Revision Control リビジョン数を管理するプラグイン

リビジョンの最大保存数を制限してデータ容量を減らすことができます。リビジョンは編集を保存してくれる機能で、保存された内容に復元できる便利なものですが、変更のたびに内容が保存されデータベースが膨らんでしまいます。最大保存数を制限しておきましょう。リビジョンは更新した内容を保存してくれる機能で、過去に保存された内容に復元できる便利なものですが、WordPressの初期設定では、記事を変更するたびに内容が保存されるようになっていて、データベースが膨らんでしまいます。
Revision Control
Revision Control
Revision Control を使って不要なリビジョンを削除しデータベースをかるくしておきましょう。
このプラグインは WordPress の最新3回のメジャーリリースに対してテストされていません。もうメンテナンスやサポートがされていないかもしれず、最新バージョンの WordPress で使用した場合は互換性の問題が発生する可能性があります。
WordPress.org | Revision Control |
バージョン | 2.3.2 |
最終更新 | 4年前 |
有効インストール | 70000+ |
WordPressバージョン | 4.0以上 |
検証済みバージョン | 4.9.18 |
使い方

リビジョンは記事の変更など履歴として保存してくれる機能です。操作を誤ったりしたときに復旧してくれるので大変ありがたいのですが、更新のたびに保存されるのでパフォーマンスの低下を招くことにつながります。そんなとき保存数を制限しておけばパフォーマンスの低下を防ぐことができます。リビジョンがデータベースに大量に保存されると表示スピードが遅くなったりすることがあります。投稿と固定ページのリビジョンの最大数を設定できます。10前後が適切でしょう、保存しない設定にすることもできます。
リビジョンとは
WordPress のリビジョンシステムは、各保存済み下書きまたは公開済み投稿の更新記録を保存します。リビジョンシステムではスライダーをドラッグするか、「前へ/次へ」のボタンをクリックして、各リビジョンでの変更箇所を参照できます。各リビジョンで追加・保持・削除された内容といった変更箇所が表示されます。追加や削除された行はハイライトされ、各文字レベルの変更はさらにハイライトされます。「このリビジョンを復元」ボタンを押すことで、そのリビジョンを復元できます。
インストール
プラグインをインストールするには、ダッシュボード → プラグイン → 新規追加と進みます。

検索 → プラグイン名で検索 → インストール → 有効化すれば利用できるようになります。
エラーの対処
プラグインはインストール時や更新時にエラーを起こしてしまうことがあります。エラーによってはサイトが表示できなくなるだけではなく、WordPressにログインできなくなったりWEBサイトを利用できなくなったりすることもあります。
プラグインの更新中は自動的にメンテナンスモードになりサイトにアクセスできなくなります。更新が終了すれば自動的にメンテナンスモードが解除されアクセスできるようになっています。更新中に何らかの原因で失敗してしまうとメンテナンスモードが解除されずアクセスできないといった状態になるわけです。
プラグインの注意点
プラグインの多用は表示速度やメンテナンス性などに影響を与えるので必要なものに留める方が良いようです。また、インストールするサーバ環境や干渉、テーマとのマッチングの問題も発生します。
プラグインとは機能を拡張するためのツールです。コアは、柔軟性を保つため、不必要なコードでふくれあがってしまわないように設計されています。ユーザーそれぞれが特定のニーズに合ったものを利用して、カスタム機能を取り入れられるように作られています。
WordPress Codex日本語版(公式オンラインマニュアル)
プラグインのメリット・デメリット
メリット | デメリット |
---|---|
必要な機能を簡単に導入することができる | 数が多くなると、サイトが重くなる |
管理画面だけで柔軟に対応できる | 数が多くなると、管理しきれなくなる |
難易度の高いコーディングをしなくてすむ | 他と競合したり、バグがあったりするものもある |
アップデートに伴い、アップデートがかかり、対応してくれる | サポートが途中で終わるものもある |
まとめ
Revision Control はリビジョンの最大保存数を制限してデータ容量を減らすことができます。リビジョンは更新した内容を保存してくれる機能で、過去に保存された内容に復元できる便利なものですが、WordPressの初期設定では、記事を変更するたびに内容が保存されるようになっていて、データベースが膨らんでしまいます。データベースの肥大化などで表示スピードの低速化が生じると好ましくないことになります。