PS Disable Auto Formattingとは?自動整形を停止する設定と代替プラグインを解説

WordPressの自動成型(pタグ・brタグの自動挿入)を停止するプラグイン「PS Disable Auto Formatting」について解説します。HTMLタグの意図しない削除や表示崩れを防ぐメリットのほか、現在は公式での公開が停止されているため、TinyMCE AdvancedやDisable Automatic Pなどの代替プラグインについても紹介しています。

PS Disable Auto Formattingの概要

Danger

このプラグインは 2022 年 10 月 27 日をもって閉鎖されており、ダウンロードすることはできません。理由:ガイドライン違反。

WordPressには、投稿や固定ページの内容を自動的に整形する機能が標準で備わっています。例えば、改行を<p>タグや<br>タグに変換したり、特定の記号をHTMLエンティティに変換したりします。

しかし、この自動整形機能が、以下のような場合に問題となることがあります。

  • HTMLタグの意図しない除去や変更: 手動で挿入したHTMLタグが、エディタの切り替え時などに自動的に削除されたり、意図しないタグに変換されたりすることがあります。
  • コードの表示の崩れ: プログラムコードなどを投稿する際に、自動整形によって改行やインデントが崩れてしまい、正しく表示されないことがあります。
  • ビジュアルエディタとテキストエディタの切り替え時の表示崩れ: 特に、ビジュアルエディタとテキストエディタを頻繁に切り替えて作業する際に、表示が崩れる原因となることがあります。

「PS Disable Auto Formatting」は、このような問題を解決するために、WordPressの自動整形機能(特に<p>タグや<br>タグの自動挿入)を停止する役割を果たします。

主な機能:

  • HTMLタグの自動除去の停止: エディタの切り替え時に、自分で記述したHTMLタグが勝手に削除されたり変更されたりするのを防ぎます。
  • 改行コードの自動変換の停止: 改行が意図しない<p>タグや<br>タグに変換されるのを防ぎ、より細かくHTMLを制御できるようになります。
  • ビジュアルエディタとテキストエディタ間の表示の一貫性: エディタを切り替えても、入力した内容が意図通りに保持されるようになります。

注意点:

このプラグインは、以前のWordPressバージョンでは非常に役立つものでしたが、近年(WordPress 4.3以降など)のWordPressのアップデートにより、一部のバージョンでビジュアルエディタとテキストエディタの切り替えができなくなるなどの互換性の問題が報告されています。

もし自動整形に困っている場合は、このプラグインを検討する前に、現在のWordPressのバージョンとの互換性や、他の同様の機能を持つプラグイン(例えば、functions.phpにコードを追加して自動整形を無効化する方法など)も合わせて調べてみることをお勧めします。

代替えプラグイン

WordPressの投稿エディタでの自動整形(タグの自動挿入など)を無効にするためのものです。

代替プラグインの候補

「PS Disable Auto Formatting」は古くからあるプラグインで、現在のWordPress環境では機能しなかったり、他の問題を引き起こしたりする場合があります。代替となる主な選択肢は以下の通りです。

1. TinyMCE Advanced

  • 機能: エディタを拡張するプラグインで、詳細な設定変更が可能です。
  • 代替機能として注目する点: プラグインの設定内で、HTML自動修正機能(タグの自動挿入など)を無効にするオプションが用意されている場合があります。

2. Disable Automatic P

  • 機能: WordPressの投稿内容の自動整形機能(主に改行文字をタグに変換する機能)をシンプルに無効化することに特化したプラグインです。
  • 代替機能として注目する点: 目的が「PS Disable Auto Formatting」と非常に近く、自動整形をシンプルに停止したい場合に適しています。

3. Raw HTML

  • 機能: 特定のHTMLコードをWordPressの自動整形から保護し、そのまま表示させるためのショートコードを提供します。
  • 代替機能として注目する点: 投稿全体ではなく、特定の箇所だけ自動整形を避けたい場合に有効です。

⚠️ 注意点:コア機能での対応

現在のWordPressでは、旧来のクラシックエディタだけでなく、Gutenberg(ブロックエディタ)が主流です。

  • HTMLブロック: Gutenbergでは、「カスタムHTML」ブロックを使用することで、そのブロック内のHTMLは自動整形されずにそのまま出力されます。
  • 設定の見直し: 古いテーマやプラグインとの競合が原因の場合もあるため、代替プラグインの導入前に、WordPressの設定 > 投稿設定などの関連する設定項目で、自動整形に関する設定がないか再確認することも有効です。

どの代替プラグインが最適かは、現在使用されているWordPressのバージョンや、具体的にどの自動整形を無効にしたいかによって変わってきます。

AIがWordPressプラグインを変える

AI(人工知能)の進化は、WordPressプラグインの「作り方」から「使い方」まで、劇的な変化をもたらしています。2026年現在、この変化は単なる「便利機能の追加」を超え、Webサイトの運営体制そのものを変えるレベルに達しています。

1. サイト運営の「全自動化」が加速

これまでのプラグインは「道具(ツール)」でしたが、AIによって「アシスタント(代行者)」へと進化しています。

  • コンテンツの自動生成・最適化: OpenAIのAPIなどと連携し、キーワードを入力するだけで見出し構成、本文執筆、アイキャッチ画像の生成、SEOメタタグの設定までを数分で完了させるプラグインが主流となっています。
  • 多言語展開の標準化: DeepL等のAI翻訳を活用したプラグインにより、ボタン一つで自然な多言語サイトを作成できるようになりました。以前のような「手動での翻訳登録」は過去のものになりつつあります。
  • カスタマーサポートの自動化: サイトの内容を学習したAIチャットボットを導入するプラグインが増え、24時間365日の問い合わせ対応が可能になっています。

2. 開発スピードと「ノーコード」の進化

プラグイン自体の開発プロセスもAIによって大きく変わっています。

  • AIによるコード生成: ChatGPTやClaudeなどのAIを活用することで、プログラミング知識が乏しくても「特定の機能を持つカスタムプラグイン」を短時間で作成できるようになりました。
  • プラグインの統合(多機能化): 以前は「SEO用」「キャッシュ用」「画像圧縮用」とバラバラに導入していましたが、AIが状況を判断して一括管理する「AI搭載型オールインワンプラグイン」が登場し、導入するプラグインの数を減らす傾向にあります。

3. SEOとユーザー体験(UX)の質の変化

AIは検索エンジン対策や、訪問者の利便性にも影響を与えています。

  • AI検索(SGE)への最適化: GoogleなどのAI検索結果に引用されやすい構造化データを自動生成する機能が、最新のSEOプラグイン(Rank MathやAIOSEOなど)に標準搭載されています。
  • パーソナライズ機能: 訪問者の行動履歴をAIが分析し、その人に最適なおすすめ記事や商品をリアルタイムで表示するプラグインが増えています。

4. 2026年以降の重要なトレンド:MCPと標準化

現在、注目されているのはMCP(Model Context Protocol)などの共通規格の導入です。

これにより、異なるプラグイン同士がAIを介してシームレスに連携できるようになります。例えば、「在庫管理プラグイン」のデータを「SNS投稿プラグイン」が読み取り、在庫が少なくなったタイミングでAIが自動的に告知文を作成して投稿する、といった高度な連携が可能になります。

注意点:AI時代に求められる「人間」の役割

AIプラグインは非常に便利ですが、以下の点には注意が必要です。

  • ファクトチェック: AIが生成した情報の正確性は、最終的に人間が確認する必要があります。
  • サイトの重さ: 外部AIと通信するプラグインが増えると、サイトの表示速度に影響が出る場合があります。
  • セキュリティ: AI生成コードを使用する場合、脆弱性が含まれていないかのチェックが不可欠です。

AI適性とプラグインの不要度

「RE:DIVER」「GOLD BLOG」「GOLD MEDIA」はいずれも、WordPressテーマ界隈で「AI時代の高機能テーマ」として注目されている新世代のテーマです。これらは共通の開発哲学(プラグインを減らし、AIを統合する)を持ちつつも、ターゲットとする用途が異なります。

1. AI適性(AIとの親和性)

これら3つのテーマは、最新のアップデートによりテーマ独自のAIアシスタント機能を標準搭載または強力にサポートしている点が最大の特徴です。

テーマ名AI適性の特徴向いている用途
RE:DIVER記事作成・検索体験のAI化に強い。AIアシスタントによる本文生成・要約に加え、サイト内の検索精度をAIで高める思想がある。収益性の高いアフィリエイト、特化ブログ
GOLD BLOG執筆スピードの最大化。AIによるタイトル提案、構成案作成、導入文の自動生成など、ブロガーの「書く手間」を省く機能が統合されている。個人ブログ、日記、雑記ブログ
GOLD MEDIA大規模コンテンツのAI管理。大量の記事をAIで分類・要約したり、メディア全体のトーン&マナーをAIで整えるような、運営効率化に寄与する。ニュースサイト、企業メディア、大規模ポータル

[!TIP]

共通の強み

外部のChatGPTを開き直すことなく、WordPressの投稿画面(ブロックエディター)からシームレスにAIを呼び出せる設計になっています。

2. プラグインの不要度

これらのテーマは「オールインワン設計」を徹底しており、従来のWordPress運用で必須だった多くのプラグインが不要になります。

不要になる主なプラグイン

  • SEO系(All in One SEO等): 内部SEO、メタタグ出力、XMLサイトマップ生成機能を標準装備。
  • 高速化系(キャッシュ等): Gzip圧縮、ブラウザキャッシュ、画像遅延読み込みがテーマ側に組み込み済み。
  • 入力補助系(AddQuicktag等): 独自の装飾ブロックが豊富で、タグ管理プラグインが不要。
  • 目次系(Table of Contents Plus等): 標準で目次生成機能を搭載。

テーマごとの「不要度」の差

  • RE:DIVER:★★★★★(極限まで不要)絞り込み検索や並び替え機能など、通常は重いプラグインが必要なフロント機能まで内包しています。
  • GOLD BLOG / MEDIA:★★★★☆(ほぼ不要)一般的なブログ運営に必要な機能は網羅されています。ただし、非常に特殊なフォームや会員サイト化など、特定用途にはプラグインが必要です。

3. あなたはどれを選ぶべきか?

RE:DIVER がおすすめな人

  • 「成約」を重視するアフィリエイター
  • ユーザーに多くの商品から「選ばせる(絞り込み検索)」体験を提供したい
  • 最先端のAI検索・AIアシストを使い倒したい

GOLD BLOG がおすすめな人

  • 個人ブロガーで、とにかく記事を量産したい人
  • デザインに時間をかけず、AIに相談しながらサクサク書きたい
  • コストパフォーマンス(導入の安さ)を重視したい

GOLD MEDIA がおすすめな人

  • 法人メディアや、情報量の多いポータルサイトを作りたい人
  • 複数のライターが関わるような大規模なサイト運営をAIで効率化したい
  • 信頼感のある、重厚なメディアデザインを求めている

WordPress AI適性比較(レンタルサーバー )

WordPressでAI系プラグイン(AI Engine, AI Power, Rank Math SEOのAI機能など)を利用する場合、重要になるのは「PHPの実行速度」「サーバーの処理能力(メモリ・CPU)」「タイムアウト設定の自由度」です。

AIプラグインは外部API(OpenAI等)との通信や大量のテキスト処理を行うため、低スペックな環境や制限の厳しい環境ではエラーが発生しやすくなります。

WordPress AI利用適性比較表

順位サーバー名AI適性特徴とAI利用時のメリット注意点
1位ConoHa WING★★★★★圧倒的な高速処理。 高性能なCPU/メモリ、最新のNVMe SSDを採用。AIによる自動生成が速い。最小構成でも月額1,000円弱〜と、格安帯よりは高め。
2位ロリポップ★★★★☆ハイスピードプラン以上ならLiteSpeed採用で高速。AIプラグインも安定して動作する。ライト/エコノミープランは低速かつ制限が多くAIには不向き。
3位さくら★★★☆☆2022年の刷新でSSD化。安定性は高いが、PHPの細かな設定変更にやや知識が必要。WINGやロリポ上位に比べると、体感のレスポンスが一段落ちる。

各サーバーのAI利用における詳細分析

1. ConoHa WING(最もおすすめ)

AIプラグインは「サーバー内部のPHP処理」と「外部APIとの通信」を同時に行います。ConoHa WINGは国内最速クラスの応答速度を誇り、AIが生成した長い文章をデータベースへ書き込む際の遅延(レイテンシ)が非常に少ないため、ストレスなく利用できます。また、コントロールパネルが直感的で、PHPのメモリ上限変更なども容易です。

2. ロリポップ!(コスパと性能の両立)

必ず「ハイスピードプラン」以上を選んでください。このプランから採用されている「LiteSpeed」サーバーは、AIプラグインが多用するPHPの処理を高速化します。月額費用を抑えつつ、AIの恩恵をしっかり受けたい場合に最適なバランスです。

3. さくらのレンタルサーバ

老舗の安定感はありますが、AI利用においては設定面で注意が必要です。AIプラグインがタイムアウト(処理中断)する場合、PHPの設定(max_execution_timeなど)を自分で調整する必要がありますが、初心者が管理画面から行うには少しハードルが高い部分があります。

AIプラグインを快適に動かすための設定のコツ

どのサーバーを選ぶ場合でも、AI利用時には以下の設定を確認することをおすすめします。

  • PHPバージョン: 常に最新(8.1以上推奨)に設定してください。
  • memory_limit: AI処理はメモリを食います。可能であれば 256M または 512M に引き上げてください。
  • max_execution_time: AIの回答待ちで処理が止まらないよう、60120(秒)程度に設定しておくと安心です。

お客様がこれから新規で契約されるのであれば、ConoHa WING または ロリポップ(ハイスピードプラン) を選んでおけば、AIプラグインの動作で後悔することはまずありません。

AI時代のWordPress活用術|中小企業のための最新Webマーケティング戦略