Export All URLsはページタイトルをダウンロードできるプラグイン

Export All URLsとは

WordPressプラグイン「Export All URLs」は、その名の通り、WordPressサイト内のすべてのURLを抽出・エクスポートするための非常に便利なツールです。

主な機能と特徴は以下の通りです。

1. URLの一括抽出とエクスポート:

  • WordPressサイト内の投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプなど、あらゆる種類のURLを抽出できます。
  • 抽出したデータは、画面に直接表示するほか、CSVファイルとしてダウンロードすることが可能です。CSV形式なので、ExcelやGoogleスプレッドシートなどで簡単に編集・管理できます。

2. 抽出項目の選択:

  • 単純なURLだけでなく、以下の項目も同時に抽出できます。
    • 投稿ID
    • タイトル
    • カテゴリー
    • タグ
    • 著者
    • 公開日
    • 更新日

3. 柔軟なフィルタリングオプション:

  • 投稿タイプで絞り込み: 投稿、固定ページ、特定のカスタム投稿タイプなど、抽出したい投稿タイプを指定できます。
  • 投稿ステータスで絞り込み: 公開済み、下書き、非公開、ゴミ箱など、特定のステータスを持つ記事のみを抽出できます。
  • 日付範囲で絞り込み: 特定の期間に公開・更新された記事に限定して抽出できます。
  • 著者で絞り込み: 特定の著者が作成した記事のみを抽出できます。
  • 投稿範囲の指定: タイムアウトやメモリ不足のエラーを回避するために、エクスポートする投稿の範囲を指定できます。
  • ドメインURLの除外: 移行後の比較などに役立つ、ドメインURLを除外するオプションもあります。

4. 用途:

  • SEO分析: サイト構造の把握、コンテンツの整理、SEOパフォーマンスの改善に役立ちます。
  • サイト移行: サイト移行時に、既存のURL構造を保持したり、リダイレクトマップを作成したりする際に非常に役立ちます。
  • サイトの棚卸し・管理: 記事リストの作成、コンテンツの重複チェックなど、サイトコンテンツの管理に便利です。
  • セキュリティ監査: すべてのURLをエクスポートしてSEOチームと共有することで、セキュリティ監査に活用できます。
  • 301リダイレクト設定: htaccessファイルを使用して301リダイレクトを処理する際に、URLリストとして活用できます。

5. 使いやすさ:

  • WordPressの管理画面の「ツール」メニューから簡単にアクセスできます。
  • 直感的なインターフェースで、必要な項目を選択し、「Export Now」ボタンを押すだけで簡単に実行できます。

注意点:

  • 一部の情報源では、過去にマルウェアに関する報告があったとされているレビューも存在しますが、WordPress.orgの公式リポジトリにホストされているプラグインは、通常、WordPressプラグインチームによってレビューされており、マルウェアが含まれていないことが確認されています。最新のバージョンを使用し、信頼できるソースからダウンロードすることをおすすめします。
  • 大規模なサイトの場合、エクスポートに時間がかかったり、メモリリソースを消費したりする可能性があります。

「Export All URLs」は、WordPressサイトのURL管理やコンテンツ整理を効率化するための非常に有用な無料プラグインと言えるでしょう。

Export All URLsの使い方

WordPressプラグイン「Export All URLs」は、サイト内のすべてのURL(投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプ、カテゴリ、タグなど)をCSVファイルとしてエクスポートできる非常に便利なツールです。

以下に基本的な使い方を説明します。

1. プラグインのインストールと有効化

  1. WordPressの管理画面にログインします。
  2. 左側のメニューから「プラグイン」>「新規追加」をクリックします。
  3. 検索ボックスに「Export All URLs」と入力し、検索します。
  4. 「Export All URLs」が表示されたら、「今すぐインストール」をクリックします。
  5. インストールが完了したら、「有効化」をクリックします。

2. URLのエクスポート

  1. プラグインを有効化したら、左側のメニューから「ツール」>「Export All URLs」をクリックします。
  2. エクスポート設定画面が表示されます。ここで、エクスポートしたいURLの種類を選択できます。
    • Post Types (投稿タイプ):
      • Posts (投稿)
      • Pages (固定ページ)
      • (カスタム投稿タイプがあれば、それらも表示されます)
    • Taxonomies (タクソノミー):
      • Categories (カテゴリ)
      • Tags (タグ)
      • (カスタムタクソノミーがあれば、それらも表示されます)
    • Select URL to Export (エクスポートするURLを選択):
      • チェックボックスで、エクスポートしたい項目(投稿、固定ページ、カテゴリなど)を選択します。
    • Select fields to export (エクスポートするフィールドを選択):
      • 通常は「URL」が選択されていますが、必要に応じて他の情報(タイトルなど)も選択できます。
    • Sort by (ソート順):
      • エクスポートされるURLのソート順を選択できます。
  3. 必要な項目にチェックを入れたら、青い「Export Now」ボタンをクリックします。
  4. CSVファイルがダウンロードされます。

3. ダウンロードされたCSVファイル

ダウンロードされたCSVファイルを開くと、選択した種類のURLが一覧で表示されます。このファイルは、サイトの構造把握、SEOツールの利用、サイトマップの作成などに活用できます。

ポイント:

  • エクスポートしたい情報に合わせて、チェックボックスを適切に設定してください。
  • 非常にシンプルで直感的に操作できるプラグインです。
  • サイトの規模が大きい場合、エクスポートに時間がかかることがあります。

これで、「Export All URLs」プラグインの基本的な使い方はマスターできたはずです。ぜひあなたのWordPressサイトで活用してみてください。

Export All URLsの使い方

WordPressサイト内のすべてのURLをエクスポートするのに非常に便利ですが、いくつか留意すべき点があります。

以下に主な注意点を挙げます。

1. エクスポートされるURLの種類:

  • 公開されているURLのみが対象: 基本的に、公開されている投稿、固定ページ、カスタム投稿タイプ、カテゴリ、タグなどのURLがエクスポートされます。下書きや非公開のコンテンツのURLは含まれないことが多いです。
  • 添付ファイルのURL: 設定によっては、添付ファイルの直接的なURLもエクスポートされる場合があります。
  • サイトマップとの比較: サイトマップ(XMLサイトマップなど)に記載されているURLと完全に一致するとは限りません。サイトマップにはインデックスさせたくないURLが含まれていない場合がありますし、逆にこのプラグインではサイトマップにないURLも取得する可能性があります。

2. 大規模サイトでのパフォーマンス問題:

  • サイトのコンテンツ量が多い場合(数千〜数万以上のURLがある場合)、エクスポート処理に時間がかかったり、サーバーのリソースを大量に消費したりする可能性があります。
  • 場合によっては、タイムアウトエラーが発生したり、サーバーに負荷がかかりすぎてサイトの表示が遅くなったりすることもあります。
  • 共有ホスティング環境では特に注意が必要です。

3. エクスポート形式とデータ内容:

  • 通常、CSV形式でエクスポートされます。Excelなどで開いて確認できます。
  • エクスポートされるデータには、URLの他にタイトルや投稿タイプなどの情報が含まれることが多いです。どのような情報がエクスポートされるかは、プラグインのバージョンや設定によって異なる場合があります。

4. セキュリティとプライバシー:

  • 公開されているURLのみをエクスポートする機能なので、通常はセキュリティ上の大きな問題はありません。
  • ただし、もしサイト内に外部に知られたくないURL(例えば、テストページや一時的に公開した管理用ページなど)がある場合、それらもエクスポートされる可能性があるため、エクスポートされたCSVファイルは適切に管理してください。

5. プラグインの更新とサポート:

  • WordPressプラグイン全般に言えることですが、開発が停止していたり、長期間更新されていないプラグインは、WordPress本体や他のプラグインとの互換性の問題、セキュリティ脆弱性のリスクがあります。
  • 「Export All URLs」プラグインを使用する際は、最終更新日やサポート状況を確認し、可能であれば定期的に更新されているものを選びましょう。

6. 他のプラグインとの競合:

  • 稀に、他のSEO関連プラグインやキャッシュプラグインなどと競合して、正しく動作しない場合があります。問題が発生した場合は、一時的に他のプラグインを無効にして、競合がないか確認することも検討してください。

7. 定期的なバックアップ:

  • どのようなプラグインを導入・利用する際も、万が一の事態に備えて、事前にWordPressサイトのバックアップを取っておくことを強くお勧めします。

これらの注意点を踏まえ、ご自身のサイトの状況に合わせて「Export All URLs」プラグインを適切にご利用ください。

プラグインが最小でも魅力的なウェブサイトが作成できる

WordPressの有料テーマは、プラグインに関して有利になる点がいくつかあります。

主に、多機能性開発者による配慮により、プラグインの数を減らしたり、特定の機能での競合や相性を気にしなくて済むという利点があります。

有料テーマがプラグインで有利な点

1. 独自機能の搭載によるプラグイン削減

多くの有料テーマは、以下のようなブログ運営やサイト制作に必要な機能をテーマ自体に標準搭載しています。

  • SEO対策機能(構造化データ対応、メタタグ設定など)
  • 高速化機能(キャッシュ機能、CSS/JS最適化など)
  • 装飾機能(ボックス、ボタン、アコーディオンなどの独自ブロックやショートコード)
  • 広告管理機能
  • SNS連携機能

これらの機能がテーマに含まれているため、個別のプラグインをインストールする必要がなくなります。結果として、サイトの表示速度向上管理の簡素化につながります。

2. 独自プラグインとの連携・互換性の保証

一部の有料テーマは、テーマ専用の公式プラグインを提供している場合があります。これは、テーマの機能をさらに拡張しつつ、テーマとの互換性が保証されているため、機能の競合や不具合のリスクを最小限に抑えられます。

3. プラグインとの競合が起こりにくい設計

有料テーマは、一般的に主要な人気プラグイン(例:SEOプラグイン、セキュリティプラグイン、フォームプラグインなど)との互換性を考慮して設計・開発されています。そのため、無料テーマと比較して、テーマ側の機能とプラグイン側の機能が干渉し合って不具合が発生するリスクが低い傾向にあります。

4. サポート体制の充実

有料テーマの多くは購入者向けのサポート(フォーラムやメールサポートなど)が充実しています。プラグインを導入した際に不具合が発生した場合でも、開発元に相談できるため、問題解決がスムーズに進むことが多いです。

注意点もあります

  • 機能の重複: テーマに標準搭載されている機能と同等の機能を持つプラグインをインストールすると、機能が競合してサイトが不安定になったり、表示が崩れたりする可能性があります。有料テーマを使用する際は、テーマの標準機能とプラグインの機能が重複しないか確認が必要です。
  • テーマ依存の機能: テーマに含まれる機能は、テーマを切り替えると使えなくなることがあります。特に独自ブロックやショートコードで作成した部分は、テーマ変更時にレイアウトが崩れやすいので注意が必要です。
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