「Post Type Switcher」は、固定ページを投稿に、投稿を固定ページに入れ替えることができます。WordPressのページの種別は投稿(Post)と固定ページ(Page)に分けられています。投稿のページとして公開してしまったものを固定ページとして公開したいといった時に入れ替えることが簡単にできます。パーマリンクの問題がなければ手作業で移動させればインデックされURLをロストすることなく移動できますが、作業の手間が発生したり、コピーによるミスが発生したりすることもあり望ましくありません。ましてや移動したいページ数が多いと猶更です。Post Type Switcherを使うとコピーの手間も、ページ数が多くて簡単にPageとPostを入れ替ることができます。
このページの内容
Post Type Switcher
- Post Type Switcher
- 固定ページを投稿に、投稿を固定ページに入れ替えることができます
- プラグイン・ディレクトリ
- 必須WordPressバージョン3.0
- 検証済みバージョン4.9.8
- アクティブなインストール数90,000+
Post Type Switcherの使い方
Post Type Switcherをインストールして有効化すると投稿と固定ページの編集画面の「公開」にPost Typeが追加されます。投稿から固定ページに固定ページはその逆に、変更先を選ぶだけで作業は完了です。最後に更新ボタンをクリックして移動先で内容を確認すれば終了です。投稿ページで公開してしまい、インデックスもされているが固定ページに移動したい、固定ページの記事を投稿に移動したい、そんなときに使えるのがPost Type Switcherです。ページのTYPEを変えるだけで作業が終了します。
Post Type Switcherのインストールや更新時エラーの対処
Post Type Switcherをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → 「Post Type Switcher」で検索 → インストール → 有効
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
エラー:メンテナンスモードが消えない
更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
対処1「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。 まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- 管理画面からは操作できない
対処2プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、複雑な設定をしていて影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どれかわからない場合はいきなり削除するのではなくフォルダ名を変更するとよいでしょう。
WordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- 管理画面からは操作できない
プラグインとは
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。 WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。 WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインのメリットとデメリット
プラグインを使うメリットは以下のものでしょうか。
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- WordPressのアップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
導入には次のようなデメリットもあります。
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある