
「Lightning」の特徴は、同時に開発されている無料の多機能プラグイン「VK All in One Expansion Unit(通称:ExUnit)」が利用できる多機能なWordPressテーマであること。今時のビジネスサイトやブログを作る上で必要な機能を網羅、併せて利用する事によって、コーポレートサイトやお店のホームページ、ブログなど簡単に構築する事ができます。WordPress標準では「投稿」「固定ページ」の2系統しか使えませんが、ExUnitの機能を使えば簡単に他の投稿系統(カスタム投稿タイプ)を増やせます。その場合もタイトルタグやパンくずリストなどは自動的に最適化され、更に各投稿タイプ用のサイドバーウィジェットエリアが自動で追加されるなどの機能を備えているので、投稿タイプに応じて自分でテンプレートファイルを作成しなくてもそのまま利用できます。
このページの内容
Lightning
- Lightning【公式サイト】
- 開発者サイト
- 推奨プラグインVK All in One Expansion Unit
- レスポンシブデザイン(スマートフォン対応)
LightningのプラグインVK All in One Expansion Unit
VK All in One Expansion UnitをLightningにインストールして有効化すると以下のことができるようになります。
- トップページにPR Blockを設置できる
- ウィジェットエリアに会社情報やロゴを表示できる
- 子ページを自動で一覧表示できる
- お問い合わせ先情報を表示できる
- コールツーアクションを一括挿入でき、ページごとに表示内容を変更できる
Lightningのテーマカスタマイザー
Lightningのカスタマイザーの内容は以下のようになっています。カスタマイズ機能が豊富に用意されていて、テンプレートファイルをカスタマイズしなくてもよいほど充実しています。
サイト基本情報 | サイトのタイトル(WordPressで既に設定していれば変更の必要はなし キャッチフレーズ サイトアイコン 512 × 512pX |
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メニュー | Lightningのメニューは以下の3つがデフォルト、位置はヘッダー部とフッター部の指定ができます。
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ウィジェット | Lightningのウィジェットは豊富に用意されていてテンプレートファイルのカスタマイズをしなくてもデフォルトで十分利用できます。
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Lghtningデザイン設定 |
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Lightningトップページスライドショー | 1900 × 600pxのスライド画像をスライドさせて表示することができる。 |
Lightningトップページ PR Block | トップページにPR したいページへのリンクと画像を簡単に設置できる。 |
WordPressテーマディレクトリのテーマは審査に適合しないと登録できないのでその点では安心して利用することができます。企業のサイトにも適したデザイン、コールツーアクションの実装、様々なニーズに対応できる公式テーマの一つといえるでしょう。
Lightningで使いたいプラグイン
- All in One SEO Pack(プラグイン)の使い方・・SEOを一括して設定
- WP Multibyte Patchはマルチバイト文字の修正をする・・コンタクトフォームを利用するなら必須
- Related Postsは関連する記事を表示してくれる・・内部リンクも強化できる
- Pz-LinkCardはブログカードを生成できるプラグイン・・外部リンクをカード形式で表示
- Shortcodes by Angie Makesは記事を装飾できるプラグイン・・cssの知識がなくてもページを装飾
テーマの着せ替え
比較的簡単に着せ替えることが可能で、新しいテーマをインストール&アップロード後有効化すればとりあえずWEBサイトにはなっています。注意したいのは、検索エンジンからの流入を重視している場合、着せ替え後一定期間で流入がダウンすることがあります。着せ替え後のコンテンツの修正が多岐にわたっている場合などはこの現象が顕著に表れることもあります。変更後はアクセス状況に注目し、どんなページ変化が生じているかを分析した方がいいかもしれません。
有料テーマのメリット
- デザイン性が高くなる
- 業種・目的に合ったテーマを選びやすい
- カスタマイズをしなくても使える
- プラグイン・ウィジェットが充実している
- 記事の装飾機能が充実している
- 記事の作成に集中できる
- 無料テーマよりもSEOが強い
WordPressのデメリット
WordPressは世界的にも高いシェアを持っていますが、やはりデメリットもあります。
- 静的サイトに比べ表示速度が遅い
- セキュリティに弱い:シェアが大きいからこそハッカーの標的になりやすい
- エラーが起きやすい:プラグインなどの互換性に注意が必要
- サポートがない:無料で使えるためサポートデスクがない