ビジネスサイトにおすすめなWordPressテーマを比較
ビジネスサイト目的のテーマ
ビジネスを目的としてサイトの立ち上げを検討する場合に重要なことは、ビジネスの目的は何か?を明確にすることです。ビジネス用途の場合、お問い合わせや資料請求、新規顧客開拓や既存顧客に対するフォローアップなどが考えられます。独自ドメインの取得も年間数百円~、レンタルサーバーも月額数百円~と格安の時代です。ぜひ、自社でビジネスサイトを運用する環境を整え、新規顧客を開拓していきましょう!
WordPressテーマを選ぶ際、ビジネスサイトの場合は自社のイメージと近いデザインを選びましょう。特に担当者が初心者の場合、高度なカスタマイズは難しいのでデフォルトのデザインで作っていくことになるためです。他にも、国内で開発されているか、マニュアルの有無・サポートが十分か、価格は予算内か、アップデートの頻度が高いか、SEOに十分対応対応しているかも確認しましょう。
THE THOR(ザ・トール)
ザ・トールは、スマートエディターで記事作成、53種類の見出し・498種類のアイコンなど、記事を読みやすく華やかに彩る記事パーツをワンクリックで設置できます。記事パーツのデザイン変更も自由自在。
ザ・トールは、圧倒的に美しくおしゃれなテーマです。ランキングサイト・口コミサイトやおしゃれで美しいデザイナーズサイトが簡単に作れます。アクセスUP、収益UPを強力に後押しする「集客・収益化支援システム」が搭載されていて、コーポレートサイトやビジネス用メディアブログ、ブロガー・アフィリエイターなどの利用に適しています。
Emanon(エマノン)
企業サイトやビジネスサイト、オウンドメディアに必要なWeb集客機能と自由度の高いレイアウト機能を搭載しています。見込み客を増やすためにメルマガ登録や資料請求、セミナーに誘導する仕組みがあるWebサイトをWordPressで作りたい企業におすすめです。
- 特徴
見込み客を増やすためにメルマガ登録や資料請求、セミナーに誘導する仕組みがあるWebサイトをWordPressで作りたい - 用途
企業サイトやビジネスサイト、オウンドメディアに必要な機能が盛り込まれている
| Emanon Premium | 本格的な企業サイト・オウンドメディア用 |
| Emanon Business | Emanon Proにフロントページ設定が追加された子テーマです。 |
| Emanon Pro | Web集客機能を搭載したオウンドメディア用のテーマです。6種類のファーストビューと5種類のCTA設定、資料請求用ページ、LP機能でコンテンツマーケティングを支援 |
| Emanon Free | Emanon Proの機能を制限した無料のWordPressテーマです。アフィリエイトブログを始めたい方や初心者におすすめ |
LIQUID PRESS(リキッドプレス)
WordPress公式有料サポートテーマに登録されているテーマです。 公式レビューやテーマチェックをクリア済のため、安心して利用できます。レスポンシブWebデザインにプラス、ユーザーがPC/スマホ表示を切り替えできる、 アクセシビリティと一貫性を確保することができるオリジナル機能を持っています。また、ウィジェット等の直感的な編集で、初心者でも簡単にカスタマイズ可能。LIQUID PRESS は、手軽に使える「買い切り」プランと、安心継続サポートの「サブスクリプション」プランが提供されています。
- 特徴
WordPress公式有料サポートテーマ
HTML5バリデーションチェックをクリア
・Webアクセシビリティの向上
・CSR(社会的責任)の強化
・SEO(検索エンジン最適化)
・メンテナンス性・柔軟性の向上
・HTMLファイルの軽量化による読込時間の短縮化 - 用途
WordPress公式有料サポートテーマ
HTML5バリデーションチェックをクリア
・Webアクセシビリティの向上
・CSR(社会的責任)の強化
・SEO(検索エンジン最適化)
・メンテナンス性・柔軟性の向上
・HTMLファイルの軽量化による読込時間の短縮化
ビジネスサイトにおすすめのWordPressテーマ
ビジネスサイトにおすすめのWordPressテーマは、以下の点を考慮して選ぶと良いでしょう。
- デザイン性: プロフェッショナルで信頼感のあるデザインであること。ターゲット層に合わせた雰囲気を選ぶことも重要です。
- 機能性: 必要な機能(お問い合わせフォーム、ポートフォリオ、EC機能など)が充実しているか、あるいはプラグインで拡張しやすいか。
- カスタマイズ性: コーディング知識がなくても、色やレイアウトなどを自由に調整できるか。
- レスポンシブデザイン: スマートフォンやタブレットなど、様々なデバイスで閲覧しやすいか。
- SEO対策: 検索エンジンにインデックスされやすい構造になっているか。
- 表示速度: サイトの読み込み速度が速いか。
- サポート: テーマ提供元のサポートが充実しているか。
- 価格: 無料テーマか有料テーマか。有料テーマは機能が充実していることが多いですが、予算も考慮する必要があります。
これらの点を踏まえて、特におすすめできるWordPressテーマをいくつかご紹介します。
有料テーマ
有料テーマは、無料テーマに比べてデザインや機能が豊富で、サポートも手厚い傾向にあります。
- Lightning Pro (ライトニング プロ)
- 特徴: 国産テーマで、日本のビジネス環境に合わせた機能が充実しています。ブロックエディタ対応で、直感的な操作でサイト構築が可能です。SEOにも強く、表示速度も高速です。無料版のLightningも非常に人気があります。
- こんな方におすすめ: 日本語でのサポートを重視する方、初心者でも使いやすいテーマを求める方。
- SWELL (スウェル)
- 特徴: ブロックエディタに特化した国産テーマで、記事作成・サイト構築が非常にスムーズに行えます。デザインも洗練されており、表示速度も高速です。SEOにも配慮されています。
- こんな方におすすめ: ブログとビジネスサイトの両方を構築したい方、とにかく使いやすさとデザイン性を求める方。
- THE THOR (ザ・トール)
- 特徴: 高機能・高性能を謳う国産テーマで、デザインのカスタマイズ性が非常に高いです。アフィリエイト機能やAMP対応など、SEOに強い機能が多数搭載されています。
- こんな方におすすめ: SEOを徹底的に重視したい方、細部にまでこだわったデザインを実現したい方。
- Cocoon (コクーン)
- 特徴: 無料テーマですが、有料テーマに匹敵するほどの高機能とカスタマイズ性を持っています。SEO対策も万全で、表示速度も高速です。ユーザーコミュニティも活発で、困ったときに情報が得やすいです。
- こんな方におすすめ: 無料で高品質なテーマを使いたい方、SEO対策を重視する方。
- Affinger6 (アフィンガー6)
- 特徴: アフィリエイトサイト構築に特化したテーマですが、ビジネスサイトとしても十分に活用できます。SEOに強く、収益化に役立つ機能が豊富です。カスタマイズの自由度も高いです。
- こんな方におすすめ: アフィリエイトも視野に入れている方、収益化を重視するビジネスサイトを構築したい方。
- DIVI (ディヴィ)
- 特徴: 世界的に人気のある多機能テーマで、視覚的にページを構築できる「Divi Builder」が特徴です。豊富なテンプレートとデザインオプションがあり、あらゆるタイプのビジネスサイトに対応できます。
- こんな方におすすめ: デザインの自由度を最大限に求める方、海外のトレンドを取り入れたい方。
無料テーマ
予算を抑えたい場合や、まずはWordPressに慣れたい場合におすすめです。
- Lightning (ライトニング)
- 特徴: 上記のLightning Proの無料版です。基本的な機能は揃っており、ビジネスサイトとしても十分利用可能です。日本の企業が開発しているので、安心して利用できます。
- こんな方におすすめ: まずは無料でビジネスサイトを始めてみたい方、日本のサポートを重視する方。
- Astra (アストラ)
- 特徴: 軽量で高速なテーマとして知られ、多数のスターターテンプレートが用意されています。ページビルダーとの連携がスムーズで、カスタマイズ性も高いです。
- こんな方におすすめ: 高速表示を重視する方、ページビルダーを使ってサイト構築したい方。
- GeneratePress (ジェネレートプレス)
- 特徴: Astraと同様に軽量で高速なテーマです。こちらもページビルダーとの相性が良く、開発者向けのフックも豊富なので、より詳細なカスタマイズが可能です。
- こんな方におすすめ: 高速表示を重視する方、開発スキルがある程度ある方。
選ぶ際のポイント
- デモサイトを確認する: 気になるテーマがあれば、必ずデモサイトを閲覧して、デザインや操作感を確かめましょう。
- レビューや評判を調べる: 他のユーザーのレビューや評判を参考にすることで、使い勝手やサポートの質などを把握できます。
- 将来的な拡張性を考慮する: 将来的にサイトに機能を追加する可能性がある場合、プラグインとの互換性やカスタマイズのしやすさも重要です。
ご自身のビジネスの目的や予算、スキルレベルに合わせて最適なテーマを選んでみてください。
公式テーマや無料テーマのデメリット

WordPressの公式テーマや無料テーマには、いくつかのデメリットがあります。主な点をまとめると以下のようになります。
無料テーマ(公式ディレクトリ含む)の主なデメリット
- 機能性やカスタマイズ性の制限
- 有料テーマに比べて、提供される機能やデザインオプションが限られていることが多く、理想とするウェブサイトを構築するために追加の作業やコーディング知識が必要になる場合があります。
- デザインのユニークさに欠ける:多くの人が利用するため、他のサイトとデザインが似通ってしまう可能性があります。
- サポート体制の不足
- 公式なサポートデスクがない:問題が発生した場合、テーマ開発者からの直接的なサポートは期待できません。公式フォーラムやコミュニティなどの情報に頼る必要があります。
- アップデートの頻度と保証
- アップデートが不定期または停止するリスク:開発者のモチベーションやリソースに依存するため、テーマの更新が途絶えがちになることがあります。
- セキュリティリスク:アップデートがされないテーマは、WordPress本体やプラグインの新しいバージョンとの互換性問題や、セキュリティの脆弱性が放置されるリスクがあります。
- 全体の完成度や細かい設定の自由度
- デザインの細かい部分(例:コメント欄、SNSボタンのオン・オフなど)を自由に設定できないなど、痒いところに手が届かないことがあります。
- 著作権表示や広告
- テーマによっては、フッターなどに開発者や提供サービスの著作権表示(クレジット)が消せない、または削除が有料となっている場合があります。
公式テーマ(無料で提供されているもの)に関する追加の留意点
公式テーマはWordPressの基準を満たしており、一定の品質やセキュリティは保たれていますが、無料テーマ全般のデメリットに加え、以下の点も考慮されることがあります。
- デザインがシンプルで汎用性が高い:多くの公式テーマは、ユーザーが自由にカスタマイズできることを前提に、あえてシンプルな設計になっています。そのため、そのままではデザイン面で物足りなさを感じる場合があります。
- 海外製が多く日本語情報が少ない:公式ディレクトリには海外製のテーマも多く、日本語に対応していない、または利用情報が少ない場合があります。
まとめ
特に企業サイトや収益化を目指すサイトなど、高い機能性、デザイン性、セキュリティ、手厚いサポートが必要な場合は、有料テーマの検討も視野に入れることが推奨されます。
一方、個人的なブログや小規模なサイトであれば、公式テーマや信頼できる無料テーマでも十分に運用可能です。ただし、その場合、カスタマイズやトラブル解決に必要な知識は自分で調達する必要があります。
WordPressの公式テーマ(無料)と有料テーマを比較すると、主に費用、機能・カスタマイズ性、サポート、デザインなどの点で違いがあります。
以下に主な比較ポイントをまとめます。
| あなたの状況 | 推奨されるテーマ |
| 予算をかけたくない、個人ブログ、シンプルなサイトで十分、自分でカスタマイズできる知識がある | 公式テーマ(無料) |
| ビジネスサイトや本格的なサイトを構築したい、デザインの独自性を出したい、豊富な機能やカスタマイズ性が欲しい、初心者でサポートが必要、時間と労力を節約したい | 有料テーマ |
最終的には、あなたのサイトの目的、予算、求める機能、そしてウェブサイト構築のスキルレベルに応じて、最適なテーマを選択することが重要です。有料テーマを選ぶ場合は、評判やサポート体制、アップデートの頻度をしっかり確認することをお勧めします。
おすすめ有料テーマ
| テーマ名 | 主な特徴・強み | 適したサイト |
| ザ・トール (THE THOR) | 国内最高クラスのSEO最適化と高速表示 プロ仕様の美しいデザインを簡単に実現(着せ替え機能あり) アフィリエイトに役立つランキング作成機能やCTAが充実<記事装飾機能が豊富で、読みやすいコンテンツ作成を支援 | アフィリエイトブログ、本格的なメディアサイト、集客を重視するビジネスサイト |
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補足情報
- ザ・トール: SEOと収益化を最重視する設計で、アフィリエイターやブロガーに人気が高いテーマです。
- エマノン: 特にBtoBやサービス業など、Webからの顧客獲得(リードジェネレーション)を重視するビジネスサイト構築に適しています。
- ストークSE: モバイルでの見やすさに徹底的にこだわり、余計な装飾を排したデザインが特徴です。商品の魅力を際立たせたいサイトにも向いています。
- リキッドプレス: 豊富なラインナップの中から目的特化型のテーマを選べるのが大きなメリットです。例えば、ニュースサイトならLIQUID MAGAZINE、企業サイトならLIQUID CORPORATEなどがあります。




