Shortcodes by Angie Makesの【 Colum 】はページを分割表示するレイアウトができるプラグインです。WordPressのレスポンシブ対応テーマを利用するとスタイルシートをカスタマイズするのに知識が必要です。文章だけで構成できる記事なら比較的簡単に作りことができますが、企業サイトのように製品やサービスをアピールするにはレイアウトを操作したくなります。ビジュアル編集画面で分割したいレイアウトを選択するだけでショートコードがページに埋め込まれます。
このページの内容
Shortcodes by Angie Makes
「Shortcodes by Angie Makes」は記事のレイアウトや見た目をHTMLやCSSの知識がなくてもショートコードで充実させることができるプラグインです。インストールするとビジュアルモード画面にボタンが表示されます。ボタンをクリックするとColumns,Elements,Content,Posts,Actions,Wrappersから選択し記事を編集することができます。
- できることは、レイアウトや見た目をHTMLやCSSの知識がなくてもショートコードで充実させることができる。
- 名称は「Shortcodes by Angie Makes」
- WordPress・ディレクトリのページ
- ライセンスは無償
- 必須WordPressバージョンは3.7
- 検証済みバージョンは4.7.7
- 管理画面の言語は英語
- アクティブインストールは40,000+
Shortcodes by Angie Makesの「Columns」に実装されているショートコード
- Columns(カラム・列)
- Elements(要素)
- Content(コンテンツ)
- Posts(投稿)Posts(投稿)
- Actions(アクション)
- Wrappers(ラッパー)
※「Shortcodes by Angie Makes」のショートコードのデモサイトです。
Shortcodes by Angie Makesの「Columns」
「Columns」はスタイルシートを使わずにコンテンツレイアウトを分割することができます。分割できるサイズは下記のようになっています。
- 1/2 + 1/2
- 1/3 + 1/3 + 1/3
- 1/3 + 2/3
- 2/3 + 1/3
- 1/4 + 1/4 + 1/4 +1/4
- 1/4 + 1/2 + 1/4
- 1/2 + 1/4 + 1/4
- 1/4 + 1/4 + 1/2
- 1/4 + 3/4
- 3/4 + 1/4
Colum の使用例
1/2分割でレイアウトすることができます。
[wc_row][wc_column size="one-half" position="first"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/2 +1/2 左・上[/wc_box] [/wc_column][wc_column size="one-half" position="last"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/2 +1/2 右・下[/wc_box] [/wc_column][/wc_row]モバイル端末では左側が上に、右側が下にレイアウトされます。
■ 1/3 + 1/3 + 1/3 「Columns」ショートコード
3分割レイアウトです。
[wc_row][wc_column size="one-third" position="first"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box] [/wc_column][wc_column size="one-third"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box] [/wc_column][wc_column size="one-third" position="last"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3 + 1/3 + 1/3[/wc_box] [/wc_column][/wc_row]■ 1/3 + 2/3 「Columns」ショートコード
[wc_row][wc_column size="one-third" position="first"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]1/3[/wc_box] [/wc_column][wc_column size="two-third" position="last"] [wc_box color="secondary" text_align="left" margin_top="" margin_bottom="" class=""]2/3[/wc_box] [/wc_column][/wc_row]Shortcodes by Angie Makesのインストールや更新時エラーの対処
Shortcodes by Angie Makesをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加 → 検索 → 「Shortcodes by Angie Makes」で検索 → インストール → 有効
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
エラー:メンテナンスモードが消えない
更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。対処としては次の2つが代表的なものになっています。
対処1「.maintenance」を削除
更新中は「.maintenance」というファイルが作成されメンテナンスモードに入ります。更新が成功しているのに解除されない場合はこのファイルを削除してやれば解除されサイトが表示されるようになります。 まず、FTPソフトを使ってWordPressをインストールしたフォルダにアクセスします。次に、「.maintenance」というファイルが作成されているはずなのでこのファイルを削除します。これで作業は終了しメンテナンスモードが解除されました。
- FTPソフトでWordPressインストールフォルダにアクセス
- ルート直下の「.maintenance」を削除する
- 管理画面からは操作できない
対処2プラグインを削除
「.maintenance」ファイルがないのにサイトが表示されない場合はプラグインを削除してみることです。但し、複雑な設定をしていて影響をしているのか確信が持てない時や複数のプラグインを更新中にエラーが発生して、どれかわからない場合はいきなり削除するのではなくフォルダ名を変更するとよいでしょう。
WordPressインストールフォルダに格納されています。例えば、「WP-Maltibyte Patch」ならば「/wp-content/plugins/wp-multibyte-patch/」となっています。この「/wp-multibyte-patch/」を「/wp-multibyte-patch-back/」とかに変更して状況が改善されるかを確認し、不要と確定した場合に削除するとよいでしょう。
- FTPソフトでWordPressフォルダにアクセス
- プラグインフォルダ名を変更してみる
- エラーの原因プラグインが確定したら削除する
- 管理画面からは操作できない
プラグインとは
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインは、WordPressの機能を拡張するためのツールです。 WordPress のコアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。 WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)[blogcard url="https://wpdocs.osdn.jp/Main_Page"]
プラグインのメリットとデメリット
プラグインを使うメリットは以下のものでしょうか。
- 必要な機能を簡単に導入することができる
- 管理画面だけで柔軟に対応できる
- 難易度の高いコーディングをしなくてすむ
- WordPressのアップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる
導入には次のようなデメリットもあります。
- 数が多くなると、サイトが重くなる
- 数が多くなると、管理しきれなくなる
- 他のプラグインと競合したり、バグがあったりするものもある
- サポートが途中で終わるものもある