「Browser Shots」はWEBサイトのスナップショットを表示してくれるプラグインです。外部リンクを使って他サイトを紹介する時、ブラウザのスナップショット機能などを使ってイメージ画像を貼りつけたりします。しかし、デザインが大幅に変更されてしまうとリンク画像とジャンプ先サイトの内容が異なってちょっと残念ことになってしまいます。Browser Shotsは最新の状態をスナップショットに反映してくれます。
このページの内容
Browser Shots
- できることは、「外部リンク先のスナップショットを記事内に表示すること」
- 名称は「Browser Shots」
- Browser Shots【プラグイン・ディレクトリ】
- ライセンスは無償
- 必須WordPressバージョンは4.0以上
- 検証済みバージョンは5.2.7
- 管理画面の言語は全6言語
- インストール数は6000+
「Browser Shots」の使い方
表示したいスナップショットをショートコードで記事内に記述します。サイトによっては成功しないこともあります。ショートコード記述直後ではスナップショットを取得できないこともあるので、そんなときは、再読み込みをしてください。
ショートコード例
[browser-shot url="****" width="500" height="500" alt="" target="_new"]Browser Shots[/browser-shot]
パラメータ
- URL(必須)
- width - 画像の幅
- height - 画像の高さ
- alt - 画像のALTテキスト
Browser Shotsのインストールや更新時エラーの対処
Browser Shotsをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → 「Browser Shots」で検索 → インストール → 有効
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
エラー:メンテナンスモードが消えない
更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
対処1「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。 まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- 管理画面からは操作できない
対処2プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、複雑な設定をしていて影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どれかわからない場合はいきなり削除するのではなくフォルダ名を変更するとよいでしょう。
WordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- 管理画面からは操作できない
プラグインとは
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。 WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。 WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインのメリットとデメリット
プラグインを使うメリットは以下のものでしょうか。
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- WordPressのアップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
導入には次のようなデメリットもあります。
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある