、メタタグ出力、XMLサイトマップ生成機能を標準装備。
  • 高速化系(キャッシュ等): Gzip圧縮、ブラウザキャッシュ、画像遅延読み込みがテーマ側に組み込み済み。
  • 入力補助系(AddQuicktag等): 独自の装飾ブロックが豊富で、タグ管理プラグインが不要。
  • 目次系(Table of Contents Plus等): 標準で目次生成機能を搭載。

テーマごとの「不要度」の差

  • RE:DIVER:★★★★★(極限まで不要)絞り込み検索や並び替え機能など、通常は重いプラグインが必要なフロント機能まで内包しています。
  • GOLD BLOG / MEDIA:★★★★☆(ほぼ不要)一般的なブログ運営に必要な機能は網羅されています。ただし、非常に特殊なフォームや会員サイト化など、特定用途にはプラグインが必要です。

3. あなたはどれを選ぶべきか?

RE:DIVER がおすすめな人

  • 「成約」を重視するアフィリエイター
  • ユーザーに多くの商品から「選ばせる(絞り込み検索)」体験を提供したい
  • 最先端のAI検索・AIアシストを使い倒したい

GOLD BLOG がおすすめな人

  • 個人ブロガーで、とにかく記事を量産したい人
  • デザインに時間をかけず、AIに相談しながらサクサク書きたい
  • コストパフォーマンス(導入の安さ)を重視したい

GOLD MEDIA がおすすめな人

  • 法人メディアや、情報量の多いポータルサイトを作りたい人
  • 複数のライターが関わるような大規模なサイト運営をAIで効率化したい
  • 信頼感のある、重厚なメディアデザインを求めている

WordPress AI適性比較(レンタルサーバー )

WordPressでAI系プラグイン(AI Engine, AI Power, Rank Math SEOのAI機能など)を利用する場合、重要になるのは「PHPの実行速度」「サーバーの処理能力(メモリ・CPU)」「タイムアウト設定の自由度」です。

AIプラグインは外部API(OpenAI等)との通信や大量のテキスト処理を行うため、低スペックな環境や制限の厳しい環境ではエラーが発生しやすくなります。

WordPress AI利用適性比較表

順位サーバー名AI適性特徴とAI利用時のメリット注意点
1位ConoHa WING★★★★★圧倒的な高速処理。 高性能なCPU/メモリ、最新のNVMe SSDを採用。AIによる自動生成が速い。最小構成でも月額1,000円弱〜と、格安帯よりは高め。
2位ロリポップ★★★★☆ハイスピードプラン以上ならLiteSpeed採用で高速。AIプラグインも安定して動作する。ライト/エコノミープランは低速かつ制限が多くAIには不向き。
3位さくら★★★☆☆2022年の刷新でSSD化。安定性は高いが、PHPの細かな設定変更にやや知識が必要。WINGやロリポ上位に比べると、体感のレスポンスが一段落ちる。

各サーバーのAI利用における詳細分析

1. ConoHa WING(最もおすすめ)

AIプラグインは「サーバー内部のPHP処理」と「外部APIとの通信」を同時に行います。ConoHa WINGは国内最速クラスの応答速度を誇り、AIが生成した長い文章をデータベースへ書き込む際の遅延(レイテンシ)が非常に少ないため、ストレスなく利用できます。また、コントロールパネルが直感的で、PHPのメモリ上限変更なども容易です。

2. ロリポップ!(コスパと性能の両立)

必ず「ハイスピードプラン」以上を選んでください。このプランから採用されている「LiteSpeed」サーバーは、AIプラグインが多用するPHPの処理を高速化します。月額費用を抑えつつ、AIの恩恵をしっかり受けたい場合に最適なバランスです。

3. さくらのレンタルサーバ

老舗の安定感はありますが、AI利用においては設定面で注意が必要です。AIプラグインがタイムアウト(処理中断)する場合、PHPの設定(max_execution_timeなど)を自分で調整する必要がありますが、初心者が管理画面から行うには少しハードルが高い部分があります。

AIプラグインを快適に動かすための設定のコツ

どのサーバーを選ぶ場合でも、AI利用時には以下の設定を確認することをおすすめします。

  • PHPバージョン: 常に最新(8.1以上推奨)に設定してください。
  • memory_limit: AI処理はメモリを食います。可能であれば 256M または 512M に引き上げてください。
  • max_execution_time: AIの回答待ちで処理が止まらないよう、60120(秒)程度に設定しておくと安心です。

お客様がこれから新規で契約されるのであれば、ConoHa WING または ロリポップ(ハイスピードプラン) を選んでおけば、AIプラグインの動作で後悔することはまずありません。

AI時代のWordPress活用術|中小企業のための最新Webマーケティング戦略